サントリーサンバーズ大阪でプレーする髙橋塁選手。
弟が日本代表の髙橋藍選手ということでも知られていますが、2026年9月29日には自身がゲイであり、セクシュアルマイノリティの一人であることを公表しました。
今回は、髙橋塁選手の父親・母親や弟、妹など家族構成、経歴・学歴、公表に至った経緯についてまとめます。
髙橋塁の父親・母親や弟の髙橋藍など家族構成
髙橋塁選手は、父親・母親・塁選手・弟の髙橋藍選手・妹の莉々さんという家族の中で育ちました。
- 父親:高校時代に野球でエース・4番を務めた
- 母親:小百合さん
- 長男:髙橋塁さん
- 次男:髙橋藍さん
- 長女:莉々さん
今では兄弟そろってバレーボール界で知られる存在ですが、家族をたどってみると、幼い頃からスポーツが身近にある家庭だったことがわかります。
父親は野球で巨人のスカウトも注目した選手
髙橋塁選手の父親は、かなりの野球好きとして知られています。
高校時代には投手としてエースを務めながら4番も打ち、巨人のスカウトが見に来るほどの選手だったと伝えられています。
その野球への思いは、息子たちの名前にも表れています。
長男の「塁」は一塁や二塁など野球の「塁」、次男の「藍(らん)」は「ホームラン」のランから名付けられたそうです。
一方で「塁」という字には大きな砦という意味もあり、「強くたくましい子に育ってほしい」という願いも込められていました。
父親としては野球をやってほしいという気持ちもあったのかもしれませんが、兄弟が夢中になったのはバレーボールでした。
それでもスポーツに打ち込む息子たちを見守り続け、結果的に塁選手と藍選手はともにトップレベルのバレーボール選手へ成長しています。
母親は小百合さん
母親は小百合さんです。
小百合さん自身も高校時代までソフトテニスに打ち込み、近畿大会に出場した経験を持っています。
さらに小百合さんの父親はアメリカ人で、小百合さんは日本とアメリカにルーツを持っています。
そのため、塁選手や藍選手について「ハーフなの?」と注目されることがありますが、母親がハーフであるため、兄弟はクォーターにあたります。
母・小百合さんは仕事をしながら3人の子どもを育ててきました。
塁選手と藍選手は年齢が近く、さらに妹もいるため、子育て真っ最中の頃はかなり忙しい毎日だったようです。
小百合さんはインタビューで、幼い頃の塁選手について、繊細で音に敏感な子どもだったことも振り返っています。
現在のコート上で見せる力強い姿とは少し違う、幼少期の塁選手の様子が伝わってくるエピソードです。
弟は男子バレー日本代表の髙橋藍
弟は、男子バレーボール日本代表として活躍する髙橋藍選手です。
藍選手は2001年9月2日生まれで、塁選手より約1歳8か月年下。学年では2学年違います。
実は先にバレーボールを始めたのは兄の塁選手でした。
塁選手がバレーをする姿を見て育った藍選手も競技を始め、兄弟は小学生の頃から同じチームでプレーしています。
京都市立蜂ヶ岡中学校では、塁選手がエース、当時1年生だった藍選手がリベロとして全国大会に出場。
東山高校でも再び同じチームとなり、塁選手が3年生のときには兄弟そろって全国の舞台に立ちました。
その後は塁選手が日本大学、藍選手が日本体育大学へ進み、それぞれの道を歩みます。
しかし2024年、藍選手がサントリーサンバーズ大阪に加入したことで、兄弟は高校時代以来となる同じチームでのプレーを実現しました。
この兄弟で過ごした約2年間が、後に塁選手自身の大きな転機にもなります。
妹は莉々さん
髙橋家には、塁選手と藍選手の下に妹の莉々さんもいます。
母・小百合さんのインタビューでは、塁選手、藍選手、そして藍選手より3歳下の莉々さんという3きょうだいであることが語られています。
兄2人ほど詳しいプロフィールは公表されていませんが、過去には兄弟と一緒に家族として紹介されたこともあります。
世界を舞台に活躍する藍選手、国内トップリーグで戦う塁選手と、髙橋家はスポーツを通じて多くの注目を集める家族となりました。
髙橋塁の経歴
髙橋塁選手は8歳頃からバレーボールを始め、そのまま競技に打ち込み続けてきました。
プロフィールを簡単にまとめると次のようになります。
- 名前:髙橋塁(たかはし るい)
- 生年月日:2000年1月14日
- 出身地:京都府京都市
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 所属:サントリーサンバーズ大阪
- 背番号:21
- 出身校:東山高校、日本大学
バレーボールに興味を持ったきっかけは、テレビで女子日本代表として活躍していた栗原恵さんを見たことでした。
そこからバレーを始めたいという思いが強くなり、競技の世界へ入っています。
中学時代から全国大会を経験し、高校ではチームの中心選手へ。
東山高校3年時にはキャプテン兼エースを務め、弟の藍選手とも一緒にプレーしました。
大学でも主力として活躍し、日本大学3年時には全日本インカレでチームを45年ぶりとなる3位へ導いています。
4年時には主将を任されました。
大学卒業後の2022年度からサントリーサンバーズに加入。
アウトサイドヒッターとしてプレーする一方、近年は勝負どころで投入されるピンチサーバーとしてコートに立つ場面も増えています。
2024-25シーズンにはSVリーグ初代王者となったチームの一員として優勝を経験しました。
髙橋塁の学歴
髙橋塁選手は京都でバレーボールを始め、中学、高校、大学と競技を続けながらステップアップしてきました。
中学校は京都市立蜂ヶ岡中学校
出身中学校は京都市立蜂ヶ岡中学校です。
中学時代にはエースとしてチームを引っ張り、全国大会にも出場しています。
塁選手が3年生だったとき、弟の藍選手は1年生。
塁選手が得点を取り、藍選手がリベロとしてボールを拾うという、現在につながる兄弟でのプレーがすでにこの頃から見られていました。
高校は東山高校
高校は京都の東山高校へ進学しました。
3年生になるとキャプテンとエースを任され、チームの中心としてプレー。
インターハイに出場し、国体では3位に入るなど全国レベルで結果を残しています。
2学年下の弟・藍選手も東山高校に進学したため、高校でも兄弟で同じユニフォームを着ることになりました。
弟の才能を誰より近くで見てきたのも塁選手でした。
大学は日本大学
東山高校卒業後は日本大学へ進学しています。
大学1年時から試合に出場し、3年時には全日本インカレで3位。
日本大学にとって45年ぶりとなる全日本インカレ3位という大きな結果でした。
4年時には主将としてチームをまとめ、大学バレーを終えた後にサントリーサンバーズへ進みます。
弟の藍選手が早くから日本代表や海外リーグで注目を浴びる一方、塁選手は国内で一歩ずつ経験を積み重ねてきた選手です。
髙橋塁がゲイを公表した経緯
2026年9月29日、髙橋塁選手は自身のXとInstagramで「ご報告」と題した文書を公開しました。
そこで、自身がゲイであり、セクシュアルマイノリティの一人であることを自ら明かしています。
塁選手は幼い頃から自分自身のある一面と向き合うことを恐れ、悩み、自分を否定していた時期があったと説明しています。
すぐに自分自身を受け入れられたわけではなく、長い間、胸の中に抱えてきた思いだったことが伝わる内容でした。
弟の髙橋藍との時間が大きな転機に
塁選手が自分自身を受け入れるうえで、大きな存在になったのが弟の髙橋藍選手でした。
2024年から藍選手がサントリーサンバーズ大阪に加わり、兄弟は約2シーズンを同じチームで過ごしています。
塁選手は今回の報告の中で、藍選手と話したことをきっかけに、初めて自分自身を認めることができたという趣旨の思いを明かしました。
小学生、中学生、高校生と長く同じコートに立ち、一度は別々の道へ進んだ兄弟。
大人になって再び同じチームで過ごした時間は、バレーボールだけでなく、塁選手自身が自分と向き合う時間にもなっていたようです。
家族やチームメート、スタッフ、関係者にも支えられ、少しずつありのままの自分を受け入れられるようになったとしています。
新シーズンを前に自分の言葉で伝えた
今回のタイミングで公表した理由について、塁選手は新しいシーズンを迎えるにあたり、応援してくれているファンにも自分自身の言葉で伝えておきたいと考えたと説明しています。
一方で、今回の公表によってバレーボールへの向き合い方が変わるわけではありません。
これからも競技に尽力し、さまざまな場面で自身の成長のために努力していくという思いを示しています。
さらに、自分を受け入れられずに悩んでいる人にとって、今回の発信が何かのきっかけになればという思いも込められていました。
兄として藍選手を見守りながら、自身も長くバレーボールに打ち込んできた髙橋塁選手。
今回の公表では、華やかな選手生活の裏側で長く抱えてきた葛藤と、その中で家族や周囲の人たちに支えられてきた姿も見えてきました。
まとめ
今回は、髙橋塁選手の父親・母親や弟の髙橋藍選手など家族構成、経歴・学歴、ゲイであることを公表した経緯についてまとめました。
高校時代に野球で活躍した父親、ソフトテニス経験を持つ母・小百合さん、男子日本代表として活躍する弟・藍選手、妹の莉々さんという家族に囲まれて育った塁選手。
8歳からバレーボールを始め、蜂ヶ岡中学校、東山高校、日本大学を経て、現在はサントリーサンバーズ大阪でプレーしています。
2026年9月29日の公表では、弟の藍選手と同じチームで過ごした約2年間や、家族、仲間の存在が自分自身を受け入れる大きな支えになったことも明かされました。
新しいシーズンでも、髙橋塁選手がコートでどのような姿を見せてくれるのか注目されます。


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