「ぷよぷよeスポーツ」で金メダルを獲得した栗原悠輝さんですが、報奨金が出ない見通しであることが話題になっています。
さらに、過去には優勝賞金100万円の大会を制しながら、現金を受け取れなかったこともありました。
今回は栗原悠輝さんに報奨金が出ない理由や、本来の賞金額、過去に賞金を受け取れなかった経緯についてまとめました。
栗原悠輝に報奨金が出ないのはなぜ?
11歳で金メダルを獲得した栗原悠輝さんですが、年齢を理由に報奨金が出ないわけではありません。
栗原さんは2026年9月26日、愛知・名古屋アジア大会の「ぷよぷよeスポーツ」決勝で韓国代表のカン・ドンシン選手と対戦。
10対2で勝利し、見事金メダルを獲得しました。
11歳3か月でのメダル獲得となり、アジア大会史上最年少メダリストという記録も更新しています。
これほど大きな結果を残しただけに、「金メダルなら報奨金が出るのでは?」と疑問に感じた人も多いようです。
しかし、アジア大会には日本オリンピック委員会(JOC)が一律で支払う報奨金制度がありません。
報奨金を出すかどうかや金額については、それぞれの競技団体などの判断に委ねられています。
eスポーツを国内で統括する日本eスポーツ協会については、今回の大会で栗原さんに報奨金を支給しない見通しと報じられています。
そのため、金メダルを獲得しても現時点では競技団体からの報奨金はないという状況です。
アジア大会の金メダル報奨金は本来いくら?
金メダルを獲得した場合、一定額が必ず支給されるイメージを持つ人もいるかもしれません。
特にオリンピックでは、JOCから金メダリストに500万円が支給されるため、アジア大会でも同様の制度があると思われがちです。
しかし、アジア大会には「金メダルなら一律○万円」という共通の金額は設定されていません。
各競技団体が独自に報奨金を決めています。
例えば陸上競技では、金メダリストに100万円の報奨金が設定されています。
一方、eスポーツでは今回、同様の報奨金制度は設定されていません。
そのため、栗原さんについて「本来500万円もらえるはずだった」「本来100万円もらえるはずだった」というわけではありません。
アジア大会の金メダルそのものに決められた賞金額はなく、競技によって扱いが違うということになります。
なお、栗原さんが所属する東京ヴェルディから独自に報奨金などが贈られるのかについては、現時点では未定とされています。
過去には優勝賞金100万円を受け取れなかった
今回のアジア大会とは別に、栗原悠輝さんは過去にも「優勝したのに100万円を受け取れなかった」として注目されたことがあります。
それが2026年2月8日に開催された「GigaCrysta ぷよぷよグランプリ ファイナル」です。
この大会は、その年度に好成績を残した選手16人が出場する年間王者決定戦。
優勝賞金は100万円、準優勝20万円、3位5万円などが設定された賞金大会でした。
栗原さんは決勝で強豪の「ともくん」選手と対戦。
20本先取の試合で19対19までもつれる接戦を制し、当時10歳で年間王者となりました。
通常であれば、優勝者には100万円が授与される大会です。
しかし、栗原さんには100万円ではなく、セガから特別賞品が贈られました。
栗原悠輝が100万円を受け取れなかった理由は?
当時の栗原悠輝さんは小学4年生で、まだ10歳でした。
大会の表彰規定には、優勝者へ100万円を授与するとする一方で、年少選手について別の取り扱いが定められていました。
具体的には「中学生以下の選手には、賞金の代わりにセガ特別賞品を授与」とされていました。
栗原さんはこの条件に該当したため、優勝賞金100万円を現金で受け取ることはできませんでした。
つまり、栗原さんだけ特別に賞金を取り上げられたわけではなく、大会前から定められていた年齢に関するルールが適用された形です。
また、「未成年だから法律上100万円を受け取れない」という意味でもありません。
あくまで、この大会で定められていた表彰規定によって、現金賞金ではなく特別賞品に置き換えられたものです。
本来の優勝賞金額は100万円
過去の大会について「本来いくらもらえるはずだったのか」という点も気になるところです。
「GigaCrysta ぷよぷよグランプリ ファイナル」で設定されていた優勝賞金は100万円でした。
- 優勝:100万円
- 準優勝:20万円
- 3位:5万円
- 5位以下:1万円
栗原さんはこの大会で優勝しているため、順位だけを見れば100万円に該当します。
しかし、中学生以下には賞金を支払わないという大会規定があったため、100万円に代わって特別賞品が贈られました。
今回のアジア大会で報奨金が出ない話と混同されやすいですが、2つは理由がまったく異なります。
アジア大会と過去の100万円は理由が違う
栗原悠輝さんを巡る2つの「お金」の話は、分けて考える必要があります。
- アジア大会:一律の報奨金制度がなく、日本eスポーツ協会も支給しない見通し
- 2026年2月のぷよぷよ大会:優勝賞金100万円だったが、中学生以下は特別賞品という大会規定が適用
アジア大会では11歳だから報奨金が出ないわけではありません。
一方、過去の年間王者決定戦では、年齢に関する大会規定によって100万円を受け取れませんでした。
「金メダルなのに0円」「100万円を没収された」といった単純な話ではないことが分かります。
金メダル獲得後は宝石が欲しいと回答
報奨金について注目される一方、栗原悠輝さん本人は金メダル獲得後も11歳らしい一面を見せています。
優勝後の会見でご褒美として欲しいものを聞かれると、キラキラしたものが好きとして「宝石」を挙げました。
特に青色の宝石に興味があるようです。
史上最年少で金メダルを獲得した選手でありながら、普段は小学5年生。
報奨金の有無とは別に、歴史に残る結果を残したことに変わりはありません。
まとめ
今回は、栗原悠輝さんに報奨金が出ない理由や本来の賞金額、過去に100万円を受け取れなかった経緯についてまとめました。
- 栗原悠輝さんはアジア大会のぷよぷよeスポーツで金メダルを獲得
- 11歳3か月でアジア大会史上最年少メダリストとなった
- アジア大会にはJOCからの一律報奨金制度がない
- 日本eスポーツ協会からも報奨金は出ない見通し
- 11歳だからアジア大会の報奨金が出ないわけではない
- 2026年2月の年間王者決定戦では優勝賞金100万円が設定されていた
- 当時は「中学生以下は賞金の代わりに特別賞品」という規定があった
- 栗原さんは100万円ではなくセガの特別賞品を受け取った
同じ「賞金を受け取れない」という話でも、今回のアジア大会と過去のぷよぷよ大会では事情が異なります。
11歳で日本代表となり、アジア大会史上最年少で金メダルまで獲得した栗原悠輝さんの今後の活躍にも注目が集まりそうです。


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