イオンモール熊本の爆発事故をめぐり、ハビタの湯瀬剛二営業部長に注目が集まっています。
湯瀬氏は、地震後に避難していた従業員が館内へ戻るきっかけとなった連絡を、休みだった店長へ入れた人物です。
ハビタでの役職とともに、売上金を金庫へ戻すよう求めてから従業員2人が館内へ入るまでの経緯を整理します。
湯瀬剛二営業部長は何者?
湯瀬剛二氏は、コスメや生活雑貨の店舗を展開する株式会社ハビタの取締役営業部長です。
2026年7月28日に起きたイオンモール熊本の爆発事故をめぐり、従業員が館内へ戻るきっかけとなった連絡を入れた会社幹部として名前が報じられました。
- 名前:湯瀬剛二
- 勤務先:株式会社ハビタ
- 役職:取締役営業部長
- 公式通販での立場:販売責任者
- 年齢:公表されていない
- 出身地:公表されていない
- 学歴:公表されていない
これまで一般に名前が広く知られた人物ではなく、年齢や学歴などの詳しいプロフィールは明らかになっていません。
一方、ハビタの公式オンラインショップには以前から販売責任者として名前が掲載され、別の通販店舗でも「営業部」の運営責任者となっています。
肩書だけの管理職ではなく、ハビタの営業や販売に深く関わってきた人物だったことがうかがえます。
湯瀬剛二氏のハビタでの役職
湯瀬剛二氏は、報道では「取締役営業部長」と紹介されています。
営業部長は、店舗の売上管理や運営方針、店長との連絡などに関わる立場です。
さらに取締役でもあることから、現場の責任者よりも上の立場で、会社の経営や重要な判断にも関わる幹部だったと考えられます。
ハビタの公式オンラインショップでは販売責任者として掲載されており、商品販売や通販運営の責任を担う人物でもあります。
今回、湯瀬氏は上野景真社長とともに遺族のもとを訪れ、会社側の判断について説明と謝罪を行いました。
売上金を金庫へ戻すよう求めた経緯
湯瀬剛二営業部長は、地震当日に休みだったハビタの店長へLINE電話をかけ、売上金を金庫へ戻せないか相談しました。
2026年7月28日午後4時27分ごろ、熊本県で最大震度7を観測する地震が発生しました。
イオンモール熊本では来店客や従業員の避難が進められ、午後5時ごろまでに屋外への避難が完了したとされています。
その後、湯瀬氏は当日休みだった店長へLINE電話をかけ、まず従業員らの安否を確認しました。
湯瀬氏は近隣の別の大型商業施設で従業員が館内に入っていることを知り、ハビタでも店内へ入れないかと店長に相談したと説明しています。
その際に求めたのが、店舗の売上金を金庫へ戻す作業でした。
湯瀬氏は取材に対し、「もし入れるのであれば」という条件を付けて、売上金を金庫へ入れられないかと伝えたことを認めています。
休みだった店長から現場の従業員へ連絡
湯瀬氏から連絡を受けた店長は、当日休みでイオンモール熊本にはいませんでした。
そのため店長は、現場で勤務していた女性従業員へ連絡しました。
連絡を受けた従業員は、大竹玖瑠美さんとともに屋外から館内へ戻ったとされています。
その後、午後5時50分ごろに館内で大規模な爆発が発生し、2人は事故に巻き込まれて亡くなりました。
連絡の流れは、湯瀬営業部長から店長、店長から現場の従業員へと伝わった形です。
- 湯瀬営業部長が休みだった店長へLINE電話
- 従業員の安否を確認
- 店内へ入れないかと店長に相談
- 売上金を金庫へ戻せないかと伝える
- 店長が現場の女性従業員へ連絡
- 女性従業員と大竹さんが館内へ戻る
- 館内で爆発が発生し2人が死亡
上司から店長を通じて伝えられた内容だけに、現場の従業員にとっては断りづらい業務上の指示として受け止められた可能性があります。
湯瀬営業部長が従業員へ直接指示した?
湯瀬剛二営業部長が、亡くなった従業員2人へ直接連絡したとは確認されていません。
湯瀬氏が連絡した相手は、当日休みだった店舗の店長です。
その後、店長から現場の従業員へ売上金を金庫へ戻す話が伝わりました。
そのため、「湯瀬氏が大竹さんへ直接館内に戻れと命じた」という流れではありません。
ただし、館内へ入れないかと店長へ働きかけ、売上金について伝えたのは湯瀬氏本人です。
直接ではなかったとしても、その判断が店長を経て現場へ伝わり、従業員2人が館内へ戻る結果につながりました。
なぜ館内へ戻せると考えた?
湯瀬剛二営業部長は、近隣にある別の大型商業施設で従業員が館内へ入っていることを知り、ハビタでも入れないかと考えたと説明しています。
また、従業員2人が館内へ向かう際、イオン側から強く制止されたとの認識はなかったとも話しています。
湯瀬氏の説明では、現場では「気を付けて行ってきて」という趣旨の対応だったということです。
ただし、これは湯瀬氏側が取材で明かした認識であり、当時の入館確認や具体的なやり取りについては、今後さらに検証される必要があります。
イオン側は、一度屋外へ避難した従業員は二次被害を防ぐため館内へ戻らないことが社内ルールだったと説明しています。
別の施設で従業員が戻っていたとしても、地震直後の建物が安全であるとは限りません。
売上金を守ろうとした判断が、結果として何より守るべき従業員の命を危険にさらしてしまいました。
湯瀬営業部長が判断の誤りを認め謝罪
湯瀬剛二営業部長は2026年8月2日、上野景真社長とともに大竹玖瑠美さんの通夜へ参列しました。
遺族に一連の経緯を説明する書面を渡し、売上金を金庫へ戻すよう店長へ求めた事実を認めて謝罪しています。
湯瀬氏は、売上金は命に代えられるものではなく、店長へ依頼した判断そのものが間違いだったと認めました。
正式な謝罪会見が開かれたわけではなく、通夜への参列後に報道陣の取材へ応じた形です。
遺族からすれば、「もし入れるのであれば」という言葉が付いていたかどうかより、なぜ会社が避難後の従業員に売上金を取りに戻らせたのかという思いが残ります。
亡くなった大竹さんの母親は、娘を止めてほしかった、帰るように言ってほしかったと訴えています。
謝罪だけで終わらせず、誰がどの情報を基に判断し、どのような言葉で現場へ伝えたのかを明らかにすることが求められます。
上野景真社長との責任の違い
上野景真氏は株式会社ハビタの代表取締役で、湯瀬剛二氏は取締役営業部長です。
現在までの説明では、売上金を金庫へ戻せないかと店長へ直接連絡したのは湯瀬氏でした。
上野社長本人が店長や従業員へ同じ内容を直接伝えたとは確認されていません。
一方、上野氏は会社の代表として遺族へ謝罪し、会社全体の安全管理や災害時の指示体制について説明する立場にあります。
湯瀬氏には当日の具体的な判断について、上野社長には会社を率いる代表として、それぞれ異なる説明責任が問われています。
まとめ
今回は、湯瀬剛二営業部長が何者なのか、ハビタでの役職や売上金を金庫へ戻すよう求めた経緯をまとめました。
- 湯瀬剛二氏はハビタの取締役営業部長
- 公式通販では販売責任者として名前が掲載されている
- 地震後、休みだった店長へLINE電話をかけた
- 店内へ入れないかと相談し、売上金を金庫へ戻すよう求めた
- 店長から現場の従業員へ連絡が伝わった
- 女性従業員2人が館内へ入り爆発に巻き込まれた
- 湯瀬氏は判断が間違いだったと認め遺族へ謝罪した
売上金は後から確認や補償ができても、失われた命は二度と戻りません。
会社側には謝罪の言葉だけでなく、同じ判断が二度と繰り返されないための検証と、災害時には人命を最優先する明確な仕組みが求められます。


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