那須川天心さんとガミックスさんの激しいやり取りが拡散され、「天心が正論すぎる」と注目されています。
2人が言い合いになった背景には、W杯を利用した発信と、選手やサポーターへのリスペクトをめぐる考え方の違いがありました。
今回は、那須川天心さんがガミックスさんに伝えた内容や、逆ギレと受け取られた理由、W杯での炎上まで整理します。
那須川天心とガミックスはなぜ言い合い?
那須川天心さんとガミックスさんが言い合いになったのは、W杯で注目を集めるために、選手や敗れたチームを利用しているように見える行動を天心さんが問題視したためです。
ガミックスさんは、W杯の日本対ブラジル戦を現地で観戦。
日本代表のユニフォームを着ながらブラジルサポーター側の席に座り、日本の敗退が決まった瞬間に絶叫する姿が世界中に拡散されました。
この行動について、那須川天心さんは、ガミックスさんが有名になるためにW杯を手段として選んだのではないかと指摘しています。
ガミックスさんがサッカー好きを主張すると、天心さんは「なんで逆のチームの方に座っちゃったの?」と質問。
ガミックスさんはチケットを間違えて取られたと説明しましたが、天心さんは、その後も敗れたチームや選手を題材にした投稿を続けている点について疑問を投げかけました。
その後、帰国したガミックスさんと天心さんが再び顔を合わせた際には、さらに踏み込んだやり取りへと発展しています。
ガミックスさんが「クリエイターがワールドカップを利用して何が悪いのか」という趣旨で反論したのに対し、天心さんは、W杯を発信に使うこと自体が問題なのではないと説明しました。
天心さんが問題視していたのは、注目を集める過程で選手やファンを傷つけているように見えることです。
2人がぶつかったのは、W杯を利用したかどうかではありません。
注目を集めるためなら、選手やファンの気持ちを置き去りにしてもよいのかという部分だったのでしょう。
那須川天心の正論説教の内容
那須川天心さんは、ガミックスさんが有名になったことや、活動そのものを否定したわけではありません。
天心さんが伝えていた内容を整理すると、次のようになります。
- W杯をきっかけに有名になること自体は悪くない
- 本気で戦っている選手や応援している人への敬意が必要
- 悪気がなかったとしても相手を傷つける投稿は正当化できない
- サッカーが本当に好きなら敗れた側を繰り返し題材にするのはなぜか
- 自分の試合で同じことをされたらどう感じるのか考えるべき
特に多くの人に刺さったのが、「W杯を利用したこと」と「人を傷つけたこと」を分けて考えていた点です。
SNSで話題になるために、大きなイベントや有名人を題材にすることは珍しくありません。
しかし、敗れた直後の選手をまねしたり、本人の身体的な特徴を笑いに変えたりすれば、単なる企画では済まなくなる場合があります。
天心さんは、自身も大きな注目を集める立場でありながら、結果を出すために長い時間をかけて練習を積み重ねてきたアスリートです。
だからこそ、敗れた選手や、その選手を応援してきた人たちの気持ちを使って数字を伸ばすような発信には、強い違和感があったのでしょう。
ガミックスさんがメッシ選手に関する投稿について、悪気はなかったという趣旨の説明をしても、天心さんが納得しなかったのはそのためです。
悪意があったかどうかではなく、投稿された相手や、それを見た人がどう感じるかまで考えるべきだと伝えていました。
ガミックスが逆ギレした理由は?
ガミックスさんが逆ギレしたといわれたのは、天心さんの質問に対し、自身の行動を振り返るよりも反論する姿勢が目立ったためです。
ただし、「逆ギレ」という表現は、動画を見た人たちの受け止め方です。
ガミックスさん本人が逆ギレしたと認めているわけではありません。
ガミックスさんからすれば、W杯で世界的に注目され、短期間でSNSのフォロワーを大きく増やしたことは、自分が行動したからこそ得られた結果だったはずです。
そのため、天心さんから有名になるためにW杯を手段にしたと指摘され、自分の努力や成果まで否定されたように感じた可能性があります。
ガミックスさんは、サッカーが好きではない人や、にわかファンのように見られることにも反発していました。
しかし、天心さんはガミックスさんがサッカーに詳しいかどうかを問題にしていたわけではありません。
好きなスポーツであれば、そこで本気で戦っている選手や、一緒に応援しているファンを大切にするべきではないかと問いかけていたのです。
質問に正面から答えず、「悪気はなかった」「クリエイターがW杯を利用して何が悪い」と返したことで、視聴者には反省ではなく開き直りに見えてしまったのでしょう。
ガミックスのW杯炎上とは?
ガミックスさんのW杯炎上は、日本対ブラジル戦での絶叫動画だけが原因ではありません。
最初の動画は、ブラジルサポーターに囲まれた中で日本の敗退を嘆く姿が分かりやすく、海外では日本人サポーターのリアクションとして好意的に受け止める人もいました。
ガミックスさんは、ブラジル側の席になったのはチケットの手配を間違えたためだと説明しています。
一方、日本国内では、日本の敗退を利用して注目を集めているのではないかという疑問も出ていました。
それでも、この段階では「体を張って世界でバズった」「行動力はすごい」と評価する声も少なくありませんでした。
批判が強まったのは、その後の投稿です。
ガミックスさんは、ノルウェー代表が敗退した後に、アーリング・ハーランド選手の投稿を再現するような写真を公開しました。
敗退直後だったことから、ハーランド選手やノルウェー代表を挑発しているように見えるとの声が上がっています。
さらに、好きなアニメキャラクターを尋ねられた質問に「Leo Messi」と回答。
アルゼンチン代表のユニフォームを着て、脚が極端に短く見えるような写真を投稿したことで、メッシ選手の身体的な特徴を揶揄しているのではないかと批判が広がりました。
日本対ブラジル戦での絶叫は、自分自身の悔しさを大げさに表現したものとも受け取れます。
しかし、その後は他国の敗退や選手本人の特徴を題材にするようになったため、一線を越えたと感じる人が増えたのでしょう。
那須川天心とガミックスの関係は?
那須川天心さんとガミックスさんは、今回初めて会った関係ではありません。
ガミックスさんは以前、YouTubeチャンネル登録者100万人を目指していた時期に、天心さんとのスパーリング動画への出演を依頼していました。
当時、天心さんはガミックスさんをほとんど知らなかったものの、動画への出演を受け入れたといいます。
このコラボが、ガミックスさんの登録者100万人達成を後押ししたとも伝えられています。
また、2人で食事をした際には、天心さんがファンとの向き合い方や、人との関わり方について約2時間にわたって話したこともあったそうです。
天心さんは、自分から一方的に説教を始めたのではなく、ガミックスさんから聞かれたため答えていたと説明しています。
それだけに、以前伝えたことが現在の行動に生かされていないように見え、天心さんの言葉も厳しくなったのかもしれません。
表面だけを見れば激しい言い合いですが、まったく関係のない相手に一方的に怒っていたわけではありません。
一度は力を貸し、直接アドバイスもした相手だからこそ、曖昧な言葉で済ませず、本音をぶつけたようにも感じられます。
まとめ
今回は、那須川天心さんとガミックスさんの言い合いや、正論説教の内容、W杯炎上についてまとめました。
- 2人はW杯を利用した発信と選手へのリスペクトをめぐって言い合いになった
- 天心さんはW杯を利用すること自体ではなく人を傷つける発信を問題視した
- ガミックスさんの反論が視聴者から逆ギレや開き直りと受け取られた
- 日本対ブラジル戦の絶叫動画は世界的に拡散された
- ハーランド選手やメッシ選手を題材にした投稿で批判が強まった
- 2人は以前から動画で共演し天心さんが助言したこともあった
ガミックスさんが世界で注目を集めた行動力は、簡単に否定できるものではありません。
一方で、数字を伸ばすための発信であっても、選手やファンへの敬意まで失ってよいわけではないでしょう。
天心さんの言葉が「正論すぎる」と支持されたのは、成功を否定するのではなく、その成功の先にある責任まで問いかけていたからではないでしょうか。


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