都市伝説系YouTuber・ナオキマン(NaokimanShow)の一言をきっかけに
「国民的男性アイドルに“特大スキャンダル”が出るらしい」
という噂が一気に広がりました。
きっかけは、ABEMAの番組『ナオキマンの都市伝説ワイドショー Season2』。
「芸能スキャンダル」をテーマにした回で
「来年の春あたり、とんでもないテレビ局絡みのスキャンダルが出るって聞いてて。
誰もが知ってる“男性の国民的アイドル”」
といった趣旨の発言が飛び出しニュースやX(旧Twitter)で拡散されました。

名前を出していないぶん、逆にいろいろ想像してしまって余計に怖く感じます…。
この記事では
- ナオキマンとはどんな人物か
- どんな予言が「怖い」と言われているのか
- 噂の中身・拡散された理由
- 過去の予言は当たっているのか
- ネットの反応と私たちの受け止め方
をわかりやすく整理していきます。
ナオキマンとは
まずは、今回の発言主・ナオキマンさんについて簡単に整理します。
- YouTubeチャンネル「Naokiman Show」の運営者
- 都市伝説・陰謀論・オカルト・ミステリーなどを分かりやすく解説する人気YouTuber
- 登録者数は数百万人規模と言われる大きなチャンネル
- ABEMAで『ナオキマンの都市伝説ワイドショー』という冠番組も担当
番組のコンセプトは
「この世にあるかどうか分からない真偽不明の噂を、愛とロマンをもって楽しく語り合う」
という“エンタメ寄り”のもの。
ニュースやスキャンダルも取り上げますが基本的には「都市伝説として楽しむ」立ち位置です。



もともとは“暴露系”というより「真偽不明な話をネタとして語る人」というイメージが強いですよね。
ナオキマンの予言が「怖い」と言われる理由
今回話題になったのは、『都市伝説ワイドショー Season2』の「芸能スキャンダル」を扱った回です。
番組内でナオキマンさんは
- 来年の春あたり
- テレビ局が絡む
- 誰もが知っている「男性の国民的アイドル」
に関する「とんでもないスキャンダル」が出るという話を「聞いている」と語りました。
この一言が「怖い」と受け止められた理由は主に次の4つです。
① 条件だけ具体的で誰のことか想像させられる
名前・事務所・グループ名は一切出ていません。
それでも
- 「国民的男性アイドル」
- 「テレビ局絡み」
- 「来年の春」
というワードだけが強く残るため視聴者はつい
「あのグループかも?」
「最近テレビに出ているあの人…?」
と頭の中で候補を挙げてしまいます。



情報が足りないと人間って勝手に補完してしまうんですよね…。
② もともと“予言系の回”が多い番組だから
この番組ではこれまでも
- 「7月5日に大きな災難が起こる」といった終末論
- 未来が見えるとされる人物のビジョン
など“予言っぽいテーマ”をたびたび扱ってきました。
視聴者の中には、
「また不吉なことを言っているのでは?」
と身構えてしまう人もいて今回の発言もその流れで重く受け止められています。
③ 落ち着いたトーンで冗談に聞こえにくい
ナオキマンさんは
- 落ち着いた声
- 情報を積み上げながら話すスタイル
- 「あくまで噂なんですけど」と前置きも入れる
といった話し方をします。
芸人さんが冗談っぽく言うのとは違い
「本当にどこかから聞いてきた話っぽい」
と感じる人が多く予言がよりリアルに感じられやすくなっています。
④ 実際の芸能ニュースとリンクしてしまう
ここ数年、私たちは
- 大手事務所の不祥事
- テレビ局とタレントの関係をめぐる問題
- 国民的タレントのスキャンダル
など、いわゆる“闇”に関するニュースをたくさん見てきました。
その記憶がある状態で
「テレビ局絡み」「国民的男性アイドル」「特大スキャンダル」
と聞くと
「また何か起きるのでは?」
と不安を感じやすくなります。
芸能スキャンダルの噂とは
次に「芸能スキャンダルの噂」の中身を整理しておきます。
発端は番組での一言
今回の噂のスタートは、すべてここです。
- ABEMAの番組でナオキマンさんが上記の発言をする
- その内容がスポーツ紙・ニュースサイトで記事になる
- 記事をもとにしたXの投稿がバズる
この流れで
「国民的男性アイドルに特大スキャンダルか?」
という見出しだけが独り歩きしていきました。
具体的な名前や内容は出ていない
現時点ではっきりしていないことはたくさんあります。
- どのテレビ局なのか
- どのグループ/事務所なのか
- 不倫なのか、ハラスメントなのか、別の問題なのか
このあたりの“核心部分”は一切公表されていません。
にもかかわらず
- 「国民的男性アイドル」
- 「テレビ局絡みの特大スキャンダル」
というラベルだけが広がっているのが今の状況です。



ラベルだけ強烈で、中身がないまま走り出している感じがしますね…。
なぜ予言は拡散されやすいのか
今回の件に限らず「予言」や「占い」「暴露予告」は、なぜここまで拡散されやすいのでしょうか。
① 強いキーワードが並ぶから
- 国民的アイドル
- 特大スキャンダル
- テレビ局
- 来年の春
などインパクトのある言葉は
- 見出しにしやすい
- SNSで「何それ?」と思わせやすい
という意味でとてもバズりやすい要素です。
② 「誰のこと?」という当てっこゲームになるから
名前を伏せたまま
- 「国民的」
- 「スキャンダル」
とだけ言われると人はつい“当てはめ”を始めます。
- 「〇〇っぽくない?」
- 「いや△△でしょ」
こうしたやりとりそのものが拡散の燃料になってしまいます。



この“誰なんだゲーム”がいちばん盛り上がるし、いちばん危険な部分でもあります…。
③ 不安とワクワクの両方が混ざっているから
予言には
- 「当たったら怖い」
- 「でも、もし本当に当たったらすごい」
という不安と好奇心が混ざった感情がつきまといます。
人は「怖いけど気になる話」をどうしても誰かに共有したくなるものです。
④ メディアとSNSの“ループ”ができているから
最近は
- テレビや配信 → スポーツ紙やニュースサイトが記事化
- それを受けてSNSでバズる
- SNSの反応をまた別のメディアがまとめる
というループができています。
一度このループに入ると元の発言より“2次情報・3次情報”の方が圧倒的に多くなるのが特徴です。
過去の予言は当たっているのか?
では、ナオキマンの番組で扱われた“予言”は、実際に当たってきたのでしょうか。
代表的な例として「7月5日終末論」を軽く振り返ります。
7月5日終末論とは?
Season1では
- 「7月5日に日本で大きな災難が起きる」
とネットで話題になった“終末論”が特集されました。
- 予知夢漫画『私が見た未来』の作者の話
- 未来が見えるとされる女性“Tさん”のビジョン
- スピリチュアルな見立て
などを紹介しながら
「本当にそんなことが起きるのか?」
というテーマで議論する内容です。
番組としての結論とその後
番組内では
- 「世界の終わり級の出来事が起きる可能性は低そう」
- 「火や水に関する災害がどこかで起きる可能性はある」
といったかなりトーンを抑えた形で締めくくられています。
実際、その日を境に「日本が終わる」「世界が崩壊する」といった出来事は起きていません。



“ざっくりしすぎていて、当たったとも外れたとも言い切りにくい”というのが正直なところかなと思います。
厳密に「当たり/ハズレ」を判定するのは難しい
ナオキマンの番組で扱われる予言は
- 本人のオリジナルというより、“世の中にある噂や予言”の紹介・考察が中心
- 「いつ」「どこで」「何が起こる」までピンポイントでは語られないことが多い
という性質があります。
そのため
- 「完全に的中した」と言える例も
- 「全部ハズレ」と断言できる例も
はっきり見つけにくいというのが現実に近そうです。
ネットの反応
今回の「芸能スキャンダル予言」はXでも大きく話題になりました。
ニュース記事を引用する形で
「国民的男性アイドルに特大スキャンダルか?」
「ナオキマンが“来年春”と予言」
といったポストが多数拡散され、さまざまな意見が出ています。
「怖すぎる」「推しじゃないで…」という不安の声
もっとも多いのは率直な不安の声です。
- 「来年の春までずっとソワソワしそう」
- 「推しじゃないでほしいけど、『国民的』って言われると当てはまりすぎてしんどい」
ファンからすると
「誰かは分からないけど誰かが傷つきそう」
という状況そのものがつらいという本音が多く見られます。
「暴露系になったの?」と戸惑う声
ナオキマンさんの“路線”に違和感を覚える人もいます。
- 「都市伝説の人だと思ってたのに、芸能スキャンダル予告はちょっと違う気がする」
- 「暴露系とどこが違うのか分からなくなってきた」
もともと「安全な距離で怖い話を聞く」感覚で見ていた視聴者ほど
実在するアイドルの話に近づくことに敏感になっている印象です。
「誰?」「J系?」と推測モードになる声
一方で“推理ゲーム”として楽しんでしまう人たちもいます。
- 「国民的男性アイドルって言われたら、J系(旧ジャニーズ)連想しちゃう」
- 「テレビ局絡みってあの問題と被るよね」
リプ欄では具体的なグループ名・個人名を挙げるコメントもあり、そこから二次的な噂が広がってしまっている面もあります。



ここから“名指し”が始まると、関係ない人まで巻き込まれる危険ゾーンに入ってしまいます…。
「都市伝説として楽しめばいい」という冷静な声
その一方で距離をとって見る人もいます。
- 「番組自体が“真偽不明の噂を楽しむ”コンセプトなんだからガチ予言として受け取らない方がいい」
- 「当たるかどうかより“そういう噂もあるんだ”くらいで見とくのがちょうどいい」
SNS上では
- 怖い・不安派
- 推測・犯人探し派
- エンタメとして距離を取る派
が入り混じっていてその温度差が“ザワザワ感”を生んでいるように見えます。
予言や噂をどう受け止めるべきか
最後に、こうした予言や噂との付き合い方についても触れておきます。
① 番組の“前提”を忘れない
『ナオキマンの都市伝説ワイドショー』はあくまで
「真偽不明の噂を愛とロマンをもって語るエンタメ番組」
です。
- 報道番組
- 暴露チャンネル
- 内部告発番組
とは前提が違うということは意識しておきたいところです。
② 「事実」と「噂」「想像」を切り分ける
今回、事実として言えるのは
- ナオキマンさんが番組で“来年春・テレビ局絡み・国民的男性アイドルのスキャンダル”という話をした
- その内容がニュースやSNSで話題になっている
ここまでです。
「誰のことか」「どんな内容か」は、すべてネット側の想像の範囲だと切り分けて考える必要があります。
③ 犯人探しの輪に入らない
予言めいた話は
「当たるのか?」「誰のことか?」
という方向に盛り上がりがちです。
ただ根拠もないまま
- 「〇〇が怪しいらしい」
- 「△△じゃないか」
と名前を挙げていくのは、当事者にとってはただの“風評被害”になってしまいます。



情報を楽しむ側の一人として「どこから先は踏み込まないか」を自分の中で決めておくことも大事だと思います。
④ 「自分がどう反応したか」に目を向ける
予言を聞いたときに
- やたら不安になる
- つい名前を当てたくなる
など心が大きく揺れるときは
「自分は何に対して反応しているのか?」
を一度振り返ってみるのも一つです。
- 芸能界への不信感なのか
- 推しを守りたい気持ちなのか
- “怖い話”そのものへの依存なのか
自分の側にある感情が見えると予言そのものに振り回されにくくなります。
まとめ
- ナオキマンは都市伝説系の人気YouTuberで、ABEMAで冠番組も持っている
- 番組で「来年春ごろ、テレビ局絡みの国民的男性アイドルの大スキャンダルが出る」と発言し話題に
- 名前や具体的内容は語られておらず、「誰なのか?」はすべて憶測レベル
- 過去の“予言系”企画も、ピタリと的中したと言えるものは少なく、ふんわりした内容が多い
- 予言が広がるのは、強いワードと「当てっこ」の構図、メディア×SNSの拡散ループがあるから
- 視聴者側は「エンタメ」と割り切りつつ、根拠のない犯人探しには乗らない姿勢が大事
「来年の春に何が起きるか」だけでなく「情報とどう距離を取るか」も一緒に考えていきたいところですね。












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