熱くて真っすぐ、いつも全力な森脇健児（もりわき・けんじ）さん。
走っている姿やテンションの高いトークが印象的ですよね。
しかしSNSでは、「面白くない」「老害」「ウザい」「不快」といった言葉も見かけます。
なぜ、そんな評価が生まれてしまうのでしょうか。
この記事ではそうした声の背景を整理しながらひとつずつ丁寧に検証していきます。
最後に「感謝祭マラソン」で長年愛され続ける理由にも触れていきます。
森脇健児とは
もうすぐオールスター感謝祭の中継で見取り図ありがとう！そしてマラソン前にインタビュー今田さん、感謝マジック！そして沿道の森脇健児応援団！ジャニーズ応援団！マラソン応援団の皆様、テレビから応援、背中を押してもらいました、諦めるか！諦めるか！そう諦めるか！ pic.twitter.com/d7pKMCJQVZ
— 森脇健児 (@kenjiimoriwaki) April 8, 2023
大阪・枚方市出身のタレントで松竹芸能に所属。
若い頃は山田雅人さんとコンビを組み『ざまぁKANKAN!』（読売テレビ）で人気を集めました。
90年代には『笑っていいとも！』や『夢がMORI MORI』などにも出演しレギュラー番組を10本以上抱えるほどの売れっ子タレントに。
その後もバラエティやラジオなど幅広く活動し明るく真面目なキャラクターで多くの視聴者に愛されてきました。
そして今では『オールスター感謝祭』の赤坂5丁目ミニマラソンといえば森脇健児さんというほどに定着。
どんなに体がきつくても全力で走るその姿は年齢を超えて多くの人の心を動かしています。
SNSの反応
番組によっては森脇さんへの評価が大きく分かれています。
- 否定的な声
「テンションが高すぎて見てて疲れる」
「後輩への絡み方がちょっときつい」
など熱すぎる姿勢が“行き過ぎ”に感じられるという意見も。 - 肯定的な声
「本気で番組を盛り上げようとしているのが伝わる」
「あんなに全力で頑張れる人、なかなかいない」
といった温かいコメントも少なくありません。
見方によって“うるさい”にも“熱い”にも変わる。
それこそが森脇さんの魅力であり評価が分かれる理由なのかもしれません。
面白くないと言われる理由「老害」「ウザい」「不快」
こうした言葉が並ぶと強い印象を受けますが実際にはそれぞれに“誤解”や“演出上の要素”が含まれていることが多いようです。
ここでは主な3つの理由を一つずつ見ていきましょう。
感謝祭前日レギュラー、「森脇健児」さんです #ラヴィット pic.twitter.com/hd3KwiQGsG
— みんみん🌟 (@minxmin_) March 27, 2025
「老害」と言われる理由
番組によっては、あえて“うるさいベテラン”として登場する場面もあります。
若手に強めのツッコミを入れたり、古き良き体育会系ノリを見せたりすることで「老害っぽい」と感じる人もいるようです。
でも、実際は番組を盛り上げるための“演出上の立ち位置”であることがほとんど。
共演者からは「裏ではすごく優しい」「フォローが丁寧」といった声も多くイメージだけで判断するのは少しもったいない気がします。
「ウザい」と言われる理由
勢いのある話し方や熱すぎるテンションが“ウザい”と捉えられることも。
確かに最近のテレビは落ち着いた雰囲気を好む視聴者も多く昭和的な熱血キャラが浮いて見えることもあります。
ですが、その熱さは「盛り上げたい」「笑ってもらいたい」という純粋な気持ちの表れ。
空気を読まずに突っ走っているように見えても実は周りを明るくしたいという優しさから出ているのかもしれません。
「不快」と言われる理由
一部の放送で後輩や若手に厳しく接するシーンがあり「不快だった」という反応も見られました。
けれど、これも多くは企画上の“コーチ役”“熱血先輩”という設定の中でのやりとりです。
実際のインタビューでは「自分が勉強になることばかり」「若い人はすごい」と謙虚に語る姿も見られます。
カメラの外では穏やかで気さくな人柄が知られておりテレビの印象だけで決めつけるのは難しいところです。
感謝祭での「マラソンの人」で人気定着
赤坂ミニマラソンといえば！
— 沖野綾亜/RBCアナウンサー (@ayaaa_okino) October 17, 2023
森脇健児さんにもお写真撮っていただきました☺️✨#オールスター感謝祭23秋 pic.twitter.com/W1fhRN62Bb
なぜ森脇さんは「走る人」としてここまで定着したのでしょうか。
まずひとつに2003年秋に初出場した オールスター感謝祭 の「赤坂5丁目ミニマラソン」で 初出場・初優勝 を果たして以降この番組での走りが転機になったという点があります。
さらに彼がマラソンを始めた背景には、かつて“芸能界の波”で仕事が激減した時期があり「この番組で再び自分の存在価値を示したい」という思いがあったことが報じられています。
また、もともと高校時代には陸上部に所属し競技としての走りも経験していたため“走ること”自体が彼のアイデンティティに根付いていました。
このように、
- 過去の挫折を受けて“再生の舞台”としてマラソンに賭けた
- 長年の運動経験を活かして“走る男”というポジションを確立した
という２つの背景が「マラソンの人」としての人気定着を支えています。
そして彼の走る姿には、ただの芸人以上の“生きざま”が映っていてそこが多くの人の共感を呼んでいるのだと思います。
本気で走り、本気で笑い、本気で泣く。
そんな姿勢が世代を超えて共感を呼んでいるのでしょうね。
まとめ
・「面白くない」「老害」「ウザい」「不快」などの声は演出や立ち位置の影響が大きい。
・実際の森脇健児さんは誰よりも一生懸命で、真面目に人と向き合う人。
・そして今では“赤坂マラソンの人”として唯一無二の存在に。
走り続けるその姿はまさに“全力を貫く人生”の象徴です。
見方を変えれば“面白くない”ではなく“本気すぎる”。
そんな森脇健児さんだからこそ今もテレビで輝き続けているのでしょう。
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