柏厚生総合病院の看護師によるものとして、手術中とみられる患者を映したSNS投稿が2026年10月15日にXで拡散しています。
病院名が記載された研修資料も確認されており、「投稿した看護師は誰?」「なぜ手術中の患者を撮影したの?」と疑問の声が広がっています。
柏厚生総合病院の看護師SNS投稿は誰?
まず気になるのは、今回の写真や動画をInstagramに投稿していた人物が誰なのかという点です。
2026年10月15日現在、投稿者の本名は明らかになっていません。
拡散されているスクリーンショットでは、元Instagramとみられるアカウント名として「_4306」が確認できます。
このアカウントには、スクラブ姿の人物や大量の医療用品、病院内とみられる写真などが複数投稿されていました。
ただし、柏厚生総合病院から投稿者の氏名や所属部署などを明らかにする公式発表は、現時点では確認できていません。
そのため、SNSでは柏厚生総合病院の看護師による投稿として広がっていますが、投稿者個人の特定には至っていない状況です。
顔画像は投稿されている
Instagramには、スクラブや帽子、マスクを着用した人物が複数写っています。
医療用品を手にしている写真や、勤務中に撮影されたように見える写真もあります。
ただし、写真に写っている人物のうち誰が「_4306」のアカウントを使用していたのかは分かっていません。
動画を撮影した人物とSNSへ投稿した人物が同じなのかも確認できないため、現在出回っている顔画像だけで投稿者を断定することはできません。
なぜ柏厚生総合病院の看護師と言われている?
今回、具体的に「柏厚生総合病院」という病院名まで出ているのには理由があります。
元Instagramとみられる投稿の中には、新人看護師向けとみられる研修資料を撮影した写真があります。
その資料には「柏厚生総合病院」と読める病院名が記載されています。
さらに同じInstagramには、スクラブ姿の人物や医療用品、医療機器など、病院勤務との関係をうかがわせる写真も複数ありました。
そのため、まったく根拠がない状態で「柏厚生総合病院」という名前が付けられたわけではなく、元投稿の中にも同院とのつながりを示す材料があります。
ただし、研修資料に柏厚生総合病院の名前が写っていることと、手術中とみられる動画の撮影場所が同院であることは別です。
投稿者が実際に同院の看護師なのか、問題の動画も柏厚生総合病院の手術室で撮影されたものなのかについては、病院側から正式な説明は出ていません。
手術中の患者動画には何が映っていた?
今回の投稿の中でも、特に強い批判を集めているのが手術室とみられる場所で撮影された動画です。
Instagramストーリーとみられる画面には「2025年9月18日」と表示されています。
動画には手術台や医療機器、医療従事者らしき人物が映っており、手術中とみられる患者の身体の一部も確認できます。
さらに動画では、手術室内でクラブ風のBGMが流れていました。
画面には、
「いつ録画されたのかわからんけど」
「こんなクラブ状態なの」
「まじ我らの病院くらいwww」
といったテロップも付けられています。
患者からすれば、手術は自分の身体を医師や看護師に預ける時間です。
麻酔によって意識がない状態になることもあり、自分が知らないところでスマホを向けられていたとすれば、不安を感じる人も多いでしょう。
まして、その映像が個人のSNSに投稿されていたとなれば、「なぜ患者を撮影する必要があったのか」という疑問が出るのも当然です。
なお、患者本人が撮影やSNSへの掲載を了承していたのかは確認できていません。
SNS上では「盗撮」という言葉も使われていますが、同意の有無が分かっていないため、現時点で盗撮だったと断定することはできません。
Instagramには他にどんな写真が投稿されていた?
今回問題になっているのは、手術中とみられる動画1本だけではありません。
別のInstagram投稿では、全部で14枚の写真や動画がまとめて掲載されていました。
画面には「2/14」「3/14」と表示され、えんじ色のスクラブに帽子やマスクを着用した人物が写っています。
その周囲には、大量の医療用品を積んだカートや医療機器、手術灯とみられる大型照明なども確認できます。
さらに、新人看護師向けとみられる研修資料も撮影されていました。
資料には「柏厚生総合病院」と読める病院名があり、その上には「いい加減にしてwww」といったテロップも付けられています。
14枚投稿には「3月30日」と表示され、本文には、
「9人から7人になったけど」
「文句の方が多い1年目よく頑張った」
「2年目もみんなで支え合っていこナ」
といった内容も書かれていました。
病院で働いた1年間を振り返るような投稿にも見えますが、「3月30日」には年が表示されていないため、投稿年までは確認できません。
手術動画だけが偶然投稿されたというより、医療現場で撮影されたとみられる写真や動画が複数載せられていた点も、今回注目されている理由の一つです。
柏厚生総合病院の看護師SNS投稿が炎上した理由は?
今回ここまで大きな反発が出ているのは、単に勤務中にスマホを持っていたからではありません。
- 手術中とみられる患者が映った動画を個人SNSに投稿している
- 手術室とみられる場所で私的な撮影をしている
- クラブ風のBGMが流れる動画に「www」を含むテロップを付けている
- 医療用品や院内の研修資料まで投稿している
- 患者のプライバシーや医療従事者への信頼に関わる内容になっている
特に引っかかるのは、手術を受けているとみられる患者がそこにいることです。
医師や看護師にとっては日々の仕事でも、患者にとって手術は決して日常ではありません。
「無事に終わるだろうか」と不安を抱えて手術室に入る人もいるでしょう。
そんな場所で自分の知らないところで撮影が行われ、その映像が個人のInstagramに投稿されていたとすれば、患者や家族が不信感を抱くのも無理はありません。
今回の問題は、単に「SNSの使い方が悪かった」という話だけではなく、患者が医療従事者に寄せる信頼そのものに関わってきます。
最近は医療現場のSNS問題が相次いでいる
今回の投稿が急速に広がった背景には、ここ最近、医療現場でのSNS問題が立て続けに注目されていることもあります。
一つの病院だけではなく、別の医療機関でも同様の問題が続いたことで、「また病院でのSNS投稿なのか」と感じた人も少なくないでしょう。
千葉西総合病院では職員2人を解雇
2026年10月には、千葉西総合病院で職員による不適切な動画投稿が問題になりました。
患者や院内の様子を撮影した動画がSNSに投稿され、病院側が調査を実施。
その後、動画の撮影や投稿に関わった職員2人を解雇したことを公表しています。
さらに全職員を対象に、個人情報保護やSNSの取り扱い、医療倫理についての研修を行うことも発表されました。
医誠会国際総合病院でもSNS投稿が問題に
医誠会国際総合病院でも、2026年7月に職員の個人SNSをめぐる問題が発覚しました。
病院側は患者や家族への説明と謝罪を行い、関係した職員への対応も実施したと発表しています。
さらに10月14日には、同病院で撮影されたとされる過去の動画や画像がSNS上で再び拡散しました。
そして翌15日、今度は柏厚生総合病院の看護師によるものとして今回の投稿が広がっています。
もちろん、それぞれは別の医療機関で起きた別の事案です。
ただ、患者が映った動画や勤務中の様子を撮影した投稿が短期間に続けば、「病院の中でスマホはどう管理されているのだろう」と不安に感じる人が増えるのも無理はありません。
なぜ過去の動画が2026年10月になって拡散した?
今回の手術室とみられる動画には「2025年9月18日」と表示されています。
つまり、2026年10月に新しく撮影された動画ではなく、約1年前に投稿されていたものが掘り起こされた形です。
10月15日には複数のXアカウントが、同じInstagram由来とみられる写真や動画を相次いで投稿しました。
直前まで別の病院のSNS問題が大きく取り上げられていたこともあり、医療従事者による過去のSNS投稿にも関心が集まっていた時期です。
その中で、研修資料に「柏厚生総合病院」と読める病院名が写った今回の投稿が発見され、一気に広がった形です。
ただし、誰が最初にこのInstagram投稿を発見したのかや、投稿者の勤務先まで確認した上で拡散されたのかは分かっていません。
手術室でスマホを使用してもいいの?
今回の動画を見れば、「そもそも手術室にスマホを持って入れること自体がおかしくないの?」という疑問も出てきます。
医療従事者のスマホについて、全国一律で「勤務中は必ず預ける」と決められているわけではありません。
私物スマホをどのように管理するのか、使用できる場所をどこまで認めるのかは、各医療機関がルールを定めています。
現在では、業務連絡や情報共有のために業務用スマホや携帯端末を導入している病院もあります。
そのため、手術室に携帯端末があること自体が、ただちに不適切とは言えません。
一方、手術室には多くの医療機器があるため、携帯電話の電波による影響にも配慮する必要があります。
医療機関では、手術室などで携帯電話の使用を制限したり、電波を発信しない状態にしたりするルールを設ける場合があります。
柏厚生総合病院のスマホ使用ルールは?
柏厚生総合病院では、患者や来院者に対して、院内での携帯電話は所定の場所で利用するよう案内しています。
一方で、職員の私物スマホを勤務中にどのように管理しているのか、手術室への持ち込みを認めているのかといった内部ルールは公開されていません。
さらに、今回の手術動画自体が柏厚生総合病院で撮影されたと確定しているわけでもありません。
そのため、「柏厚生総合病院では手術室で看護師が自由にスマホを使っている」とまでは言えません。
スマホを持ち込めることと患者を撮影することは別
仮にスマホを手術室へ持ち込むことが認められていたとしても、患者を私的に撮影してSNSへ投稿していいことにはなりません。
業務連絡のために端末を使うことと、患者や院内の様子を個人のInstagramに載せることは、まったく別の話です。
今回の投稿者が本当に医療従事者だったのであれば、「なぜスマホを持っていたのか」以上に、「なぜ患者が映る場面を撮影し、それをSNSに載せたのか」が問われることになるでしょう。
柏厚生総合病院は今回のSNS投稿について発表している?
これだけSNS上で病院名とともに拡散しているだけに、病院側がどう対応するのかも気になるところです。
2026年10月15日現在、柏厚生総合病院から今回のSNS投稿についての公式発表は確認できません。
投稿者が実際に同院の看護師なのか、手術動画が同院で撮影されたものなのか、病院側が事実確認を行っているのかも明らかになっていません。
SNSには「病院側は事実関係を確認している」「厳正に対応する」といった内容が書かれた画像も出回っています。
しかし、その画像にはAIで生成されたことを示す表示があり、柏厚生総合病院が公表した公式コメントではありません。
一方、元Instagramとみられる投稿には「柏厚生総合病院」と読める研修資料が写っています。
ここまで病院名とともに写真や動画が広がっている以上、本当に同院の職員による投稿だったのか、患者への説明や院内での確認が行われるのかは気になるところです。
まとめ
柏厚生総合病院の看護師によるものとして拡散しているSNS投稿について調べました。
元Instagramとみられる投稿には、スクラブ姿の人物や医療用品、研修資料などが写っており、資料には「柏厚生総合病院」と読める病院名も確認できます。
また、「2025年9月18日」と表示された動画には手術中とみられる患者の身体の一部が映り、クラブ風のBGMとともに「こんなクラブ状態なの」「まじ我らの病院くらいwww」といったテロップも付けられていました。
病院で働く側からすれば日常の一場面だったのかもしれませんが、患者にとって手術室は決して日常ではありません。
自分の身体を預けている場所で撮影された映像が、知らないところで個人SNSに投稿されていたとすれば、医療機関への信頼にも関わります。
一方、投稿者が柏厚生総合病院の看護師であることや、手術動画の撮影場所が同院であることについては、まだ病院側から正式な発表は出ていません。
まずは事実関係がどこまで確認されるのか、そして柏厚生総合病院から今回の投稿について説明が出るのかが注目されます。


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