イオンモール熊本の爆発事故をめぐり、ハビタの湯瀬剛二取締役が明かした説明に、SNSで厳しい声が相次いでいます。
特に疑問視されているのが、「もし入れるのであれば」という言葉と、遺族へ当初伝えていた説明との食い違いです。
売上金を金庫へ戻すよう伝えた経緯や、上野景真社長の謝罪について整理します。
ハビタ湯瀬剛二取締役の説明はなぜ炎上?
湯瀬剛二取締役の説明が炎上したのは、会社側から売上金を金庫へ戻すよう求めながら、最終的には従業員の判断だったようにも聞こえる内容だったためです。
さらに、会社側が遺族へ当初伝えていた説明と、その後に明らかになった出来事の順番が異なっていたことも、強い不信感につながっています。
- 会社側から売上金を金庫へ戻す話が出ていた
- 「もし入れるのであれば」と条件付きだったと説明した
- 会社幹部からの依頼を従業員が断れたのか疑問が残る
- 当初は従業員が荷物を取りに戻ろうとしたのが先と説明していた
- 実際には売上金を金庫へ戻す依頼が先だった
SNSでは、条件付きの言葉を付けていたとしても、会社幹部から店長を通じて伝えられれば、実質的な業務指示になるとの声が広がりました。
大地震の直後という状況で、売上金よりも従業員の命を優先する判断ができなかったことに、厳しい視線が向けられています。
売上金を金庫へ戻す指示とは?
湯瀬剛二取締役は地震当日、休みだったハビタの店長へ連絡し、可能であれば売上金を金庫へ戻してほしいと伝えました。
2026年7月28日、熊本県で最大震度7を観測する地震が発生し、イオンモール熊本にいた来店客や従業員は屋外へ避難しました。
ハビタで勤務していた大竹玖瑠美さんら女性従業員2人も、一度は建物の外へ避難しています。
その後、湯瀬氏が休みだった店長へ連絡し、店長を通じて現場の従業員へ売上金の話が伝えられました。
連絡を受けた女性従業員と大竹さんは再び館内へ入り、その後に発生した爆発に巻き込まれて亡くなりました。
- 地震発生後に従業員が屋外へ避難
- 湯瀬取締役が休みだった店長へ連絡
- 売上金を金庫へ戻せないかと伝える
- 店長が現場の女性従業員へ連絡
- 女性従業員2人が館内へ戻る
- 館内で爆発が発生し2人が死亡
湯瀬氏が直接連絡した相手は、亡くなった従業員ではなく、当日休みだった店長です。
しかし、その依頼が店長から現場へ伝わり、従業員2人が館内へ戻るきっかけとなりました。
「もし入れるのであれば」は任意だった?
湯瀬剛二取締役は、売上金の保管について「もし入れるのであれば」という条件を付けて伝えたと説明しています。
言葉だけを見れば、無理に戻る必要はなく、現場側に判断の余地が残されていたようにも聞こえます。
しかし、取締役営業部長から店長を通じて伝えられた内容を、現場の従業員が簡単に断れたのかという疑問は残ります。
大竹さんは責任感が強い人物だったと親族が振り返っており、会社から頼まれた以上、戻らなければならないと受け止めた可能性もあります。
SNSでも、「可能であれば」と付け加えても、会社と従業員という上下関係がある以上は指示として伝わるとの意見が見られました。
危険があるかどうかを従業員に判断させるのではなく、会社側が明確に「館内へ戻らないで」と伝えるべきだったという声が強まっています。
湯瀬剛二取締役の説明に食い違い
湯瀬剛二取締役への批判をさらに強めたのが、遺族へ当初伝えられていた説明と、実際の出来事の順番が異なっていたことです。
会社側は当初、従業員から荷物を取りに戻りたいとの申し出があり、その後に売上金を金庫へ入れるよう頼んだと説明していました。
この説明では、従業員が自ら館内へ戻ろうとしたところに、会社側が売上金の保管も頼んだように受け取れます。
しかし、その後に明らかになった出来事の順番は逆でした。
先に湯瀬氏から売上金を金庫へ戻してほしいとの話があり、従業員が荷物を取りに戻りたいと話したのは、その後だったということです。
- 当初の説明:従業員が荷物を取りに戻ると申し出た
- 当初の説明:その後、会社側が売上金の保管を依頼した
- 実際の順番:会社側が先に売上金の保管を依頼した
- 実際の順番:荷物を取りたいとの話はその後に出た
湯瀬氏は、情報が錯綜する中で店長から話を聞き、出来事の順番を思い込んでしまったと説明しています。
一方、遺族からは、会社側の責任を軽く見せるために話の順番を入れ替えたのではないかと厳しく追及されました。
湯瀬氏は最終的に、売上金を金庫へ戻すよう伝えたのが先だったことを認めています。
遺族が求めているのは、言葉を整えた説明ではなく、なぜ2人が館内へ戻ることになったのかという正確な事実なのでしょう。
上野景真社長の謝罪内容
上野景真社長は2026年8月2日、大竹玖瑠美さんの通夜に参列し、遺族へ謝罪しました。
上野社長は、イオンモール熊本で勤務していたハビタの従業員2人の尊い命が失われる結果になったとして、深く謝罪しています。
会社側は、売上金を金庫へ戻すため、店長を通じて従業員へ連絡した事実も認めました。
湯瀬氏も、売上金は命に代えられるものではなく、店長へ依頼した判断は間違っていたとの認識を示しています。
それでも遺族からすれば、謝罪を受けたからといって、大切な家族が帰ってくるわけではありません。
大竹さんの母親は、娘を止めてほしかった、帰るように言ってほしかったと悲痛な思いを語っています。
正式な謝罪会見ではなかった
上野景真社長と湯瀬剛二取締役が報道陣の前で話した場面は、会社側が開催した正式な謝罪会見ではありません。
2人は大竹さんの通夜に参列して遺族へ謝罪した後、報道陣の取材に応じました。
映像では複数のカメラの前で頭を下げているため会見のようにも見えますが、通夜後の取材対応という形です。
会社側が改めて正式な場を設け、指示が出された経緯や当初の説明が食い違った理由を明らかにするのかも注目されています。
SNSで批判が相次ぐ
湯瀬剛二取締役の説明が報じられると、SNSでは会社側の対応を疑問視する声が相次ぎました。
- 条件付きでも上司から言われれば断れない
- 従業員の自己判断だったように聞こえる説明に納得できない
- なぜ避難した従業員へ戻らないよう伝えなかったのか
- 売上金より人命を優先するべきだった
- 説明が変わった理由を明らかにしてほしい
特に大きな反発を招いたのは、「もし入れるのであれば」という表現が、最後は従業員自身が判断したかのようにも聞こえた点です。
現場の従業員へ判断を委ねる前に、本部や会社幹部が危険な建物には戻らせないと決めるべきだったとの声が目立っています。
また、遺族への説明で出来事の順番が逆になっていたことから、単なる思い違いでは済まされないとの厳しい反応も広がりました。
事故後の説明に時間を要したことも重なり、会社が従業員を本当に大切にしていたのかという疑問にまで発展しています。
まとめ
今回は、ハビタ湯瀬剛二取締役の説明がなぜ炎上したのか、売上金を金庫へ戻す指示や上野景真社長の謝罪についてまとめました。
- 湯瀬取締役が休みだった店長へ売上金の保管を依頼した
- 店長から現場の従業員へ連絡が伝わった
- 女性従業員2人が館内へ戻り爆発に巻き込まれた
- 湯瀬氏は「もし入れるのであれば」と伝えたと説明した
- 遺族への当初説明では出来事の順番が逆になっていた
- 上野社長は通夜に参列し遺族へ謝罪した
- 正式な謝罪会見ではなく通夜後の取材対応だった
「可能であれば」という言葉が付いていたとしても、会社から伝えられた従業員が本当に断れる状況だったのかは、重く受け止めなければなりません。
会社側には、失われた2人の命と正面から向き合い、指示や説明が食い違った経緯を曖昧にせず明らかにすることが求められています。


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