江藤秀之県議は何者?妻や娘など家族構成・元副議長の経歴と金銭提供の証言内容

福岡県議会の正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑で、計825万円を支払ったと証言した江藤秀之県議。

現在も自民党県議団に所属し、かつて福岡県議会の副議長を務めたベテラン県議です。

妻や娘などの家族構成、建設会社勤務から県議となった経歴、今回明かした金銭提供の内容を整理しました。

目次

江藤秀之県議は何者?

江藤秀之県議は、建設会社勤務やPTA、飯塚青年会議所での活動を経て政界入りし、第82代福岡県議会副議長を務めた政治家です。

  • 名前:江藤秀之
  • 読み方:えとう・ひでゆき
  • 生年月日:1960年6月28日
  • 年齢:66歳(2026年7月現在)
  • 選挙区:飯塚市・嘉穂郡
  • 当選回数:6回
  • 所属会派:自民党県議団
  • 主な経歴:第82代福岡県議会副議長
  • 現在の所属:建築都市委員会、再生可能エネルギー等調査特別委員会

地元の飯塚市や嘉穂郡を基盤とし、長年にわたって福岡県政に携わってきました。

2020年6月から約1年間は福岡県議会副議長を務め、当時の議長だった吉松源昭県議を支える立場にありました。

2026年7月には、副議長就任などに関連して計825万円を支払ったと公の場で説明。

県議会の内部を知る元副議長の証言として、大きな注目を集めています。

江藤秀之県議の妻や娘など家族構成

江藤秀之県議には、妻の富士美さんと娘の美緒さんがいることが公に紹介されています。

妻は富士美さん

江藤秀之県議の妻は、富士美さんです。

2020年に開かれた福岡県議会副議長就任祝賀会の記録で、江藤県議を長年支えてきた夫人として紹介されていました。

ただし、富士美さんの年齢や職業、詳しい経歴などは明らかになっていません。

政治活動の前面に頻繁に登場しているわけではなく、プライベートな情報はあまり公表していないようです。

娘は美緒さん

同じ祝賀会の記録では、娘の美緒さんについても名前が紹介されています。

一方、美緒さんの年齢や勤務先、結婚しているかなどの詳しい情報は確認できませんでした。

また、美緒さん以外にも子供がいるのかについては公表されていません。

現時点で確認できる家族構成は、妻の富士美さんと娘の美緒さんとなります。

父親は建設会社を経営

江藤秀之県議の父親は、建設会社を経営していました。

江藤県議は大学で建築を学んだ理由について、父親が建設会社を営んでいたことに加え、自分が手がけた建築物を世の中に残したかったためと明かしています。

大学卒業後は父親の会社に入社しており、建設業に関わった経験が、現在の県政活動にもつながっていると考えられます。

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江藤秀之県議の学歴

江藤秀之県議は、現在の近畿大学産業理工学部につながる学部で建築を専攻していました。

近畿大学産業理工学部同窓会の公開情報では、1983年に建築学科を卒業したことが確認できます。

当時の学部名は近畿大学第二工学部で、その後、九州工学部を経て現在の産業理工学部へと名称が変わりました。

  • 大学:近畿大学第二工学部
  • 学科:建築学科
  • 卒業年:1983年

江藤県議は、2023年に近畿大学産業理工学部同窓会の会長へ就任しています。

卒業から長い年月が経った現在も、母校や同窓生との関わりを続けていることが分かります。

出身高校については福岡県立嘉穂高校とする本人発信がありますが、県議会公式プロフィールには学歴の掲載がありません。

建設会社勤務から県議になるまでの経歴

江藤秀之県議は大学卒業後、父親が経営する建設会社に入り、地域活動を経験した後に福岡県議会議員となりました。

父親の建設会社に入社

1983年に大学の建築学科を卒業した江藤秀之県議は、父親が経営する建設会社に入社しました。

会社では建設関係の仕事だけでなく、地域の人々とのつながりや会社経営についても学んだとみられます。

建築を専門的に学び、建設会社で働いた経験から、県議会でも建築や都市整備に関係する分野と関わってきました。

現在も建築都市委員会に所属しています。

PTA会長や飯塚青年会議所で地域活動

江藤秀之県議は、建設会社で働きながらPTA会長を務め、飯塚青年会議所にも入会しました。

本人は、PTA会長と青年会議所での経験が、その後の人生に強く影響したと振り返っています。

飯塚青年会議所では、普段の仕事では接点のない異業種の人々と交流し、地域の問題について議論を重ねました。

ボランティア活動にも参加し、地域社会への関心を深めていったようです。

子供たちの環境を良くしたいと県議を目指す

江藤秀之県議は、その後、父親の建設会社を退職して福岡県議会議員を目指しました。

政治家を志した理由について、将来を担う子供たちのために、できるだけ良い環境を築きたいとの思いがあったと説明しています。

2003年に福岡県議会議員へ初当選し、飯塚市・嘉穂郡を地盤に当選を重ねました。

現在は当選6回を数えるベテラン県議となっています。

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第82代福岡県議会副議長を務めた経歴

江藤秀之県議は、2020年6月24日から2021年6月22日まで、第82代福岡県議会副議長を務めました。

当時の福岡県議会議長は、今回の疑惑を告発した吉松源昭県議です。

吉松県議が議長、江藤県議が副議長という体制で、約1年間にわたって県議会運営を担いました。

副議長は議長を補佐し、議長に事故がある場合などには代わって職務を行う重要な役職です。

江藤県議が副議長へ選ばれたことから、当時は自民党県議団内でも一定の経験と影響力を持っていたことがうかがえます。

福岡県議会での現在の立ち位置

江藤秀之県議は、現在も自民党県議団に所属しながら、県議団幹部らへの金銭提供を証言している立場です。

吉松源昭県議はすでに自民党を離れ、少数会派「自由と繁栄の会」に所属しています。

これに対し、江藤県議は2026年7月25日時点の福岡県議会公式情報でも、自民党県議団の所属です。

つまり、古巣を離れた立場から追及する吉松県議とは異なり、江藤県議は現在も会派内に身を置いたまま証言しています。

自民党県議団で長年活動してきた元副議長が内部の慣例について説明した点が、今回の証言の大きな特徴でしょう。

江藤秀之県議が証言した825万円の内訳

江藤秀之県議は2026年7月27日の会見で、副議長就任などをめぐり計825万円を支払ったと説明しました。

江藤県議の説明による内訳は、次の通りです。

  • 副議長就任に必要だと言われた金銭:500万円
  • 料亭での車代として負担した金銭:125万円
  • 宿泊を伴うゴルフ代として負担した金銭:200万円
  • 合計:825万円

副議長就任をめぐり500万円を渡したと証言

江藤秀之県議によると、2019年12月ごろ、副議長への就任に際して500万円が必要だと伝えられました。

その後の2020年1月か2月ごろ、当時、自民党県議団の幹事長だった中尾正幸氏へ、茶色の袋に入れた500万円を直接渡したと説明しています。

江藤県議は以前の書面回答でも、紙袋に入れて直接渡したとの趣旨の説明をしていました。

一方、中尾氏は金銭の受け取りを否定しており、両者の主張は対立しています。

料亭の車代として125万円を負担

江藤秀之県議は、2020年4月に料亭で開かれた会合に関連し、車代として125万円を負担したとも説明しています。

この金額は、当時議長への就任を控えていた吉松源昭県議と折半したものとされています。

江藤県議が125万円、吉松県議が125万円を負担し、合計250万円になったという説明です。

宿泊ゴルフ代として200万円を負担

さらに江藤秀之県議は、2020年6月に行われた宿泊を伴うゴルフに関連し、200万円を負担したと証言しました。

ゴルフ代などの400万円を吉松源昭県議がいったん立て替え、江藤県議が折半分の200万円を吉松県議へ渡したとしています。

500万円、125万円、200万円を合わせると、江藤県議が支払ったとする金額は計825万円です。

なぜ今になって証言した?

江藤秀之県議は、若い世代の議員が思い切って仕事をできる環境を作るため、公の場で説明することを決めたと話しています。

江藤県議は会見で、海外視察や政治資金パーティー券、金銭授受をめぐる問題を解決しなければ、県民から負託を受けた仕事ができなくなるとの趣旨を述べました。

これまで続いてきたとする慣例を、自分たちの世代で終わらせたいという考えがあったようです。

また、今回の問題に関連して、警察から事情を聴かれたことも明らかにしました。

ただし、事情聴取を受けたことだけで、江藤県議に犯罪の疑いがあると判断することはできません。

江藤秀之県議の証言は事実と確定した?

江藤秀之県議が計825万円を支払ったと証言している一方、関係者の間では説明が食い違っており、疑惑の全容は確定していません。

特に、500万円を受け取ったと名指しされた中尾正幸氏は、金銭授受を否定しています。

江藤県議側は具体的な時期や金額、受け渡しの方法を説明していますが、今後は客観的な資料や関係者への調査によって裏付けられるかが焦点となります。

福岡県議会では、第三者を交えた聞き取り調査を行う方針も示されています。

現段階では、江藤県議による証言と、関係者による否定の双方を分けて捉える必要があるでしょう。

まとめ

江藤秀之県議は、建築を学んで父親の建設会社に勤務した後、地域活動を経て福岡県議会議員となった人物です。

  • 1960年6月28日生まれ
  • 飯塚市・嘉穂郡選出の福岡県議会議員
  • 現在も自民党県議団に所属
  • 当選回数は6回
  • 近畿大学第二工学部建築学科を1983年に卒業
  • 父親が経営する建設会社に勤務していた
  • PTA会長や飯塚青年会議所で地域活動を経験
  • 妻は富士美さん、娘は美緒さん
  • 2020年から約1年間、第82代福岡県議会副議長を務めた
  • 副議長就任などをめぐり計825万円を支払ったと証言

江藤県議は、現在も自民党県議団に所属する元副議長という立場から、県議団内で行われていたとする金銭の支払いについて説明しました。

関係者側は金銭授受を否定しているため、今後の聞き取り調査や警察の動きによって、どこまで事実関係が明らかになるのか注目されます。

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