ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督に対して「辞めろ」「解任すべき」といった声がSNSで上がることがあります。
特に選手起用やピッチャー交代のタイミングをめぐってファンの間では賛否が分かれています。
けれど本当に監督交代が必要なほどの問題なのでしょうか?
この記事では主な理由を3つ挙げながら、ロバーツ監督の実績や人柄をふまえてわかりやすく整理していきます。
ロバーツ監督とは
衝撃🫨
— りーさん@NoName💫🪄 (@rikaku_man) October 25, 2025
ロバーツ監督2つ年下😂
おそようございます😊
今日はワールドシリーズ⚾️からの午後はラグビー日本代表戦🏉(日テレ)で盛り上がって参りましょう🤗 pic.twitter.com/me8NayXHMj
ロバーツ監督は2016年からドジャースを率いこれまでにワールドシリーズを2度制覇した名将です(2020年・2024年)。
2022年には2025年までの3年契約を結びましたが、その後2025年3月に2029年までの4年契約延長に合意したと報じられています。
つまり契約期間は2029年まで延びているのが最新の状況です。
この長期契約が示すように球団からの信頼は非常に厚いといえるでしょう。
ただ強豪チームゆえに「勝って当たり前」と見られがちでちょっとした采配でも批判の声が上がりやすいという難しさもあります。
SNSの反応
試合後のSNSには感情的なコメントも目立ちます。
「ロバーツ監督はもう解任でいい」
「継投ミスが多すぎる」
“Fire him!”(※和訳「あの監督をクビにしろ!」)
一方で、
「選手との距離が近くて、話しやすい監督」
“Players’ manager… personable and approachable.”(※和訳選手想いの監督で、人柄が良く話しやすい人だ。)
という声も多く批判と同時に“信頼されている監督”としての側面も見えてきます。
つまりロバーツ監督は「批判も多いけれど、信頼も厚い」立場にいると言えるでしょう。
「辞めろ」「解任」の理由は?
#ドジャース #山本由伸 投手⚾️
— Masaya Kotani (@Kotani156337951) October 3, 2025
フィリーズとの地区シリーズ第3戦で先発へ🔥
ロバーツ監督が明言🎙️#LetsGoDodgers #dodgers #Postseason pic.twitter.com/Z9wRLqX1f0
ロバーツ監督に対する批判の背景にはファンが感じている“もどかしさ”や“期待の高さ”が大きく影響しているようです。
① 選手起用がかたい
「スタメンが固定されすぎている」「お気に入りの選手を贔屓している」といった意見は根強くあります。
しかし、ロバーツ監督は短期的な不調よりも選手の“信頼”を重視するタイプ。
チームを1シーズン通して安定させるためにある程度メンバーを固定しながら戦うスタイルを取っています。
この方針が結果として高勝率につながっていることを考えると「起用がかたい=悪い」とは言い切れません。
② 継投やブルペンの使い方
「ピッチャー交代が遅い」「勝負どころで判断ミスが多い」といった声もよく聞かれます。
ただ、継投の判断には投手の疲労度や登板間隔、対戦データなど外からは見えない要素も多くあります。
それでもドジャースはロバーツ体制のもとで何度もポストシーズンを勝ち抜いており継投全体が失敗続きというわけではありません。
一部の場面だけが強く印象に残っているという見方もできそうです。
③ 戦力任せの采配では?
「スターが多いチームだから勝って当然」「誰が監督でも勝てる」という指摘もあります。
たしかにドジャースは戦力が豊富ですが、その分チームをまとめる難しさも大きいもの。
ロバーツ監督は選手同士の関係をうまく整えチーム全体の雰囲気を保つ“調整役”としての手腕にも定評があります。
実際、球団が長期契約を結び直したのもそうしたマネジメント力を高く評価してのことでしょう。
ロバーツ監督の人柄と心温まるエピソード
大谷翔平がロバーツ監督にプレゼントしたポルシェはこちら!w
— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) May 4, 2024
📸@juanctoribio #大谷翔平 #ドジャース https://t.co/l5GyIayhaw pic.twitter.com/ULvvZi9u6X
ロバーツ監督は選手一人ひとりと丁寧に向き合うスタイルで怒鳴るよりも話を聞くタイプ。
その温かさがロッカールームの雰囲気づくりにも生きています。
中でも印象的なのが大谷翔平選手との“贈り物エピソード”。
大谷選手が日本出身選手としての本塁打記録を更新した際、冗談交じりで「ご褒美にポルシェをあげる」と言いロバーツ監督にミニカーサイズのポルシェをプレゼントしました。
ドジャースの #大谷翔平 がロバーツ監督にドッキリを敢行!
— 大谷翔平【ドジャース速報】 (@baseball_start) February 17, 2025
本物のポルシェを欲しがる監督に子供用のポルシェを贈呈🎁
ロバーツ監督は困惑しつつも笑顔で対応し、大谷選手のドッキリは大成功に終わるpic.twitter.com/WP6yYmt7x7
その後、ロバーツ監督は仕返しとして大谷選手の車をカラフルなボールでいっぱいにするいたずらを実行。
さらに、大谷選手が同様の“子ども用ポルシェのドッキリ”を監督に仕掛けたことがありそこから二人の間で笑いのやりとりが続いているそうです。
こうしたエピソードからも監督と選手という立場を超えた信頼関係がうかがえます。
チームを支えるのは戦術だけでなく人とのつながり。
その象徴のような関係ですよね。
ロバーツ監督が大谷さんの愛娘にピンク色のポルシェのおもちゃをプレゼント☺︎
— 𝗠𝗮𝗶𝗰𝗼 (@O517bebe) June 5, 2025
ポルシェの贈り合いは続きますね笑笑#dodgers #ドジャース#shoheiohtani #大谷翔平 pic.twitter.com/9EJM5uc4iO
まとめ
ロバーツ監督には「辞めろ」「解任」といった厳しい声もありますがこれまでの実績やチーム内での信頼関係を見ると単なる批判では片づけられません。
彼は勝たせるだけでなく選手の気持ちを大切にする監督です。
大谷翔平選手との贈り物エピソードにも見られるように温かく親しみやすい人柄がチームの結束を支えています。
短期的な采配ミスはあっても長期的に安定して勝ち続けているのは、戦術だけでなく“人をまとめる力”があるからこそ。
これからもロバーツ監督らしい笑顔と信頼に満ちたドジャースを見せてくれるはずです。







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