西東京市北町の住宅で、母親と息子3人の計4人が亡くなっているのが見つかった事件。
報道を追う中で特に引っかかりやすいのが、
- 「誰もいないはずなのにチェーン錠がかかっていた」
- 「室内から物音が聞こえた」
- 「発見直前にLINEや電話でやり取りがあった」
という部分です。
言葉だけ見ると「全員死亡なのに物音?」となりがちですが、
ここは“通報時点”と“死亡確認”のタイミングが混ざると印象がズレやすいポイントでもあります。
この記事では、現時点で報道で確認できる内容を時系列で整理していきます。
※出典リンクは記事末にまとめています。
いま分かっていること(要点)
- 12月19日、西東京市北町の住宅で母親と息子3人が見つかり、その後死亡が確認された
- 父親(40代)が「チェーン錠がかかっている」「室内から物音が聞こえる」などとして通報した
- 発見直前に母親が父親とLINEや電話でやり取りしていた、という報道がある
- その後、練馬区南田中のマンションで男性遺体が見つかり、事件との関連が調べられている
時系列まとめ
ここでは、報道ベースで時系列順に何があったのか追っていきます。
12月19日(金):父親が通報 → 室内で4人を発見
19日夕方、西東京市北町の住宅で父親から
- 「誰もいないはずの自宅にチェーン錠がかかっている」
- 「室内から物音も聞こえる」
などとして通報があったと伝えられています。
警察が室内で母親と息子3人を発見しその後死亡が確認された流れです。
※室内から血の付いた斧や包丁が見つかった、とする報道があります。
12月20日(土):発見直前の「LINE/電話」報道
発見される直前に、母親が父親とLINEや電話でやり取りしていたと報じられています。
その後、電話を切って以降は連絡がつかなくなり施錠と室内の物音を不審に思った父親が通報したという流れです。
12月22日(月)夜〜23日(火):練馬区マンションで男性遺体
練馬区南田中のマンションのクローゼットから、20代くらいの男性の遺体が見つかったと報じられています。
刺し傷が多数あることクローゼットがテープで目張りされていたことなども伝えられています。
この件は報道によって表現が異なり、例えば
- 「殺人事件として捜査に切り替えた」
- 「殺害されたとみられる」
- 「死亡した経緯を調べている」
といった書き方があります。
「物音がした」が気になる人へ:矛盾に見える理由
「全員死亡なのに物音?」と感じるのは自然です。
ただ、報道で並んでいる情報を整理すると
- 通報(チェーン/物音)
- 室内で発見
- その後に死亡確認
という順で伝えられており“物音”は通報時点の話です。
そして「物音」が何だったのかは、現時点で明確にされているわけではありません。
そこで考え方としては、次のような“可能性の整理”になります(断定はできません)。
可能性①:通報時点で室内の状況が確定していなかった
通報時点で外から「全員が死亡している」と言い切れる状況ではなかった可能性があります。
可能性②:家屋・設備由来の音
冷蔵庫・給湯器・エアコンなどの動作音、家のきしみなど、外から聞くと「中で何か動いた?」と感じやすい音は現実的にあります。
可能性③:緊張状態での認識のズレ
強い不安や緊張下だと音の方向や種類の認識がズレたり、周囲の音と混同することも起こり得ます。
※繰り返しになりますが、「物音の正体」自体は現時点の報道だけでは確定できません。
よくある疑問
よくある疑問点をQ&A形式でまとめます。
Q:4人は病院に運ばれたの?救急車だった?
A:病院に搬送され、その後死亡が確認された流れで伝えられています。
一方で「救急車で搬送」といった搬送手段まで明記していない記事もあり現時点では搬送手段を断定できません。
Q:LINEや電話のやり取りは本当にあった?
A:発見直前に、母親が父親とLINEや電話でやり取りしていたと報じられています。
その後、電話を切って以降は連絡がつかなくなり、施錠と室内の物音を不審に思った父親が通報したという流れです。
※やり取りの具体的な文言(何と送ったか等)は、報道で同じ形に揃って出ている情報が多くないため
この記事では「やり取りがあった」という点までにとどめます。
まとめ
- 父親の通報内容として「チェーン」「室内から物音」が報じられている
- 「血の付いた斧や包丁」が見つかったとする報道がある
- 発見直前にLINE/電話でのやり取りがあったという報道がある
- 練馬区南田中のマンションで男性遺体が見つかり、関連が調べられている


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