『フリースタイルダンジョン』での活躍をきっかけに多くの人に知られるようになったラッパー・晋平太さん。
即興で言葉を繋いでいくフリースタイルの強さはもちろん近年はラップを使った講演やワークショップなど
“言葉を人に届けること”にも力を注いでいる印象があります。
ここでは、公開されている情報をもとにプロフィール・経歴・学歴・家族構成・代表作・活動歴・エピソードを
わかりやすくまとめていきます。
晋平太のプロフィール
#新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/46bfTTFYVZ
— 晋平太 (@shinpeita) October 27, 2023
中学生のときにヒップホップと出会い「自分の言葉で自分を語る」というラップのスタンスに惹かれていった人です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 晋平太(しんぺいた) |
| 本名 | 小林 晋平 |
| 生年月日 | 1983年1月10日 |
| 出身 | 東京都東村山市生まれ / 埼玉県狭山市育ち |
| 職業 | ラッパー / MC / 講師 / YouTuber |
| 所属 | RUDECAMP RECORDS ほか |
| 座右の銘 | Do My Best(全力を尽くす) |
“努力すれば必ず結果が出る”というより「ベストを尽くしている時間そのものが大事」そんなニュアンスを感じる言葉ですね。
経歴
挑戦と積み重ねの中で言葉と向き合い続けてきた歩みです。
ラップにのめり込んだ学生時代
最初から派手に目立つタイプというより自分の中に言葉をためていくような積み重ね方だった印象があります。
文化祭でラップを披露したことが人に向けて言葉を伝える喜びにつながったのかもしれません。
デビューと注目のきっかけ
2004年に1stアルバム『SHOW ME LOVE』でデビュー。
翌年、B-BOY PARK MC BATTLEで優勝し「言葉の瞬発力が強いMC」として一気に注目される存在に。
UMB史上初の2連覇
2010年と2011年にはULTIMATE MC BATTLE全国大会で2連覇。
大会ごとに空気や相手は全く変わるので“勝ち続ける”こと自体がものすごく難しい世界です。
「対応力」の強さがよく語られますがそれはただ早口や勢いではなく一言の重さで形勢をひっくり返す瞬間があるタイプのラップですね。
『フリースタイルダンジョン』完全制覇
2017年には、番組内で史上初の完全制覇。
ラップに詳しくない層にも「この人すごい…」と思わせる流れがありました。
実力だけではなく“場の重さ”に負けない落ち着きが印象的でした。
近年の活動
YouTubeやラップ講座、地域でのPRなど「ラップは特別な人だけのものじゃない」と伝える活動が増えています。
言葉って誰でも持ってますからね。
体調不良による活動休止(2023年)
2023年11月には、体調不良のため活動休止が発表されています。
原因や詳細は公表されておらず現在は静養を優先しているとされています。
無理に「頑張る」ではなく整える時間を取るという選択なのだと思います。
学歴
- 明星中学校
- 明星高等学校
- 明星大学(内部進学)
学校は落ち着いた雰囲気のあるところで“言葉を丁寧に選ぶ人”という印象のルーツを感じます。
家族構成
晋平太さんは既婚で妻は小林美緒(こばやしみお)さんです。
小林さんは東京都東村山市の市議会議員として地域に根ざした活動を続けておりまちづくりや福祉など市民の暮らしに近い領域に取り組まれています。
お互いに「言葉を人に届ける仕事」という点でも通じ合う部分がありそれぞれのフィールドは違っていても大切にしているものの根っこは近いのかもしれませんね。
代表作
ひとつひとつの曲に「自分の心の状態」が乗っているような印象があります。
| 曲名 | こんな曲です |
|---|---|
| CHECK YOUR MIC | “覚悟”を差し出すような強さがある曲ですね。 |
| 主人公 | 誰でも自分の人生を生きていい、という肯定の曲。 |
| ボコボコのMIC | 傷ついてもやめない人の、静かな強さを感じます。 |
| 挑戦者 | 前に進む時って、かっこよさより不安が勝ちますよね。そこも含めて肯定してくれる曲です。 |
活動歴
- B-BOY PARK MC BATTLE 優勝(2005)
- UMB 全国大会 優勝(2010/2011)
- 戦極MC BATTLE 初代王者
- 『フリースタイルダンジョン』完全制覇(2017)
- ラップ講座・学校・自治体ワークショップ
- YouTube「Yo!晋平太だぜ Raps」での発信
“肩書きよりも「現場」が似合う人”という感じですね。
印象に残るエピソード
言葉だけではなく人としての“あり方”がにじむ場面があります。
郵便局で働きながらラップを続けた時期
生活のために働きながらそれでも「言葉をやめない」という選択をした時期があったそうです。
Do My Best は、ただのキャッチコピーではなく人生の中で育った言葉なんだろうなと感じます。
地元との向き合い方
一度距離を置いたものがあとから大切に見えてくることってありますよね。
地元に戻るのではなくあらためて向き合いなおすという形が印象的です。
ラップは“誰でも話せる言葉”
「うまくやることより、自分の言葉で話してみること」講座でもその姿勢が大切にされているようです。
その姿勢が活動全体に通っているように思います。
まとめ
- UMB2連覇とダンジョン完全制覇を成し遂げた実力派のラッパー
- 明星中高〜明星大学で育んだ言葉への感覚
- 妻は 東村山市議・小林美緒さん
- 代表曲は「CHECK YOUR MIC」「主人公」など
- 座右の銘は Do My Best
- 2023年11月より体調不良により休養中
挑戦と努力を積み重ねながら自分の言葉で生きてきた姿が多くの人に届いています。
ラップを通して“自分らしさ”を表現する大切さを教えてくれるアーティストです。


コメント