2026年10月の横浜市長選に再び立候補し、注目されている前横浜市長の山中竹春さん。
データサイエンスの専門家から市長へ転身した異色の経歴を持つ一方、2026年には職員へのパワハラ問題を受けて辞職しています。
今回は、山中竹春さんの両親や妻・子供など家族構成、経歴・学歴、パワハラ問題と横浜市長選に再出馬した理由についてまとめます。
山中竹春の両親や妻・子供など家族構成は?
まずは、山中竹春さんの家族について、公表されている情報から見ていきましょう。
山中竹春さん本人の公式プロフィールでは、家族について「妻、長男、猫2匹(親子です)」と紹介されています。
一方、父親については2022年の訃報報道で名前が明らかになっていますが、母親については詳しい情報が公表されていません。
| 本人 | 山中竹春 |
|---|---|
| 父親 | 山中通康さん |
| 母親 | 詳細は公表されていない |
| 妻 | あり |
| 子供 | 長男1人 |
| ペット | 親子の猫2匹 |
父親はどんな人?
山中竹春さんの父親については、2022年8月の訃報で山中通康(やまなか・みちやす)さんと報じられています。
通康さんは2022年8月19日に83歳で亡くなり、葬儀は近親者で営まれたとされています。
一方、父親の職業や詳しい経歴などについては、山中竹春さんの現在の公式プロフィールでは公表されていません。
ネット上では、元野球日本代表監督などを務めた山中正竹さんを父親とする情報も一時広がっていました。
しかし、2022年の訃報では山中通康さんが「山中竹春横浜市長の父」と明記されているため、少なくとも山中正竹さんを父親と断定できる根拠は確認できません。
母親はどんな人?
山中竹春さんの母親については、名前や年齢、職業など確かな公表情報を確認できませんでした。
山中竹春さんは1972年9月27日に埼玉県秩父市で生まれ、自然豊かな秩父盆地で育ったことを本人の公式プロフィールで明かしています。
一部のSNSやネット上では母親とされる人物名も出ていますが、本人や公的資料などによる裏付けが確認できないため、事実として扱うのは避けた方がよさそうです。
妻はどんな人?
山中竹春さんが結婚していることは、本人の公式プロフィールから確認できます。
2021年に横浜市長選で初当選した際の報道では、妻は真木子さんと紹介されていました。
ただし、現在の本人公式サイトでは妻の名前までは掲載されておらず、年齢や職業、学歴、2人の馴れ初めなども明らかにされていません。
妻は政治家本人ではないため、プライベートな情報については積極的に公表していないとみられます。
子供は長男が1人
山中竹春さんには、子供として長男が1人いることが公式プロフィールで明らかになっています。
ただし、現在の名前や年齢、学校など詳しいプロフィールは公表されていません。
市長として子育て政策にも取り組んできた山中竹春さんですが、自身の子供についてはプライバシーに配慮し、詳細を明らかにしていないようです。
また、山中家では親子の猫2匹も飼っており、公式プロフィールでも家族の一員として紹介されています。
山中竹春の経歴は?
山中竹春さんは、政治家になる前は医療統計やデータサイエンスの専門家として活動してきました。
| 名前 | 山中竹春(やまなか たけはる) |
|---|---|
| 生年月日 | 1972年9月27日 |
| 年齢 | 54歳(2026年10月時点) |
| 出身地 | 埼玉県秩父市 |
| 専門 | データサイエンス・医療統計 |
| 前職 | 横浜市立大学教授など |
| 主な役職 | 前横浜市長 |
大学院修了後は、九州大学医学部附属病院やアメリカ国立衛生研究所、九州がんセンター、国立がん研究センターなどで研究に携わりました。
2014年からは横浜市立大学で特命副学長、医学部教授、大学院データサイエンス研究科長などを歴任しています。
医療や行政のデータを分析し、根拠に基づいて政策や意思決定を行うデータサイエンスを専門としてきた人物です。
2021年の横浜市長選に立候補して初当選し、第33代横浜市長に就任。
2025年の市長選でも再選しましたが、2026年に職員へのパワハラ問題を受け、市長を辞職しています。
山中竹春の学歴は?
山中竹春さんは、経済学と数学の両方を大学で学んでいます。
- 1991年:早稲田大学本庄高等学院 卒業
- 1996年:早稲田大学政治経済学部経済学科 卒業
- 1998年:早稲田大学理工学部数学科 卒業
- 2000年:早稲田大学大学院理工学研究科 修了
- 2003年:早稲田大学から博士(理学)を取得
最初は政治経済学部で経済学を学びましたが、大学在学中にデータを根拠に意思決定する手法に興味を持ったことが、その後の進路につながったとされています。
政治経済学部卒業後には理工学部数学科へ学士入学しており、文系と理系の両方を学んだ経歴が特徴的です。
山中竹春のパワハラ問題とは?
山中竹春さんをめぐって大きな問題となったのが、横浜市職員らへの言動です。
2026年1月、当時の市総務局人事部長が山中竹春さんの言動について実名で告発し、横浜市会は同月28日に真相究明を求める決議を全会一致で可決しました。
その後、横浜市とは利害関係のない弁護士らによる第三者調査が行われ、2026年7月30日に調査報告書が公表されています。
報告書では、大きく7つの項目について調査が行われました。
- 職員を怒鳴る、書類を投げるなどの行為
- 「切腹」などの発言
- 職員に銃を向けるようなポーズ
- 幹部職員などへの侮辱的な発言
- 深夜や休日を含む頻繁な業務連絡
- 特定職員を市長室へ入れない「出入り禁止」の扱い
- 人事権を背景に職員を心理的に圧迫する行為
第三者調査では、これら7項目のほとんどについて事実が存在したと認定されました。
「人間のクズ」「ポンコツ」などの発言も
調査報告書では、山中竹春さんが幹部職員らについて「ポンコツ」「ダチョウ」「人間のクズ」などと発言したことも認定されています。
ほかにも「スペックが低い」「頭が悪い」といった発言などが調査対象となりました。
山中竹春さん自身も、一部の強い言葉を使ったことについて認め、職員への配慮を欠く不適切な発言だったとして反省を表明しています。
また、第三者調査では、人事異動を通じて職員に恐怖を与え、心理的に支配する行為についてもパワハラに当たると認定されました。
報告書は一連の言動について、個々の行為だけではなく全体を総合的に評価し、職員の尊厳を傷つけ、職場環境を悪化させる「重大なパワハラ行為」があったとしています。
すべての告発内容が認定されたわけではない
一方で、報道された内容のすべてが事実として認定されたわけではありません。
例えば、特定の日に机を叩いたとされる行為や、写真展会場で「デブ」「2頭身」「気持ち悪い」「死ね」などと発言したとされる内容については、第三者調査でも事実があったともなかったとも認定できないとされました。
そのため、今回の問題については、第三者調査で正式に認定された内容と、認定に至らなかった内容を分けて見る必要があります。
山中竹春が横浜市長を辞職した理由は?
第三者調査でパワハラ行為が認定された後も、山中竹春さんは当初、市長職を続ける考えを示していました。
しかし、その後、市議会の複数会派から辞職を求められるなど、市政への影響が拡大しました。
2026年8月28日、山中竹春さんは横浜市長を辞職する意向を正式に表明し、市会議長へ辞職願を提出しました。
会見では、自身の言動によって市民や職員、議会などの信頼を損ない、市政に混乱を生じさせたことを謝罪。
市長職にとどまり続けるのではなく、一旦けじめをつけるべきだと判断したと説明しています。
その後、2026年9月7日付で横浜市長を辞職しました。
山中竹春が横浜市長選に再出馬した理由は?
辞職から約3週間後、山中竹春さんは横浜市長選への再出馬を決めました。
2026年9月28日に出馬の意向が明らかとなり、翌29日の記者会見で正式に立候補を表明しています。
山中竹春さんは会見で、辞職後の約1カ月について、再び自分が前に出ていいのか自問自答してきたと説明しました。
そのうえで、再出馬を決断した大きな理由として、市民と約束した政策をやり遂げる責任があるという考えを挙げています。
辞職後に街頭で謝罪を続ける中で、自身が進めてきた政策を支持する市民から声を掛けられたことや、市民団体や一部の関係団体から出馬要請を受けたことも決断につながったと説明しています。
本人の公式サイトでも、辞任に至ったことを謝罪したうえで、自らの行動を改めながら、子育て支援や災害対策、地域交通など、市民と約束した政策を進めたいとしています。
パワハラで辞職したのになぜすぐ再出馬?
山中竹春さんは、自身のパワハラ問題に「けじめ」をつけるとして辞職した一方、その辞職によって行われる市長選に再び立候補することになりました。
このため、「辞職したのになぜ再び出馬するのか」と疑問を持つ人が出るのも自然でしょう。
山中竹春さん自身は、パワハラ行為そのものをなかったことにして再出馬しているわけではなく、自身の未熟さや市政を混乱させた責任を認めて謝罪しています。
そのうえで、市民から再び信任を得られるのであれば、途中となっている政策を続ける責任があるというのが本人の説明です。
また、市長に復帰した場合、パワハラ被害を受けた職員などが山中竹春さんと直接対応しなくてもいいよう、間に別の人物を介することや、自身の行動を第三者が評価する仕組みを検討する考えも示しています。
最終的にこの再出馬を市民がどう判断するのかが、今回の横浜市長選で注目されるポイントの一つとなっています。
横浜市長選は2026年10月4日に告示され、10月18日に投開票されます。
まとめ
今回は、山中竹春さんの両親や妻・子供など家族構成、経歴・学歴、パワハラ問題と横浜市長選への再出馬理由についてまとめました。
- 山中竹春さんは1972年9月27日生まれの54歳
- 埼玉県秩父市出身でデータサイエンスの専門家
- 父親は山中通康さんと報じられている
- 母親について詳しい公表情報は確認できない
- 妻と長男、親子の猫2匹がいる
- 早稲田大学で経済学と数学を学び博士号を取得
- 横浜市立大学教授などを経て2021年に横浜市長へ初当選
- 2026年7月の第三者調査で重大なパワハラ行為が認定された
- 市政の混乱にけじめをつけるとして2026年9月に市長を辞職
- 「市民と約束した政策をやり遂げる責任がある」として横浜市長選に再出馬した
研究者から横浜市長へ転身し、2期にわたって市政を担った山中竹春さん。
一方で、第三者調査で認定されたパワハラ問題を受けて辞職した直後の再出馬だけに、2026年10月18日の横浜市長選では、市民がどのような判断を示すのか注目されます。


コメント