ロサンゼルス・ドジャースで活躍する山本由伸投手。
その身体づくりを陰で支えてきた人物として注目されているのが治療家でありトレーナーの矢田修(やた・おさむ)さんです。
彼は独自の理論をもとに長年アスリートの体を整えてきたプロフェッショナル。
この記事では矢田修さんの接骨院の場所やプロフィール・経歴、そして山本投手との関係や印象的なエピソードをわかりやすく紹介していきます。
矢田修の接骨院
矢田修さんは大阪市東成区にある「矢田接骨院 鶴橋」の院長を務めています。
最寄り駅はJR・近鉄「鶴橋駅」からほど近く地元の方はもちろん遠方から通う方も多い人気の治療院です。
また、矢田さんが「キネティックフォーラム代表」として展開する「BCトータルバランスシステム」は全国各地の治療院でも導入されています。
このメソッドは一般の方でも体験でき日常生活の不調改善や体のバランス調整などにも活用されています。
なお、矢田さんは現在も接骨院の運営を継続しながらアメリカと日本を行き来する生活を続けています。
山本投手のサポートで渡米することもありますが、特定の選手だけを専属で見るわけではなく国内でも他のアスリートや一般の患者さんを治療しているそうです。
この柔軟な働き方からも「選手一人に縛られず、自分の理論を社会に広めたい」という思いが感じられますね。
矢田修のプロフィール
ワールドシリーズ中継を見て気になった人は多かったと思います。
— 松川嘉広/コンディション・パフォーマンスアップ請負人 (@O2LabO2Lab) November 2, 2025
柔道整復師の矢田修氏。
山本由伸の中0日登板を導いた、可能にした方です。
グラブやスパイク、野球ギアを真似たい気持ちは分かりますが、身体との向き合い方、意識、トレーニング方法に目を向けたほうが良いと中高生には伝えたい。 pic.twitter.com/4KPbKiRPRq
- 名前:矢田 修(やた おさむ)
 - 生年:1959年(昭和34年)
 - 出身地:香川県
 - 肩書き:矢田接骨院 院長/キネティックフォーラム代表
 
柔道整復師として長いキャリアを持ち身体の不調を根本から整える施術を行ってきた矢田さん。
「痛いところだけを見るのではなく、なぜ痛みが出ているのかを探る」という姿勢が一貫しています。
研究熱心でありながら患者や選手に寄り添う温かさもあり多くの人から信頼される存在です。
経歴
矢田さんが提唱する「BCトータルバランスシステム」はBio(生体)または Biomechanics(生体力学)と Cell(細胞)の頭文字を取ったもので、
細胞レベルから身体のバランスを整えるという考え方です。
約30年以上の臨床経験から体系化された理論で筋肉や骨格だけでなく、呼吸・姿勢・重心の取り方などを丁寧に整えることを重視しています。
また、彼が行う「BCエクササイズ」は400種類以上にもおよび派手さはないものの体の感覚を研ぎ澄ませる深い内容です。
トレーニングというよりも「自分の身体の声を聞く練習」に近いスタイルが印象的です。
現在はプロ選手だけでなく学生や社会人、一般の方にも幅広く指導を行っており「どう身体を使えばムリなく力を発揮できるか」という“感覚の教育”を広めています。
これまでに指導してきたアスリートの中には、
筒香嘉智選手(横浜DeNAベイスターズ)や北山亘基投手(北海道日本ハムファイターズ)などプロ野球界で活躍する選手が名を連ねています。
また競輪の菅田選手など他競技のトップアスリートも指導しており、その理論が野球に限らずさまざまな競技に応用できることを証明しています。
このようにスポーツの枠を超えて身体の可能性を引き出す矢田さんのメソッドは多くのアスリートの“裏方の武器”となっています。
山本由伸との関係
矢田さんと山本投手の出会いはオリックス時代の若い頃。
筒香嘉智選手の自主トレを通じて紹介されたのがきっかけだったといわれています。
初めて山本投手のフォームを見た矢田さんは、
「今のままでは理想の投球フォームには届かない。フルモデルチェンジが必要だ」
と伝えたそうです。
すると山本投手は、
「じゃあ、そうします」
と即答。
そこから二人の挑戦が始まりました。
現在も信頼関係は続いており矢田さんはアメリカと日本を行き来しながら山本投手をサポートしています。
山本投手がオリックス時代から師事していることは広く知られており、現在はドジャースともアドバイザースタッフ契約を結んでいます。
ただし、矢田さんは山本投手“専属”というわけではなく日本では接骨院の運営を続けながら他の選手や患者も診るなど幅広い活動を行っています。
その柔軟なスタンスが長く第一線で活躍するための秘訣なのかもしれません。
指導スタイルと印象的な話
矢田さんの指導はとても観察力に優れています。
筋力を鍛えるよりも「どうすれば自然に動けるか」を重視するのが特徴。
小さなズレや無駄な力を見抜きその人に合った動きを見つけ出す姿勢はまさに職人です。
2025年のワールドシリーズ第7戦では、山本投手が中0日で連投。
このときも矢田さんが体の状態を「昨日より良くする」調整を行い、短期間で登板可能なコンディションに整えたと報じられています。
表には出ませんがその存在はまさに“見えない名参謀”。
選手の力を最大限に引き出すために陰で支え続ける姿勢が印象的です。
まとめ
今回は、
「矢田修の接骨院はどこ? 山本由伸との関係や経歴・プロフィールまとめ」
というテーマで紹介しました。
柔道整復師として多くの選手や一般の人を支え独自の理論を築いてきた矢田修さん。
山本由伸投手を支える重要な存在でありながら接骨院の運営も続け、アメリカと日本を往復しながら幅広く活動しています。
選手に寄り添いつつも依存させない。
そんな姿勢が山本投手の強さや安定感を支えているのかもしれません。
これからもこの二人がどんな進化を見せてくれるのか注目が集まりそうです。






      
      
      
      
			
			
			
			
			
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