2026年W杯決勝で、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手とスペイン代表のラミン・ヤマル選手が対戦します。
2人が公式戦で顔を合わせるのは今回が初めてですが、実は約20年前に一度出会っていました。
メッシ選手が赤ちゃんだったヤマル選手を抱いている写真の真相と、これまで対戦がなかった理由をまとめます。
メッシとヤマルの過去の対戦は?
メッシ選手とヤマル選手は、これまで公式戦で対戦したことがありません。
2026年W杯決勝が、2人にとって初めて同じピッチに立つ試合となります。
約20年前に一緒に写真に写った青年と赤ちゃんが、初対決の舞台としてW杯決勝を迎えることになりました。
バルセロナで一緒にプレーしたこともない
メッシ選手とヤマル選手は、どちらもFCバルセロナを代表する左利きの選手です。
しかし、トップチームに在籍していた時期は重なっていません。
メッシ選手がバルセロナで最後に出場したのは2021年5月16日でした。
一方、ヤマル選手がトップチームにデビューしたのは2023年4月29日です。
ヤマル選手が15歳でトップチームに姿を現したとき、メッシ選手はすでにバルセロナを離れていました。
そのため、クラブでチームメートになったことも、対戦相手として顔を合わせたこともありません。
アルゼンチン対スペインも実現していなかった
メッシ選手はアルゼンチン代表、ヤマル選手はスペイン代表でプレーしています。
しかし、ヤマル選手がスペイン代表に入ってから両国の対戦はなく、代表戦でも直接対決は実現していませんでした。
南米王者のアルゼンチンと欧州王者のスペインによるフィナリッシマで対戦する可能性もありましたが、試合は延期となっています。
先に実現することになったのが、大会の頂点を決めるW杯決勝でした。
メッシとヤマルは約20年前に出会っていた
メッシ選手とヤマル選手が初めて顔を合わせたのは、2007年に行われたチャリティーカレンダーの撮影です。
当時20歳だったメッシ選手が、まだ生後数か月だったヤマル選手を抱いている写真が残されています。
写真は合成ではなく、実際に撮影されたものです。
The Barça Foundation 2008 solidarity calendar, in collaboration with @sport and @unicef, featuring Leo Messi, Lamine Yamal, and other Barça players.
— FC Barcelona (@FCBarcelona) July 10, 2024
A special campaign to raise funds for UNICEF and for Barça
Foundation childhood protection programs. 💙❤️ pic.twitter.com/vlEblHOvW1
出会いはチャリティーカレンダーの撮影
撮影は、FCバルセロナ財団などが子供たちを支援する目的で制作した2008年版チャリティーカレンダーの企画でした。
バルセロナの選手が子供と一緒に写真に写り、カレンダーの売り上げを支援活動に役立てる取り組みです。
ヤマル選手の家族が暮らしていた地域で参加者の抽選が行われ、家族が当選したことで撮影に参加しました。
メッシ選手が将来有望な赤ちゃんとしてヤマル選手を選んだわけではありません。
当時は誰も、赤ちゃんだったヤマル選手がバルセロナやスペイン代表の中心選手になるとは知りませんでした。
偶然の組み合わせが、約20年後に世界中から注目される一枚となっています。
赤ちゃんをお風呂に入れる写真の真相
撮影場所は、バルセロナの本拠地カンプ・ノウにあるアウェーチーム用のロッカールームでした。
撮影を担当したのは、フォトグラファーのジョアン・モンフォート氏です。
写真には、プラスチック製の小さな浴槽に入ったヤマル選手を、メッシ選手が洗うような姿が写っています。
タオルに包まれたヤマル選手を抱く写真や、母親と一緒に写った写真も撮影されました。
当時のメッシ選手は、赤ちゃんをどのように扱えばよいのか少し戸惑っていたといいます。
撮影ではゴム製のアヒルも使われ、次第に表情が和らいでいったことが明かされています。
現在では「メッシ選手が後継者を祝福した瞬間」のように紹介されることもありますが、実際には支援企画で生まれた偶然の写真でした。
約20年前の写真が広まったきっかけ
写真が世界的に知られるようになったのは、撮影から約17年がたった2024年です。
ヤマル選手の父親が自身のSNSに写真を投稿したことで、赤ちゃんの正体がヤマル選手だったことが広く知られました。
当時のヤマル選手は、スペイン代表としてEURO2024に出場し、16歳とは思えない活躍を見せていた時期です。
若き日のメッシ選手が抱いていた赤ちゃんが、同じバルセロナから現れた新たなスターだったことに驚きの声が広がりました。
そして2026年、アルゼンチンとスペインがW杯決勝に進出したことで、写真が再び注目されています。
メッシとヤマルには共通点も多い
メッシ選手とヤマル選手は、バルセロナで育ったこと以外にも共通点があります。
2人はいずれも左利きで、右サイドから中央へ入って攻撃を組み立てるプレーを得意としています。
若くしてバルセロナのトップチームにデビューし、10代の頃から世界的な注目を集めた点も重なります。
ヤマル選手は2025年から、かつてメッシ選手が長く背負ったバルセロナの背番号10を受け継ぎました。
ただし、ヤマル選手はメッシ選手と比較されながらも、自分自身のキャリアを歩んでいます。
約20年前の写真は2人をつなぐ不思議な縁ですが、W杯決勝ではそれぞれの国を背負う相手として向き合います。
W杯決勝でメッシ対ヤマルが初めて実現
2026年W杯決勝は、アルゼンチン代表とスペイン代表の対戦となりました。
試合は現地時間2026年7月19日、アメリカ・ニュージャージー州のニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムで行われます。
キックオフは現地時間午後3時、日本時間では7月20日午前4時の予定です。
アルゼンチンは準決勝でイングランドを2-1で破り、2大会連続となる決勝進出を決めました。
スペインはフランスに2-0で勝利し、優勝した2010年大会以来となる決勝へ進んでいます。
39歳のメッシ選手と、19歳になったばかりのヤマル選手。
20歳離れた2人の初対決が、W杯の優勝を懸けた一戦で実現します。
2007年には青年と赤ちゃんだった2人が、2026年にはアルゼンチンとスペインを背負う中心選手として同じピッチに立ちます。
偶然から始まった一枚の写真が、約20年後のW杯決勝につながるとは、あまりにもドラマチックな巡り合わせです。
まとめ
メッシ選手とヤマル選手の過去の対戦や、約20年前の出会いについてまとめました。
- メッシ選手とヤマル選手の過去の公式戦での対戦はない
- バルセロナで一緒にプレーした経験もない
- 2026年W杯決勝が2人の初対決となる
- 2人は2007年のチャリティーカレンダー撮影で出会っていた
- 当時20歳のメッシ選手が赤ちゃんのヤマル選手を抱いていた
- 写真は合成ではなく、支援企画の中で撮影された本物
- 約20年後にアルゼンチンとスペインの中心選手として再会する
メッシ選手に抱かれていた赤ちゃんが、やがて同じバルセロナの背番号10を背負い、W杯決勝で対戦相手として現れました。
長いサッカーの歴史の中でも、これほど美しくつながった初対決はなかなかありません。


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