車田正美の元マネジャーM氏は誰?元集英社編集者の経歴や46億円横領疑惑・現在も

『聖闘士星矢』『リングにかけろ』などで知られる漫画家・車田正美さんが、元マネジャーらによる約46億円の横領被害を訴え、大きな注目を集めています。

中心人物とされているのが、約25年にわたって車田さんを支えてきた元マネジャーの男性です。

一部では「M氏」と報じられている人物は一体誰なのか、これまでの経歴や横領疑惑の内容、現在の状況まで詳しく見ていきます。

目次

車田正美の元マネジャーM氏は誰?

車田正美さんの元マネジャーについて、現在までに明らかになっている人物像を整理します。

  • 一部報道での表記:M氏
  • 年齢:50代
  • 実名:公表されていない
  • 顔画像:公表されていない
  • 元職:集英社の契約社員
  • 車田正美さんの元担当編集者
  • その後、車田さんのマネジャーを務める
  • 車田プロダクションなど関連会社の取締役を務める
  • 経理やライセンス管理、対外交渉などを担当

2026年9月3日時点で、元マネジャーの実名や顔画像は公表されていません。

一部では「M氏」と表記されていますが、これは報道上の匿名表記であり、実名のイニシャルであるかどうかも明らかになっていません。

一方で、M氏は単にスケジュール管理などを担当するマネジャーではなく、車田さんの会社のお金や権利関係まで任されていた重要人物だったことが分かっています。

元マネジャーM氏の経歴は?

M氏と車田正美さんとの関係は、約25年前までさかのぼります。

集英社の契約社員として車田正美を担当

M氏はもともと集英社の契約社員で、漫画編集の仕事に携わっていました。

車田さんが『スーパージャンプ』で『リングにかけろ2』を連載していた時期に、担当編集者を務めていたとされています。

つまり、最初から車田さんのマネジャーとして雇われた人物ではなく、出版社側の担当編集者として知り合ったことになります。

漫画家と担当編集者という関係から始まり、その後約25年にわたって仕事をともにするほどの信頼関係が築かれていきました。

担当編集者からマネジャーへ

その後、M氏は集英社を離れ、車田さんのもとで働くようになったとされています。

M氏は車田さんに会社設立を提案し、著作権やライセンスを管理する会社などの運営にも深く関わるようになりました。

  • 株式会社車田プロダクション
  • 株式会社NEXT WING
  • 株式会社K-PROJECT

こうした関連会社で取締役を務め、経理や出納だけでなく、取引先との交渉や海外を含むライセンス管理など、創作活動以外の幅広い業務を任されていたといいます。

車田さんが漫画制作に集中する一方で、M氏が会社運営の実務を取り仕切る形になっていたようです。

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車田正美の46億円横領疑惑とは?

問題が表面化したのは、2024年に行われた税務調査がきっかけでした。

車田さん側は、2018年ごろから2024年までの約6年間で、関連会社から約46億8000万円もの資金が不正に流出したと主張しています。

その手口として指摘されているのは、大きく3つです。

ライセンス料を別会社に振り込ませた疑い

車田さん側の主張によると、M氏はライセンス管理会社「NEXT WING」とよく似た名称の別会社を設立していたとされています。

そして、本来は車田さん側の会社に支払われるはずだった海外企業などからのライセンス料を、別会社へ振り込ませていたというものです。

『聖闘士星矢』は日本だけでなく、中国やブラジルなど海外でも高い人気を誇り、フィギュアやゲーム、パチンコなど幅広い商品展開が行われています。

2021年から2024年にかけては、パチンコ台に関するライセンス料だけでも約12億円が別会社に振り込まれたと車田さん側は主張しています。

会社口座から無断送金した疑い

関連会社の預金口座から、M氏が実質的に管理していたとされる会社や、弟、知人などの口座へ資金が送金されていたともされています。

経理を任され、会社のお金を動かせる立場にあったことが、巨額の資金流出につながったと車田さん側は見ています。

海外の保険を利用した資金移動も

さらに、海外の保険や再保険の仕組みを通じて資金を移動させ、最終的にM氏側が管理する海外法人へ資金が渡る仕組みも構築されていたと主張されています。

単純に会社口座からお金を引き出していたというものではなく、複数の会社や海外取引を介した複雑な資金移動だったことが今回の問題の特徴となっています。

なぜ約25年間も気づかなかった?

これほど長く会社運営を任されていたにもかかわらず、なぜ問題が発覚しなかったのかも注目されています。

車田さん側の代理人によると、M氏は周囲に対して、車田さんが人と会うことを好まない人物であるかのように説明し、取引先などが車田さん本人へ直接連絡することを遠ざけていたとされています。

仕事上の連絡や会社の経理情報がM氏に集中する状態となり、車田さん本人が資金の流れを把握しにくい環境になっていたということです。

車田さんにとってM氏は、約25年間にわたって仕事を任せてきた人物です。

出版社の担当編集者だった時代から続く長年の信頼があったからこそ、会社運営をここまで任せることができたのでしょう。

車田さんは会見で、問題が発覚した際には信じられなかったとし、一時は人間不信になりかけたほどだったと心境を明かしています。

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横領疑惑が発覚したきっかけは?

大きな転機となったのが、2024年2月ごろの税務調査でした。

税務当局が会社の不審な資金の流れを調べたことで、巨額の資金流出が明らかになっていったとされています。

さらに車田さん側は、本人宛てに届いた質問状について、M氏が車田さんの筆跡をまねた署名を行い、印鑑を使用した回答書を提出していたとも主張しています。

その後、弁護士らが資金の流れを調査し、M氏側を追及。

流出した資金の一部が暗号資産への投資などに使われていたことも判明したとされています。

元マネジャーM氏の現在は?

2026年9月現在、車田正美さん側はM氏らを相手に損害賠償を求める裁判を起こしています。

約46億8000万円とされる被害額のうち、これまでに約18億円は回収されています。

しかし、残る約28億9000万円について返還されていないとして、2026年9月2日に東京地裁へ提訴しました。

訴えの対象となったのはM氏だけではありません。

  • M氏
  • M氏の弟
  • 知人などを含む個人7人
  • M氏が実質的に支配していたとされる法人4社

合わせて11者に対して損害賠償を求めています。

一方、2026年9月3日時点で、M氏が今回の件で逮捕・起訴されたとの情報は確認されていません。

現在報じられているのは、車田さん側が起こした損害賠償をめぐる民事訴訟です。

横領の事実や各被告の責任については、今後の裁判で争われていくことになります。

まとめ:車田正美は現在も漫画家として活動を継続

今回の問題は車田さん自身の活動にも大きな影響を与えました。

2024年に東京・六本木ヒルズで予定されていた原画展についても、資金問題が発覚した影響から開催を中止したと明かしています。

一時は会社の口座にわずかな資金しか残っておらず、多額の納税ができなければ会社そのものが立ち行かなくなる可能性もあったといいます。

それでも車田さんは今後も漫画の執筆を続ける意向を示しており、2027年春には東京・池袋で原画展を開催する予定であることも明らかにしました。

長年信頼してきた人物をめぐる約46億円という巨額の横領疑惑。

M氏の実名や詳しい現在の状況、そして約28億9000万円の損害賠償請求がどのような結末を迎えるのか、今後の裁判の行方が注目されます。

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