NHK朝ドラ『マッサン』で日本中を魅了した女優、シャーロット・ケイト・フォックスさん。
その後も日本のドラマや舞台に出演し、そして2025年秋の朝ドラ『ばけばけ』で再び登場します。
この記事では、彼女の経歴と日本での出演作品を画像付きでわかりやすくまとめました。
この記事では、彼女の経歴と日本での出演作品を画像付きでわかりやすくまとめました。
初めて彼女を見たとき、あのやわらかい笑顔と澄んだ日本語に驚かされた方も多いのではないでしょうか。
“外国人ヒロイン”という枠を超えて、心の距離を一気に縮める演技。
あれ以来、私もすっかりファンになってしまいました。
プロフィール
- 名前:シャーロット・ケイト・フォックス(Charlotte Kate Fox)
- 生年月日:1985年8月14日(アメリカ・ニューメキシコ州出身)
- 職業:女優・舞台俳優
- 代表作:『マッサン』『OUR HOUSE』『いだてん』『ばけばけ』など
Instagramでは英語で詩のような文章を綴っており、近況の投稿では40歳の誕生日を迎えた心境をこう語っています。
“Today, I hit forty, stepping into midlife under a gloomy August sky…”
(今日は40歳を迎えた。どんよりした8月の空の下で中年期に足を踏み入れる。ようやく若さの混沌から自由になれた——)
庭の花や雑草を人生にたとえ、「華やかさよりもたくましさを」という思いを込めた内容です。
満開の花々の中で凛と立つ彼女の姿が印象的で、自然体の美しさが伝わってきます。
経歴|日本でのブレイクから現在まで
2014〜2015年、NHK朝ドラ『マッサン』で初の外国人ヒロインに抜擢。
エリー役として温かく芯のある演技を見せ、日本中にその名を広めました。
放送当時は「日本語が上手すぎる!」と大きな話題になり、視聴者の心をつかみました。
あの時の二人の姿は今も印象に残っています。
まるで本当の夫婦のような温かさがあって、朝ドラらしい“希望”を感じさせてくれました。
その後も日本に拠点を置き、ドラマ・舞台・CMなど幅広く活動。
近年は母としての生活と女優業を両立しながら、再び朝ドラ『ばけばけ』への出演で注目を集めています。
時を経ても変わらない優しさと存在感──まさに“帰ってきたヒロイン”という言葉がぴったりです。
日本の主な出演作品(画像つき)
■ NHK『マッサン』(2014〜2015)
役どころ:ヒロイン・エリー(モデルは竹鶴政孝の妻リタ)
ポイント:外国人ヒロインとして史上初の抜擢。異文化を越えた夫婦愛が多くの視聴者の心を動かしました。
『マッサン』のこの画像いいなぁ。
— あお☺️ (@miss_m11221) February 22, 2018
〜新しい「大好き」を あなたと探したい〜
おやすもです☺🎶💝 pic.twitter.com/9namUmVeZ1
玉山鉄二さん演じるマッサンに寄り添うように立つフォックスさん。
その穏やかな笑顔には、言葉を超えた夫婦愛がにじんでいました。
■ テレビ朝日『名探偵キャサリン』(2015・2016)
役どころ:キャサリン・ターナー
ポイント:外国人ながら日本語を駆使する探偵役。コメディとサスペンスが交錯する人気シリーズ。

日本語でテンポよく進むセリフまわしが本当に見事でした。
“探偵キャサリン”というキャラクターにぴったりな軽やかさと知性があり、
まさに新しいタイプのヒロインだったと思います。
■ フジテレビ『OUR HOUSE』(2016)
役どころ:芦田愛菜さんとダブル主演
ポイント:新しい家族の形を描いたホームドラマ。温かくユーモラスな演技で、幅広い層から支持を集めました。
シャーロット・ケイト・フォックス主演ドラマ
— 水面兎(みなもと) (@BABEL_minamoto) April 17, 2016
OUR HOUSE pic.twitter.com/kgaTrKamOz
異文化の壁を超え、家族として心を通わせていく姿はとても自然でした。
フォックスさんが演じる母親像には、優しさだけでなく“強さ”も感じられます。
■ NHK『べっぴんさん』(2016〜2017)
役どころ:エイミー・マクレガー
ポイント:優しい外国人女性として物語を支える重要な脇役。朝ドラ2作目の出演で“日本の母親層”にも人気に。

再び朝ドラに登場した時は、「おかえりなさい」と言いたくなるほど嬉しかったです。
やわらかい声と仕草に、画面越しでも癒やされました。
■ NHK大河ドラマ『いだてん』(2019)
役どころ:アニー・シェプリィ・オーモリ
ポイント:スポーツの黎明期を描く物語の中で、知的で品のある女性を好演。

大河ドラマでも彼女らしい上品さが際立っていて、登場シーンが短くても存在感が光っていました。
役に染まるというより、“人として誠実に演じる”姿勢が伝わってきます。
『ばけばけ』イライザ・ベルズランド役とは?
2025年放送の朝ドラ『ばけばけ』では、アメリカの新聞記者“イライザ・ベルズランド”を演じます。
主人公・ヘブン(ラフカディオ・ハーンをモデルとした人物)の同僚であり理解者として、
日本行きを後押しする重要な存在です。
📷#ばけばけオフショット
— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) October 9, 2025
ヘブンの同僚、イライザ・ベルズランドを演じるのは、#シャーロット・ケイト・フォックス さん。
チャーミングなお二人のオフショットをお届けします。
人生のどん底だったヘブンさん。
今はニューオーリンズの新聞社で活躍しています。#トミー・バストウ#ばけばけ pic.twitter.com/IYrRDhe9R5
『マッサン』以来、約10年ぶりの朝ドラ出演。
再び“日本と世界をつなぐ役”として帰ってくるのが、なんだか運命的に感じます。
あの時よりもさらに深みを増した表情で、どんな感情を見せてくれるのか楽しみです。
舞台・CMなどの活動
- 舞台『CHICAGO』(ロキシー・ハート役)
→ ブロードウェイでも上演された本格的なミュージカルに出演。 - CM出演:イオン、日産など
- ナレーション:NHK『Wild Hokkaido!』など、自然をテーマにした番組でも活躍。
ステージ上で見せる堂々とした姿と、ドラマでの柔らかさ。
どちらも彼女の魅力の一部であり、“二面性のバランス”が絶妙なんです。
まとめ
『マッサン』でブレイクし、異文化理解の象徴的存在となったシャーロット・ケイト・フォックスさん。
『OUR HOUSE』『いだてん』を経て、そして再び『ばけばけ』で注目を集めています。
日本とアメリカ、2つの文化を自然に結ぶ彼女の存在は本当に貴重です。
言葉の壁を超えて、心で伝える演技——それこそがフォックスさんの魅力だと思います。
これからの活躍にも、ますます目が離せません。


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