金曜日の昼間にニュースを見ていたら、火災のヘリ中継でアナウンサーの声と一緒に画面に安住紳一郎という名前が飛び込んできました。
「え?今日金曜日だよね?金曜日もいるんだ。」と思った人も多いはず。
なんとなく世間のイメージとして
「安住アナは月〜木の『THE TIME,』の人」
「金曜はお休みの日なんじゃないの?」
という感じですよね。
でも実際は違うようです。
この記事では、
- 安住紳一郎アナがどんなアナウンサーなのか
- なぜ金曜の『THE TIME,』には基本的に出ていないのか
- 金曜日のニュース報道で声を聞く理由
このあたりをわかりやすく整理していきたいと思います。

私もずっと「金曜は完全オフなんだろうな」と思い込んでいた側なので
“安住紳一郎”という文字と声が聞こえてきて「いやいや、働きすぎでは…?」と心配になりました。
安住紳一郎アナとは
安住紳一郎(あずみ・しんいちろう)アナは、TBSテレビを代表する“看板アナウンサー”の一人です。
北海道帯広市出身で明治大学文学部を卒業後、1997年にTBSへ入社。
現在の主なレギュラー番組はこんな感じです。
- 朝の情報番組『THE TIME,』総合司会(月〜木)
- 土曜夜のニュース番組『情報7daysニュースキャスター』MC
- 日曜朝のTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』パーソナリティー
バラエティ番組での進行やトークも上手ですが、選挙特番や報道寄りの番組でもメインを任されていて
「TBSの顔」「ニュースを任せられるアナ」というポジションになっています。
ざっくり言うと
朝の情報番組もやるし週末のニュースもラジオもやる、かなりフル回転で働いているアナウンサー
というイメージで問題ないと思います。
なぜ金曜日の『THE TIME,』に出ないのか
一番気になるのがここですよね。
『THE TIME,』の出演者情報を見ると総合司会の欄には
- 「安住紳一郎(月曜〜木曜)」
とはっきり“月〜木担当”と書かれています。
つまり番組の設計として最初から
- 月〜木の総合司会:安住紳一郎アナ
- 金曜:別の司会・アナウンサー陣で回す
という“曜日ごとの役割分担”になっているわけです。
なので
- 「安住アナが金曜だけサボっている」
- 「金曜は勝手に休んでいる」
という話ではまったくなくて
「そもそも金曜は『THE TIME,』の担当外です」
というルールになっているから画面に出てこないだけなんですね。
視聴者目線だと
「月〜木はいる → 金曜はいない → 金曜は休みか」
と感じやすいのですが、正しくは 「レギュラーの担当曜日が月〜木まで」 という理解が近いです。
安住紳一郎アナのレギュラー番組と出演スケジュール
安住アナの一週間をざっくり並べてみるとスケジュールのエグさがよくわかります。
- 月〜木
→ 朝の情報番組『THE TIME,』
→ 早朝からの生放送で前日からの準備も含めるとかなりハード - 土曜
→ 『情報7daysニュースキャスター』
→ 夜10時からのニュース番組で一週間のニュースを総ざらいする“看板枠” - 日曜
→ TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』
→ 毎週2時間、生放送でしゃべりっぱなしの人気番組
こうやって並べると
- 月〜木:早朝の情報番組(生放送)
- 土曜:夜のニュース(生放送)
- 日曜:生ラジオ
となっていて実質「週6日が本番」みたいな生活になっています。



早朝番組って、起きる時間まで考えると“夜中スタート”みたいな生活になりますよね。そこに土曜夜と日曜朝まで詰まっているので「金曜にレギュラーを入れない」という判断はかなり現実的に感じます…。
表向きは
- 金曜は『THE TIME,』の担当外
- 他に固定の生放送レギュラーもない
という日なので「安住アナの休みの日」に見えますが、実際には
- 特番や選挙、長時間番組の準備
- 取材・打ち合わせ
- 単純に体力やコンディションの調整
に使っている可能性が高い曜日だと思います。
それでも金曜に見る理由は?ニュース報道でのリポート事情
JNN 11:30からの全国ニュースを見ていたら…
— PAKU♉直腸癌5年寛解 (@PAKU) December 12, 2025
表向きにはお休みの金曜日。
ヘリコプターに安住アナが乗ってリポートしてるw
別件の仕事で飛んでいたところから急行した感じでしょうか? pic.twitter.com/2SHeKFTw1G
とはいえ今回のように金曜でも、
火災現場のヘリ中継でアナウンスの声と一緒に画面に「安住紳一郎」という名前が表示され音声リポートが流れていた
というケースも実際にあります。
ここでポイントになるのが
- 『THE TIME,』のMCとしての安住アナ
- TBS/JNNの報道キャスターとしての安住アナ
ちょっと別モードで動いているという点です。
ふだんは
- 月〜木:『THE TIME,』の総合司会
- 土曜:ニュース番組のMC
- 日曜:ラジオパーソナリティー
という“レギュラー枠”の仕事をしていますが、それとは別に
大きなニュースや災害が発生したときは曜日に関係なく「報道の顔」として動く
という役割も持っています。
金曜でも名前と声を聞くパターンとしては例えばこんなケースが考えられます。
- 都内や各地で大規模な火災・事故が起きたとき
→ ヘリコプターからの中継で音声リポートを担当する - 台風・地震など大きな災害のとき
→ 特別体制のニュースでスタジオや現場の中継を任される - 選挙や大きな政治イベント、報道特番
→ 通常の編成とは別に特番枠のキャスターとして出演する
視聴者側から見ると
「え、金曜なのに安住さんの声するんだけど?」
となるのですが局側の感覚としては
「今日は通常のレギュラーとは別に報道キャスターとして出てもらおう」
という動き方をしているという感じです。



金曜に画面には映っていなくても「安住紳一郎」という名前と声が聞こえた瞬間にニュースの空気がスッと引き締まる感じがしますよね。
落ち着いた声で状況を整理してくれるので、見ている側も変にあおられず少し冷静に見られる気がします。
まとめ
- 安住紳一郎アナは『THE TIME,』(月〜木)・『情報7daysニュースキャスター』・『安住紳一郎の日曜天国』などを担当するTBSの看板アナウンサー
- 『THE TIME,』は「月〜木の総合司会」担当で、金曜はもともとレギュラー外
- 金曜に名前や声を聞くときは大きな火災や災害、選挙などで報道キャスターとして特別に動いているタイミングと考えられる
安住アナは決して金曜にサボっているわけではなく、『THE TIME,』の金曜レギュラーからあえて外れているからこそ
本当に必要なときだけニュース報道の前線に呼ばれるポジションになっていると言えます。
金曜に名前や声を聞いたときは「それだけ大きなニュースが動いているサインなんだ」と受け止めておくと
安住アナの働き方も少しイメージしやすくなるのではないでしょうか。










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