待ち焦がれた“よね視点”の物語が、ついに動き出す。
『虎に翼』を観て、私は“よね”こと山田よね(土居志央梨さん)に自然と心を奪われていました。
控えめで口数は少ないのに、その場にいるだけで空気が変わる。
彼女が放つ静かな強さに、何度も魅了された方も多いのではないでしょうか。
そんなよねが主役となるスピンオフドラマ『山田轟法律事務所』が制作決定。
放送は2026年3月・72分の単発ドラマとして予定されており、まさに“よねの物語”が新たに描かれます。
この発表を聞いた瞬間、私は胸が高鳴りました。
あの戦後を生きた彼女が、どんな信念で、どんな思いで“轟”と共に事務所を構えたのか──。
そして、土居志央梨さんの繊細な演技と轟との掛け合いが再び見られるなんて、楽しみで仕方ありません。
この記事では、放送日や内容の軸、主要キャストの関係を3分でわかるように整理しました。
放送はいつ?まず基本情報まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
放送時期 | 2026年3月(予定) |
放送形態 | 72分・全1回 |
タイトル | 『山田轟法律事務所』 |
主演 | 土居志央梨(山田よね役) |
脚本 | 吉田恵里香(『虎に翼』脚本担当) |
制作 | NHK |
現時点では曜日や時間帯は発表されていませんが、NHK総合またはNHK BSP4Kでの放送が濃厚と見られています。
配信は「NHKプラス」「NHKオンデマンド」での展開も予想されます。
内容は?押さえるべき“テーマの芯”

本作は「虎に翼」本編で描かれなかった、“よねと轟の空白の時間”を描くスピンオフです。
戦後、法の再構築と共に歩む二人の姿が、よねの視点で描かれると報じられています。
見どころ① よねの“沈黙の中の情熱”
本編でのよねは、言葉よりも目の動きや所作で感情を伝える人物。
土居志央梨さんの演技はその静寂の中に熱を宿し、観る者を惹きつけてきました。
スピンオフでは、そんな彼女の内面が丁寧に描かれると期待されます。
見どころ② 轟との“対等なバディ関係”
「山田轟法律事務所」という事務所名は、二人の信頼関係そのもの。
どちらが先に来るかを“ジャンケンで決めた”という逸話は有名ですが、
その背後にある「尊敬と譲り合い」の精神がどのように描かれるのかも注目です。
戸塚純貴さん演じる轟との掛け合いも、緊張感と温かみが同居する見どころになるでしょう。
見どころ③ “法の下の平等”という信念
戦後、女性弁護士の存在が社会をどう変えていったのか。
スピンオフでは、憲法14条「法の下の平等」という理念を根底に、
よねがどのように人々の“声なき声”と向き合うかが描かれるといいます。
社会派でありながら、心に沁みる人間ドラマになること間違いありません。
キャスト相関を整理
- 山田よね(土居志央梨)
寡黙ながらも強い信念を持つ弁護士。轟と共に事務所を立ち上げる。 - 轟太一(戸塚純貴)
よねの同期であり相棒。お互いに言葉が少なくとも通じ合う関係性。 - 猪爪寅子(伊藤沙莉)
本編の主人公。スピンオフにも何らかの形で登場する可能性が報じられています。 - その他キャスト
よね・轟と関わる依頼人や法曹仲間など、新たな登場人物にも注目です。
この三人を中心とした関係図は、“友情”“尊敬”“信頼”のバランスで成り立っています。
とくによねと轟の間に漂う静かな絆──言葉にせずとも分かり合う関係性が、この作品最大の魅力です。
私の期待と想い
正直に言うと、このスピンオフのニュースを見た瞬間、胸が熱くなりました。
『虎に翼』は法や平等を題材にしながらも、感情の機微を丁寧に描いた作品。
その中で“よね”という人物は、静かで、でも確かな正義を持っていた。
土居志央梨さんの演技は、台詞がなくても感情が伝わるタイプ。
まさに“表情で語る”女優。そんな彼女が主役として描かれる世界を見られるなんて、楽しみで仕方ありません。
そして、轟との再会。
あの独特のテンポ、絶妙な間、時にぶつかり、時に支え合う関係性。
二人が新たな依頼人に向き合う姿を想像すると、今から涙腺が緩みます。
まとめ:放送が待ち遠しい“よねの時間”
- 「山田轟法律事務所」は2026年3月放送予定(72分・1話完結)
- 主演は土居志央梨さん。脚本は吉田恵里香さんが続投。
- よね視点で描かれる、轟との絆と法の理想。
- 伊藤沙莉さん演じる寅子の登場にも期待。
「虎に翼」で描かれた“法と心”の物語が、また新たな形で蘇ります。
土居志央梨さんの演技、そして轟との掛け合いを通して、
きっと私たちは再び“生きる勇気”をもらえるはずです。
放送が待ち遠しくて仕方ありません。
その日まで、「よね」の言葉なき強さを思い出しながら、春を待ちたいと思います。


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