株主優待券を使い切るため、自転車で街中を駆け回る姿が親しまれてきた桐谷広人さん。
いつも元気な印象が強かっただけに、前立腺がんと大腸がんの公表に驚いた人も多かったのではないでしょうか。
この記事では、桐谷広人さんの家族構成や婚約者との破局、結婚歴、がん闘病を通して語った後悔と現在の容体についてまとめます。
桐谷広人の家族構成は?3人の妹がいる4人きょうだい
桐谷広人さんは、3人の妹がいる4人きょうだいの長男です。
- 長男:桐谷広人さん
- 長女:淑子さん
- 次女:優子さん
- 三女:未希さん
長女の淑子さんは社会保険労務士、次女の優子さんは主婦、三女の未希さんは獣医師として紹介されています。
末の妹である未希さんと桐谷さんは19歳差で、かなり年の離れた兄妹です。
桐谷さんは現在一人暮らしをしていますが、妹たちとの交流は続いています。
2024年に放送された『月曜から夜ふかし』では、兄妹4人で初めて泊まりがけの旅行へ出かける様子が紹介されました。
普段は株主優待券の期限に追われ、いつも慌ただしく自転車を走らせている桐谷さん。
しかし、妹たちと食事をしたり、遊園地のアトラクションを楽しんだりする姿からは、普段とは少し違う穏やかな表情が見られました。
妹たちが望んでいたのは、桐谷さんの財産を分けてもらうことではありません。
兄妹4人で旅行へ出かけ、一緒に記念写真を撮ることでした。
お金よりも、家族で過ごす時間を大切にしたいという妹たちの思いが伝わってきます。
桐谷さんは若い頃、経済的に余裕がなかった実家を支え、妹の学費や奨学金の返済にもお金を使ってきたと語っています。
テレビでは自由気ままな株主優待生活が注目されていますが、家族に対する責任感の強い兄でもあったのでしょう。
大腸がんの治療が始まってからも、妹が食事に付き添うなど、身近で桐谷さんを支えています。
一人暮らしを続ける桐谷さんにとって、3人の妹は現在も心強い存在になっているようです。
桐谷広人が婚約者と破局したのはなぜ?
桐谷広人さんには過去に、結婚を約束するほど真剣に交際していた女性がいました。
しかし、結婚に向けて準備を進めていたなかで突然婚約を解消され、桐谷さんの人生に大きな傷を残すことになります。
広島で知り合った女性にプロポーズしていた
桐谷さんが過去の取材で語った内容によると、1981年ごろ、故郷の広島でA子さんという女性と知り合いました。
2人は交際を続け、知り合ってから約2年後に桐谷さんがプロポーズ。
結婚後に暮らす新居を探すなど、具体的な結婚準備も進めていたといいます。
桐谷さんは当時、将棋界の先輩として慕っていた米長邦雄さんに婚約者を紹介しました。
尊敬する先輩に大切な女性を紹介できたことで、桐谷さん自身も喜んでいたようです。
婚約者から突然別れを告げられた
ところが、米長さんに婚約者を紹介してから約2か月後、A子さんから突然、結婚を取りやめたいと告げられました。
桐谷さんは何度か連絡を取ったものの、A子さんの気持ちは変わらず、2人はそのまま別れることになったといいます。
さらに約5年後、再びA子さんと会った際、米長さんとの関係を本人から打ち明けられたと桐谷さんは語っています。
結婚を約束していた女性と、信頼していた先輩。
一度に大切な2人を失ったように感じたとすれば、その衝撃は簡単に言葉で表せるものではなかったはずです。
ただし、婚約破棄をめぐる詳しい経緯は、主に桐谷さん本人が取材で語った内容です。
A子さんは一般女性であり、相手側から詳しい説明が公表されているわけではないため、すべてを断定することはできません。
桐谷広人に結婚歴はある?妻や子供はいない
桐谷広人さんに結婚歴はなく、現在も独身です。
そのため、妻はいません。
子供がいるという情報についても公表されていません。
婚約者とのつらい破局を経験した桐谷さんですが、結婚そのものを諦めたわけではないようです。
過去にはテレビ番組の婚活企画に参加し、結婚相手を探す姿が放送されたこともありました。
また、結婚願望について聞かれた際には、婚活はしていないものの、できれば結婚したいという気持ちを明かしています。
一方で、桐谷さんの生活は株主優待券の期限を中心に動いています。
朝から晩まで自転車で移動し、映画や食事、買い物を分刻みでこなす生活は、誰かと一緒に暮らすにはかなり独特です。
桐谷さんの律義さや、一つのことに夢中になる性格も、結果的に独身生活が長くなった理由の一つなのかもしれません。
桐谷広人ががん闘病で語った後悔とは?
桐谷広人さんががん闘病を通して語った後悔は、お金を貯められなかったことではありません。
十分な資産を持ちながら、現金を使わず、元気なうちに好きなことを楽しんでこなかったことでした。
『月曜から夜ふかし』出演後は現金を使わなくなった
桐谷さんが『月曜から夜ふかし』に初めて出演したのは2013年です。
番組では、株主優待券を使い切るため、自転車で街中を走り回る生活が紹介されました。
桐谷さんの姿は大きな反響を呼び、いつしか「株主優待だけで生活する人」というイメージが広がっていきます。
一方で、一部からは「優待だけで生活できるはずがない」といった声も寄せられました。
桐谷さんは、そうした声に対して意地になり、本当に現金を使わない生活を続けようと考えるようになったそうです。
テレビ出演後は、視聴者が思い描く「株主優待生活の桐谷さん」を裏切ってはいけないという気持ちも強くなっていきました。
その結果、以前にも増して現金を使うことを避けるようになります。
好きだった食事や旅行も我慢していた
桐谷さんは、かつて「かに道楽」が好きだったと語っています。
しかし、利用できる株主優待券がないため、自分のお金を払ってまで食べに行くことはしませんでした。
地方へ講演に出かけても、仕事が終わると観光をせずに帰宅。
温泉へ立ち寄ったり、その土地のおいしい料理を食べたりすることもほとんどなかったといいます。
資産は持っていても、それを自分の楽しみのために使うことを避け続けていたのです。
「株主優待で生きる桐谷さん」という期待に応えようとするうちに、自分が本当にしたいことを後回しにしていたのでしょう。
がんになり「もっと楽しめばよかった」と気づいた
桐谷さんの考えを大きく変えたのが、前立腺がんと大腸がんの発覚でした。
自転車で元気に走り回っていたこともあり、それまでは自分の人生が終わることを現実的に考えていなかったといいます。
しかし、大きな手術や抗がん剤治療を経験し、人生には限りがあることを強く意識するようになりました。
そして、意地を張らずに現金を使い、おいしいものを食べたり、温泉へ行ったりすればよかったと振り返っています。
桐谷さんの言葉が胸に残るのは、単なる節約生活への反省ではありません。
周囲から期待される自分を守ろうとするあまり、本当にやりたかったことを我慢してしまったという後悔だからではないでしょうか。
これからは嫌な仕事を無理に引き受けず、お金も少し使いながら、残された人生を楽しみたいと考えているそうです。
株主優待生活を完全にやめるわけではありません。
ただ、病気をきっかけに「お金を使わないことだけが正しいわけではない」と気づいたのでしょう。
桐谷広人の現在の容体は?大腸がん手術後に抗がん剤治療
桐谷広人さんは2026年8月現在、大腸がんの手術を終え、再発や転移を防ぐための抗がん剤治療を受けています。
危篤状態などではなく、通院しながら日常生活を続けている状況です。
前立腺がんの検査中に大腸がんが見つかった
桐谷さんは糖尿病の定期検査を受けるなかで、前立腺に異常があることが判明しました。
その後の詳しい検査で、前立腺がんと診断されています。
前立腺がんの手術に向けて検査を進めていたところ、今度は腸にも異常が見つかりました。
内視鏡などで詳しく調べた結果、リンパ節への転移を伴う大腸がんであることが分かったといいます。
前立腺がんよりも大腸がんの治療を急ぐ必要があると判断され、治療方針を変更。
2026年6月末に大腸がんの手術を受け、約40センチから60センチの腸を切除したと報告されています。
手術後は歩行や自転車でリハビリ
手術直後は傷口の痛みが強く、咳や痰が出るだけでもつらい状態だったそうです。
それでも手術の翌日から歩行訓練を始め、数日後には室内用の自転車を使ったリハビリにも取り組みました。
退院後は散歩を続け、手術による痛みも徐々に治まっていったといいます。
体のだるさは残っていたものの、自転車に乗り、仕事や株主優待生活にも少しずつ戻っていました。
病気になっても、自分でできることを一つずつ続ける姿は、桐谷さんらしいと感じます。
2026年7月から抗がん剤治療を開始
大腸がんの手術後に行われた病理検査の結果を受け、桐谷さんは2026年7月から抗がん剤治療を開始しました。
再発や転移を防ぐため、治療は約半年間続く予定とされています。
初回の治療では、吐き気を抑える薬を投与した後、約2時間にわたって抗がん剤の点滴を受けました。
治療直後には食事を取ることができ、強い疲労感もなかったと報告しています。
一方で、冷たいペットボトルや金属に触れると、感電したような痛みを感じる副作用が出ました。
細かな文字を書きにくくなったり、飲み薬をつかんでも落としてしまったりすることもあったそうです。
普段通りに生活しているように見えても、体のなかでは治療による大きな変化が起きているのでしょう。
現在は血糖値を確認しながら治療を継続
2026年8月5日には、糖尿病の定期検査を受けたことも報告しています。
抗がん剤治療で使用する薬の影響により血糖値が上昇したため、腕に測定機器を装着し、血糖値を継続的に確認することになりました。
桐谷さんは、大腸がんだけでなく、前立腺がんや糖尿病とも向き合っています。
体への負担は決して小さくないと考えられますが、現在も自身の言葉で食事や治療の様子を発信しています。
現時点で危篤や重篤化、再入院といった発表はありません。
医師の管理を受けながら、通院で抗がん剤治療を続けている状態です。
いつも明るい桐谷さんですが、治療はまだ始まったばかりです。
今は株主優待券の期限よりも自分の体を優先し、無理をせず治療を乗り越えてほしいですね。
まとめ
桐谷広人さんは、3人の妹がいる4人きょうだいの長男です。
結婚歴はなく現在も独身ですが、過去には結婚を約束した婚約者がおり、突然の破局というつらい経験をしていました。
2026年には前立腺がんと大腸がんが判明し、大腸がんの手術後は、再発や転移を防ぐための抗がん剤治療を受けています。
病気を経験したことで桐谷さんは、『月曜から夜ふかし』への出演後、「株主優待だけで暮らす人」というイメージを守ろうとし、現金を使って人生を楽しんでこなかったことを後悔していました。
誰よりもお金の価値を考えてきた桐谷さんが、がん闘病を経て気づいたのは、貯めることや得をすることだけではなく、元気なうちに好きなことを楽しむ大切さだったのかもしれません。
これからは治療を続けながら、妹たちとの時間や食事、旅行など、これまで我慢してきた楽しみを少しずつ取り戻してほしいですね。


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