最近、TikTokで時事問題やニュースの話題をやわらかい関西弁でスッと頭に入ってくるように解説してくれる男性を見かけることが増えてきました。
「この人の解説、めちゃくちゃ分かりやすい」
「でも、そもそもツッキー新世界って誰?何者?」
と気になってこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
筆者もTikTokで何度も動画を見かけるうちに
「すごく納得感のある話し方をするけれど経歴や素顔はあまり知られていないな」と感じていました。
この記事では
- ツッキー新世界とはどんな人物なのか
- プロフィールやこれまでの経歴
- 人気店主としての顔(千成屋珈琲との関わり)
- 「解説がわかりやすい」と言われる理由
- TikTokや音楽・メディアでの活動
といったポイントを整理しながら【TikToker】ツッキー新世界は何者なのかを分かりやすくまとめていきます。
ツッキー新世界とは

「ツッキー新世界」は、白附克仁(しらつき・かつひと)さんがSNSで使っている名前です。
X(旧Twitter)のプロフィールでは
- TikToker
- 元祖ミックスジュース千成屋店主
- 元関西テレビ番組ディレクター
といった肩書きが並んでおり、新世界を拠点に発信するTikTokクリエイターであり「千成屋珈琲」の4代目店主であることが分かります。
TikTokでは
- 政治・経済・社会問題などの「時事ネタ」
- ニュースで話題になっている出来事の背景
- 大阪ローカルの話題やメディアの裏側
といったテーマをやわらかい関西弁で噛み砕いて解説。
ニュースが苦手な人でも「この人の動画なら最後まで見られる」「説明がスッと入ってくる」といった声が多い
“ニュース解説系TikToker”の一人です。
プロフィール・経歴

まずは、ツッキー新世界こと白附克仁さんの基本プロフィールから。
- 名前:白附 克仁(しらつき かつひと)
- 生年月日:1966年12月8日生まれ
- 出身:大阪府(新世界・西成区近くで育ったと紹介されることが多い)
- 主な肩書き:
- 元テレビディレクター/プロデューサー
- 広報コンサルタント・PRプロデューサー
- SNSコンサルタント・TikTokクリエイター
- 株式会社フラップエンタテイメント代表
- 「千成屋珈琲」4代目店主
テレビディレクターとしてのキャリア
白附さんは23歳の頃からテレビ業界に入り制作スタッフとして番組作りに携わってきました。
30歳のときには関西テレビの100%出資制作会社「メディアプルポ」に所属し、数多くの人気番組でディレクター・プロデューサーを務めています。
テレビの世界では
- 2000人以上の有名人・芸能人と仕事をしてきた
- 500以上の企業や店舗を取材してきた
といった実績があり「人やお店をどう“魅せるか”」という演出に関わってきたことが
後のPRコンサルやTikTokでの話し方にもつながっています。
独立〜PR・講師業へ
2005年に制作会社を退社しフリーのプロデューサーとして独立。
企業の広報・販促のコーディネーターとして仕事をしながら、
テレビで学んだ演出・表現術をテーマにした講演やセミナーも行うようになります。
近年は
- 「大人のインフルエンサー協会」プロデューサー
- SNSコンサルタント
- TikTokの始め方を教える講師
といった顔も持っており、自身もTikTokクリエイターとして発信しながらそのノウハウを人に伝える立場にも立っています。
人気店主とは(千成屋珈琲との関わり)
ツッキー新世界を語るうえで外せないのが大阪・新世界の喫茶店「千成屋珈琲(せんなりやコーヒー)」4代目店主という一面です。
千成屋珈琲は、1948年(昭和23年)創業の老舗で初代店主・恒川一郎さんが完熟フルーツをブレンドしたドリンクを出し始めたことから
「ミックスジュース発祥の店」 として知られています。
しかし、3代目店主の体調悪化などもあり2016年に一度は閉店。
そのとき店頭の「閉店のお知らせ」を見て
「この店をなくしたくない!」
と立ち上がったのが常連客の一人でもあった白附さんでした。
- 地元・新世界で子どもの頃から千成屋のミックスジュースを飲んでいた
- 「大阪の味・文化を絶やしたくない」という思いで3代目と話し合いを重ねた
- 2017年に4代目店主としてお店を継承しリニューアルオープン
という流れで千成屋珈琲は“復活”を遂げます。
その後は
- ミックスジュース発祥の店として各局のテレビ番組や雑誌から多数取材を受ける
- 新世界観光の“定番スポット”として紹介される
など店自体も話題に。
白附さんは「古き良き大阪の喫茶文化」と「今のSNSでの発信」をうまく組み合わせながら、
千成屋珈琲の魅力を伝え続けています。
SNSの反応
SNS上でのツッキー新世界への反応を見ていると
- 「ニュースの解説が分かりやすくて、つい最後まで見てしまう」
- 「言葉はやさしいけどちゃんと本音を話してくれる感じが好き」
- 「大阪の空気感が画面越しに伝わってきて元気をもらえる」
といったポジティブなコメントが多く見られます。
またnoteでツッキーさんについて書かれた記事では
- 「いつも心に沁みることを話してくれる」
- 「フォロワーとのコミュニケーションを大事にしている」
と紹介されており単に「ニュースを語る人」ではなく
視聴者との距離が近い“温度のある発信者”として受け止められていることが分かります。
筆者自身も、誰かを煽ったり必要以上に炎上を狙ったりするタイプではなく、
“ちょっと一歩引きながらでも大事なことはちゃんと言う大人”という印象を受けました。
解説がわかりやすい
ツッキー新世界の解説が「分かりやすい」と感じられる理由をあらためて整理してみます。
① むずかしいニュースを“日常の言葉”に落としてくれる
政治や経済の話はどうしてもカタカナ用語や専門用語が多くなりがちです。
白附さんは、それをできるだけ避けながら
- たとえ話
- 身近な出来事への置き換え
- 「要はこういうことなんですよ」という一言
などを使って噛み砕いてくれます。
ニュース解説というより「近所のちょっと物知りなおっちゃんが話してくれている」ような距離感があるので
構えずに聞けるのが大きな強みです。
② やわらかい関西弁で“説教感”が少ない
ツッキーさんは、本名・顔出しで発信していることもありそのスタンスについて
「匿名で好き勝手言うのではなく思いやりを持って発信することが大事」と語っています。
そのせいか動画を見ていても
- 一方的に論破する
- 断定口調で人を切り捨てる
という感じはあまりなく、やわらかい関西弁でツッコミを入れつつ視聴者に考えさせる余白も残しています。
③ テレビ現場で鍛えた“構成力”
元テレビディレクターという経歴もあり、動画の中身はきちんと「起承転結」が意識された組み立てになっています。
- 冒頭で「今日はこの話です」とテーマを提示
- 背景 → 問題点 → 自分の考えという流れで展開
- 最後に視聴者に向けたひと言で締める
というフォーマットがあるので、
1本1本が“短いトーク番組”のようにまとまっているのも視聴者にとっての分かりやすさにつながっていると感じます。
TikTok・音楽・メディア活動
ツッキー新世界こと白附克仁さんは喫茶店の店主にとどまらずSNS発信や音楽活動、
講演など“マルチな表現者”としても活躍しています。
TikTok・オンライン講座
白附さんは、単にTikTokerとして発信しているだけでなく
- フォロワー数10万〜15万規模のTikTokアカウントを運営
- 「つっきーコミュ塾」などのオンライン講座でSNS発信やコミュニケーションのコツを教える講師も務めている
「見せる」から「魅せる」へ「伝える」から「響かせる」へというキーワードを掲げていて
テレビ・ラジオ・イベントで培った“見せ方の技術”を
一般の人やサービス業の人にも分かりやすく伝える活動をしているのが特徴です。
音楽活動
アーティストとしての顔もあり
- 「やらかしサンバ」
- 「通天閣ララバイ」
- アルバム「NAGORI〜波残り〜」
などの楽曲をリリース。
ジャンルとしてはJ-POP/歌謡曲テイストの楽曲が多く新世界・通天閣をテーマにした曲もあります。
ライブハウスやホテルのイベント会場などで、トークショー+音楽ライブという形のイベントを行うこともあり
「おもろい大人になろうプロジェクト」といった企画名でステージに立っている姿も見られます。
メディア出演
千成屋珈琲の4代目店主としてだけでなく
- ラジオ番組のゲスト
- インタビュー記事
- 各種講演会
などメディアへの露出も多数。
TuneCoreのアーティストページによれば千成屋珈琲の復活のストーリーがきっかけとなり
全国のテレビ番組25本、雑誌15誌から取材を受けたこともあるそうです。
まとめ
最後にツッキー新世界こと白附克仁さんについて簡単に振り返っておきます。
- 本名は 白附克仁(しらつき・かつひと)。1966年生まれの大阪府出身で元テレビディレクター。
- 大阪・新世界の「ミックスジュース発祥の店」千成屋珈琲を閉店の危機から引き継いだ4代目店主。
- TikTokでは「ツッキー新世界」として時事問題やニュースをやわらかい関西弁で解説し「わかりやすくて聞きやすい」と支持を集めている。
- 企業PRやSNSコンサル、オンライン講座、音楽・トークイベントなど多方面で“伝える仕事”を続けている。
TikTokだけ見ていると「ニュースを分かりやすく話してくれる人」という印象かもしれませんが、
その裏にはテレビ現場で磨かれた構成力と地元・新世界の文化を守ろうとする行動力があります。
「前から動画で見ていたけれどやっぱりただ者じゃなかったんだな」と思ってもらえたらうれしいです。



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