公明党代表の斉藤鉄夫さんを中心に自公連立が解消されるまでの流れをわかりやすくまとめました。
2025年10月10日に発表された「連立離脱」は日本の政治にとって大きな転換点です。
この記事では、発言や出来事を年表で追いながら斉藤さんがどんな考えで決断に至ったのかその背景を整理します。
斉藤鉄夫はなぜ連立離脱へ?
【速報】 自公連立26年ぶりに解消
— VOTE -投票を可視化する- (@votejt_official) October 10, 2025
公明党の斉藤鉄夫氏は自公連立の離脱を自民党の高市早苗氏に伝えました。 pic.twitter.com/9wylS6UsiP
斉藤さんが連立離脱を決断した背景には長年の関係の中で少しずつ生じていた“ズレ”が最終的な決断を後押ししたようです。
政治とお金への不信が決定打に
自民党側で相次いだ政治資金問題への対応に斉藤さんは「信頼を回復するには不十分」と感じていたようです。
長年の連立関係を維持する中で倫理観や政治姿勢の違いが次第に大きくなり、“このままでは有権者に説明がつかない”という思いが強まったとされています。
政策・姿勢のずれ
新しい自民党の体制(高市政権)とは、安全保障や移民政策などで考え方の違いがあり協議のすり合わせが難しくなっていました。
連立の“実益”よりも公明党の掲げる中道路線を大切にするべきだという意見が党内でも増えていきます。
中道政党としての再出発
離脱後の公明党は「中道・改革の政党として新しいスタートを切る」と発表しました。
斉藤さんも会見で「国民に近い目線で政治を進めたい」と語っています。
公明党の決断と注目発言(年表)
| 日付 | 出来事 | 発言・ポイント(要旨) |
|---|---|---|
| 2024/11/09 | 公明党・臨時党大会で斉藤鉄夫が代表に就任 | 「清新で温かい公明党をつくる」―新体制を強調 |
| 2025/10/10 | 公明党が自公連立からの離脱を正式発表 | 「政治とカネの問題への対応が不十分。連立を続けることは難しい」 |
| 2025/10/10(同日) | 記者会見での発言 | 「信頼を取り戻すためには、独自の道を歩むしかない」 |
| 2025/10/11 | 党の公式サイトで英語版も更新 | 「中道の改革政党として、新たな出発を宣言」 |
| 2025/10/19 | 自民党と日本維新の会が連立合意(報道) | 公明離脱を受け、新しい与党体制が模索され始める |
| 2025/10/20 | 高市氏が首相に就任(報道) | 斉藤氏は首相指名選で「支持しない」姿勢を貫く |
| 2025/10/24 | 高市首相の所信表明演説を受け、斉藤氏がコメント | 「これは“独裁ではないか”」「政治改革について一言もなかったことに驚いた」 |
※新たな動きがあった場合は、この表に追記していきます。
今後の注目ポイント
今後は、国会運営がどのように進むのかが注目です。
公明党が抜けたことで与党の多数形成が難しくなり他党との協力関係の構築が焦点となっています。
また、今回の離脱の引き金となった「政治資金の透明化」については与野党ともに議論が活発化する見込みです。
一方で、公明党が掲げる「中道路線」がどう具体化されるのかもポイント。
斉藤さんは「改革と信頼を両立させたい」と話しておりこれからの政治スタンスにも注目が集まっています。
まとめ
斉藤鉄夫さん率いる公明党が連立を離脱した背景には、
- 政治資金問題への不信
- 政策や姿勢のずれ
- 中道政党としての理念を守りたいという思い
この3つが重なっていました。
26年続いた自公連立の終止符は日本政治に新たな局面をもたらしています。
今後の国会運営や新しい連携の形に引き続き注目していきたいですね。



コメント