【何者】元祖いちごちゃんとは?コンビ名の意味・結成年/所属・実績を総まとめ

見たら忘れられないコンビ、それが『元祖いちごちゃん』です。

独特のテンポと“ズレた世界観”で観客の笑いのツボをじわじわ刺激する異色の存在。

2025年のキングオブコント決勝進出をきっかけに「なんだこのコンビ!?」と話題になりました。

私も最初に彼らのネタを見たとき「不思議なのに面白い」「説明できないけど引き込まれる」と感じ、すっかり虜に。

この記事では、『元祖いちごちゃん』のコンビ名の由来、結成年・所属、実績、

ネタの特徴そして舞台裏の素顔までを私の感想も交えながら紹介します。

目次

元祖いちごちゃんとは何者?

元祖いちごちゃんは、2014年10月15日に結成された浅井企画所属のコントコンビです。

結成から11年を経て2025年のキングオブコント(KOC)で初の決勝進出を果たし

奇妙なのにクセになる笑い”で注目を集めています。

簡単な二人のプロフィール(表)

項目植村 侑史ハイパーペロちゃん
出身地北海道東京都
生年月日1989年12月4日1988年8月4日
役割・特徴静かな語りと空気づくりに長けた“沈黙のボケ”表情や動きで“異物感”を放つパフォーマータイプ
所属事務所浅井企画浅井企画

植村さんは“静かな狂気を描く職人”。

ペロちゃんは“表情と動きで観客をざわつかせる演出家タイプ”。

二人のバランスが絶妙で、日常が一瞬で“異世界”に変わるような独特の空気を生み出します。

コンビ名の意味は

コンビ名『元祖いちごちゃん』の由来は、いくつかのエピソードが重なって生まれました。

まず「いちごちゃん」という部分は、結成の話し合いをしていたマクドナルドに

「いちごシェイク」の看板があったこと。

そして二人とも漫画『いちご100%』が好きだったことがきっかけ。

あえて可愛い名前にすることで「出てきたらおじさん2人」というギャップを狙ったと語っています。

そして「元祖」という言葉には“原点回帰”の意味があります。

もともとトリオで活動していた彼らが、コンビに戻った際に「最初に作った二人組に戻った」という初心の気持ちを込めて「元祖」を付けたのだそうです。

私はこの由来を知ったとき、「ネーミングにも彼ららしいズレと遊び心があるな」と思いました。

見た目とのギャップ、響きの可愛さ、そして原点へのこだわり。

この“ねじれ感”こそ『元祖いちごちゃん』らしさそのものです。

結成年・所属の流れ

  • 2014年10月15日:コンビ結成(M-1公式サイト登録日)。
  • 結成当初はフリーで活動し、都内ライブを中心に経験を積む。
  • 2019年1月:浅井企画に正式所属。
  • 2025年:キングオブコントで初の決勝進出。

地道にライブを重ねながら“奇妙な空気のコント”を磨いてきた二人。

結成から11年でのKOC決勝進出は“努力が報われた瞬間”とも言えます。

私はこの経歴を見ると「芸人って、続ける勇気が一番大事なんだな」としみじみ思います。

主な実績

  • キングオブコント2025 決勝進出(初ファイナリスト)
  • キングオブコント2019 準々決勝進出
  • キングオブコント2020 準決勝進出
  • 笑デミー賞 グランプリ 優勝(スカパー!×K-PRO主催)

コント界隈では“ライブで見たら絶対印象に残るコンビ”として知られ、徐々に賞レースでも頭角を現してきました。

KOC決勝はその集大成。

まさに“遅咲きのブレイク”です。

代表ネタの特徴

『元祖いちごちゃん』のネタは、「違和感」「間(ま)」「静けさ」がキーワード。

派手な動きよりも“何かがおかしい”という空気をじっくり育てていくスタイルです。

  • 違和感の演出:普通の会話や設定の中に、小さなズレを入れる。
  • 間の取り方:沈黙や視線の動きで観客を引き込み、緊張が高まったところで笑いを誘う。
  • ギャップの妙:優しい語り口でブラックなオチを落とすなど、意外性を仕込む。

代表作『豆腐屋』では、穏やかな会話が進むうちに次第におかしな方向へ転がっていく構成。

私は初めてこのネタを見たとき、笑いながらも「どこまでが現実で、どこからが狂気なんだろう?」と考えてしまいました。

この“笑いの後に残る余韻”こそ彼らの真骨頂です。

どこで見られる?

  • テレビ/配信:TBS系『キングオブコント2025』(10月11日放送)
  • 浅井企画公式サイト:プロフィールやライブ出演情報が掲載中。
  • YouTube:「浅井企画若手チャンネル」にて『豆腐屋』など代表ネタを公開。
  • SNS(Xなど):メンバー個人がライブ告知や稽古の裏話を発信中。

まずはYouTubeで短いネタを見てみるのがおすすめ。

数分で、彼ら独特の“違和感の世界”を味わえます。

二人の素顔と舞台裏ストーリー

KOC2025決勝進出発表の会見では、元祖いちごちゃんが異彩を放っていました。

ペロちゃんが報道陣の中の女性記者を見て「女だ……!」とつぶやく場面があり、会場が一瞬凍りついたとか(笑)。

それを受けて植村さんが淡々とツッコミを入れる。

この独特の空気は、まさに彼らのコントそのものでした。

また、植村さんは「完全にノーマークだった」「稽古場がなくて河川敷で合わせていた」と裏話を語り、

地道な努力と不器用さがにじみ出るエピソードも印象的でした。

さらにインタビューではペロちゃんが過去の悩みや孤独を語る場面もあり、

舞台上の“異質さ”とは違うまっすぐで人間味あふれる一面が垣間見えます。

私はこの二人を見て、「変人」ではなく「誠実に不器用を磨き続けている人たち」だと感じます。
ネタの“静けさ”の奥には、きっとたくさんの悩みや観察が詰まっているのでしょう。

まとめ

元祖いちごちゃん』は、“違和感×間×人間味”で笑いを作る唯一無二のコント師。

結成から11年、KOC決勝でようやく脚光を浴びた彼らの“ズレの美学”はこれからもっと評価されていくはずです。

彼らの笑いは派手ではないけれど確実に心に残ります。

私は、これからの活躍を見守りながらまたあの“静かな爆笑”を味わいたいと思います。

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