【なぜ】田中パウロ淳一はサッカーが副業?本業はインフルエンサーなのか

2025年のJ3で優勝&J2昇格をつかんだ栃木シティ

その“立役者のひとり”として名前が挙がるのが、田中パウロ淳一選手です。

ピッチではゴールやアシストでチームをぐいぐい引っ張りつつ、一方でTikTokのコメント欄をのぞくと

「タイミーで出場してる!」
「サッカーが副業ってマジ?」

みたいな声が並んでいて「いやいや、本業どっちやねん…」とツッコミたくなる存在でもあります。

さらに、女装して“彼女役”をしながらボールを受けた瞬間だけ異常にトラップがうまいというシュールな動画もあって、

「え、この人って芸人さんじゃないの?」

と勘違いしそうになる人も多いはず。

この記事ではそんな

「サッカーが副業?本業はインフルエンサー?」

と言われがちな田中パウロ淳一選手について

  • どんな人で、どんなキャリアを歩んできたのか
  • 「サッカーが副業」と言われるきっかけ
  • 本人のスタンスとして本業はどこにあるのか
  • 選手としての実力とインフルエンサーとしての評価

このあたりをSNSの空気も交えながらできるだけわかりやすく整理していきます。

目次
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田中パウロ淳一とは

まずは、ざっくりプロフィールから。

  • 名前:田中 パウロ淳一(たなか ぱうろ じゅんいち)
  • 生年月日:1993年10月23日
  • 出身地:兵庫県高砂市(加古川市生まれ)
  • ポジション:MF/FW(左利き)
  • 所属:栃木シティFC(J3、背番号77)

ユース時代は兵庫のクラブを経て大阪桐蔭高校でプレー。

プロ入りはJ1・川崎フロンターレという、しっかり“エリート街道”を通ってきた選手です。

その後は

  • ツエーゲン金沢(J3優勝&J2昇格も経験)
  • FC岐阜
  • レノファ山口FC
  • 松本山雅FC

とJ2クラブを渡り歩きつつキャリアを重ね、2023年に栃木シティへ移籍。

栃木シティでは

  • 地域リーグ〜JFLの頃からチームの中心としてプレー
  • 地域チャンピオンズリーグ優勝→JFL昇格、JFL優勝→J3昇格、J3優勝→J2昇格とクラブと一緒に3年連続で昇格とタイトル獲得を経験
  • 昇格争いの局面でゴール・アシストの“点に絡む仕事”を連発
  • J3初挑戦となった2025年も、攻撃のキーマンとして優勝&J2昇格に貢献

という感じで今のクラブのストーリーを語るうえで欠かせない存在です。

一方でYouTubeやTikTokでも精力的に発信していて

YouTubeチャンネル「パウロちゃんねる」は登録者数5万人前後

TikTokでは40万人規模のフォロワーを抱える人気クリエイター

ここから

パウロ=インフルエンサー
「サッカー副業説」

というイメージがどんどん強まっていきました。

「サッカーが副業」は誰発信?

「サッカーが副業」というフレーズは、本人が公式に名乗った肩書きではなく周りの“ネタ”発信がスタートです。

きっかけになっているのが

  • TikTokでのバズり具合
  • 女装動画や「○○みたいな彼女」シリーズのインパクト
  • テンポの良いトークとちょっとクセのあるキャラ

このあたりの“総合力”。

動画を見た人たちがコメント欄で

「本業インフルエンサーでしょこれ」
「サッカーが副業ってマジ?」

といじり始めX(旧Twitter)でも

「田中パウロ淳一 本業:インフルエンサー 副業:サッカー選手」

といったポストが流れてくるようになり、それがひとつの“キャッチコピー”として広がっていった…という流れです。

コメント欄には

「サッカーが副業ってマジ?」

「本業インフルエンサーでしょこれ」

といった声も見られ「本業はインフルエンサーで、サッカーは副業なんじゃないか」というイメージに

さらに拍車がかかっています。

完全にノリの世界の冗談ですね。

大事なのは

  • これはあくまでファンや視聴者側の“愛のあるいじり”であること
  • 「サッカーを軽く見ている」というより、「すごすぎてネタにしたくなる」感覚に近いこと

この2点かなと思います。

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本業はインフルエンサーなのか

じゃあ実際、本業はどっちなのか?

ここは本人のスタンスが一番大事なところですが、インタビューや特集記事を追っていくと軸はかなりハッキリしていて、

「全てはサッカーのため」

という言葉に集約されます。

具体的には、

  • TikTokの投稿は練習後などの“スキマ時間”を使って撮影している
  • ネタ動画も含めて「サッカーやクラブを知ってもらう入口」にしたい
  • 発信がバズることでスタジアムに来てくれる人が増えるのが一番うれしい

といったことを話しています。

収入の内訳(サッカーと発信のどちらが多いのか)までは公表されていませんが、少なくとも

  • クラブとはプロ契約を結んでJリーグの公式戦に出場している
  • 自身でも「プロサッカー選手」であることを前提に発信している

という点から考えると肩書きとしての本業は「プロサッカー選手」であることは間違いありません。

そのうえで

「SNSでも食っていけるくらい発信力のあるJリーガー」

というのが実態に近いはずです。

サッカー選手としての実力とインフルエンサーとしての評価

ここからは、ピッチ上での「ガチな実力」と画面越しの「インフルエンサーとしての存在感」をそれぞれ整理していきます。

サッカー選手としての実力

プレーの特徴をざっくりまとめると

  • 左利きのアタッカー
  • ドリブルで仕掛けてミドルやニアをぶち抜くタイプ
  • ゴールだけでなくラストパスやチャンスメイクも得意

という“見ていてワクワクするタイプの選手”です。

2025年シーズンはJ3初挑戦のクラブで主力としてフル稼働し、多くのゴールとチャンスメイクで優勝&J2昇格に貢献。

最終節のSC相模原戦では、5–0での大勝の中で2ゴールをマークし“J3初優勝を決めた試合の主役のひとり”になっています。

また、シーズン途中にはJ3の月間MVPにも選ばれていて

数字・内容ともに「リーグを代表するアタッカー」として評価されていると言って良さそうです。

インフルエンサーとしての評価

一方で、インフルエンサーとしての顔もかなり強烈です。

  • TikTokフォロワー:約40万人
  • SNS総フォロワーは50万人超とも言われる
  • TikTokの「○○みたいな彼女」シリーズが大バズり
  • 2025年には「TikTok Awards Japan 2025」のSports Creator部門にノミネート

内容的には

  • 女装して“みんなの彼女・パウちゃん”として登場
  • ふざけた雰囲気から一転、ボールを触る瞬間だけプロのテクニック
  • ゴールパフォーマンスやダンスを切り取ったショート動画

など“笑いとガチ技術のギャップ”を前面に出したものが多め

スポーツメディアからは

  • 「インフルエンサー系Jリーガー」
  • 「総フォロワー数50万人超」

と紹介されることもありサッカー選手としてもインフルエンサーとしても一線級」という評価が定着しつつあります。

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SNSの反応

SNSで見かける声をざっくり整理するとこんな感じです。

ポジティブな反応

  • プレーもうまいし、動画もおもしろいってずるい」
  • 子どもがパウロのTikTokきっかけでサッカーに興味持ち始めた」
  • 「J3からこういうスター出てくるの、リーグ的にもめちゃくちゃ良い
  • 「まずパウロで栃木シティを知って、そのまま試合も見るようになった」

ちょっと厳しめな声

  • 試合前日にああいう動画撮るのってどうなんだろう」
  • 「もっとサッカーに集中してほしい気持ちもある」

…といった“心配混じり”の意見もゼロではありません。

ただ全体としては

  • 「サッカー界に新しいタイプのスターが出てきた」
  • 「Jリーグの宣伝になるから、どんどんやってほしい」

と受け止める声の方が強い印象です。

まとめ|ネタは「サッカー副業」中身はちゃんと二刀流

  • 栃木シティ所属のMF/FWで、2025年J3優勝&J2昇格の立役者。
  • 川崎フロンターレでプロデビュー後、金沢・岐阜・山口・松本を経て栃木シティへ。
    地域リーグ時代からクラブの“のし上がり”を支えてきた。
  • TikTokやYouTubeがバズり「サッカーが副業・本業インフルエンサー」とネタにされる存在に。
  • 本人の軸はあくまでサッカーで、発信はサッカーやクラブを知ってもらうための入り口になっている。

表面的には「本業どっち?」「サッカーが副業でしょ(笑)」とツッコミたくなるキャラですが

実際にはサッカーもガチ、発信もガチな二刀流プレイヤー

「タイミーで出場してる」「サッカーが副業ってマジ?」とコメントでイジりながらも、

気づけば栃木シティの試合結果を追いかけている人が増えていること自体

Jリーグにとってもかなりポジティブな流れだと言えそうです。

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