素朴なのにどこかクセになる歌声とやさしいメロディー。
夫婦デュオ「ハンバートハンバート」はCMやドラマ、映画の主題歌などで耳にすることも多い存在ですよね。
最近ではNHK朝ドラ『ばけばけ』の主題歌を担当することでも話題になり
あらためて「どんな2人なんだろう?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
この記事では
- 「ハンバートハンバート」という名前の由来
- 夫婦それぞれの年齢・出身
- デビューまでの経歴
- 子どもや家族のこと
- 夫婦デュオならではのエピソード
といったポイントをわかりやすく整理して紹介していきます。
ハンバートハンバートとは
ハンバートハンバートは、
- 佐藤良成(さとう りょうせい)さん
- 佐野遊穂(さの ゆうほ)さん
による男女2人組の“夫婦デュオ”です。
フォークやカントリーにルーツを持つアコースティックなサウンドに
人間関係の揺れや日常のささやかな気持ちを描いた歌詞がそっと重なっていくスタイルが持ち味です。
決して派手ではありませんが気づくと心に残っている曲が多いのも魅力ですね。
1998年に結成し2001年にはインディーズでアルバムをリリース。
2003年にメジャーデビューすると「おなじ話」などの楽曲がラジオで多く流れ少しずつ全国に名前が知られていきました。
その後は
- フジロックやサマーソニックといった大型フェスへの出演
- 映画・ドラマ・CM・舞台への楽曲提供
- 家族や日常をテーマにした楽曲制作
など活動の場を広げながら長く愛されるアーティストとして活躍しています。
近年は、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌「笑ったり転んだり」を担当。
この曲で2025年のNHK紅白歌合戦に初出場することも決まりあらためて幅広い世代から注目を集めているデュオと言えそうです。
名前の由来
少し不思議で耳に残る「ハンバートハンバート」という名前。
この名前は、作家ナボコフの小説『ロリータ』に登場する主人公「ハンバート・ハンバート」から取られています。
もともとは、ライブハウスにデモテープを送るときにバンド名が必要になりいくつか案を出した中で
- 響きが面白い
- 一度聞いたら忘れにくい
- 文字にしたときのバランスが良い
といった理由からこの名前を採用したと言われています。
小説の内容そのものを背負わせるのではなく「文学作品由来のちょっと不思議で印象的な名前」として選んだというニュアンスに近いイメージですね。
夫婦の年齢・出身
ハンバートハンバートの2人は同世代の首都圏出身夫婦デュオです。
ここでは、生年月日とあわせて2025年11月時点での年齢と出身を整理しておきます。
佐藤良成さんのプロフィール
佐藤良成さんは
- 生年月日:1978年10月21日
- 年齢:47歳(2025年11月時点)
- 出身地:神奈川県
というプロフィールになります。
公式プロフィールでは「1978年生まれ・神奈川県出身」といった形で生年までの記載ですが、
過去のインタビュー記事や音楽メディアのコラムを確認すると1978年10月21日生まれであることが紹介されています。
ギターだけでなくバイオリンやバンジョー、マンドリンなども操るマルチプレイヤーで
作詞・作曲も手がけながらハンバートハンバートのサウンドの土台を支えている存在です。
佐野遊穂さんのプロフィール
佐野遊穂さんは、
- 生年月日:1976年10月28日
- 年齢:49歳(2025年11月時点)
- 出身地:東京都
というプロフィールです。
こちらは本人のインスタグラムで誕生日の投稿とともに年齢についても触れており、2024年10月28日の投稿から1976年10月28日生まれであることがわかります。
やわらかくて素朴な歌声とハーモニカや笛の音色が印象的でハンバートハンバートのあたたかい空気感をつくる大きな要素になっています。
※ハンバートハンバートの2人がいつ結婚したのかについては、正確な年月は公表されていません。
インタビューなどからは、大学時代に出会いバンド活動を続ける中でパートナーになったことが分かっていますが
「○年に結婚しました」といった具体的な時期までは公式には明かされていないようです。
経歴
ここでは、先ほど触れた内容もふまえつつハンバートハンバートの歩みをざっくり整理しておきます。
- 1998年 ハンバートハンバート結成
- 2001年 インディーズでアルバムをリリース
- 2003年 メジャーデビュー
- 2000年代半ば〜
「おなじ話」がラジオで多く流れ、フェス出演も増えるなど全国的に知られる存在に - その後
映画・ドラマ・CM・舞台への楽曲提供や、家族や日常をテーマにした作品づくりを続ける - 近年
NHK朝ドラ『ばけばけ』主題歌「笑ったり転んだり」を担当し2025年の紅白歌合戦に初出場が決定
派手なイメージのあるヒットチャートとは少し距離を置きつつライブや作品づくりをコツコツ重ねながら
長く愛されるデュオへと育ってきた…そんな歩みが見えてくる経歴ですね。
子ども
ハンバートハンバートの2人は、プライベートでは「3人の男の子」のお父さん・お母さんでもあります。
インタビューなどでも
- 子どもは3人
- 全員男の子
- 子育てと音楽活動の両立にかなり気を配ってきた
といった話が語られています。
子どもたちの名前に触れている記事もありますが、通っている学校や具体的な生活ぶりなどの情報は公表されていません。
ミュージシャンとして表に立ちながらも家族のプライバシーは守りたいという姿勢が感じられますね。
夫婦デュオならではのエピソード
夫婦でありながら同じユニットのメンバーでもある2人。
その関係性のバランスの取り方にもハンバートハンバートらしさがにじんでいます。
「土日はライブを入れない」と決めた時期
子どもが小さい頃には、あえて「土日はできるだけライブを入れない」という方針を取っていた時期もあったそうです。
- 子どもの行事や家族時間を優先したい
- 夫婦ともミュージシャンだと放っておくと週末がすべて仕事になってしまう
こうした理由からあえて仕事の入れ方をセーブし家族のリズムを優先する選択をしていました。
音楽活動を続けながらも「家族としての時間もちゃんと大事にしたい」という2人の思いが伝わってくるエピソードです。
生活と音楽が地続き
インタビューを読んでいると日々の暮らしの中で感じたことや子どもとのやり取り、
ふとした心の揺れがそのまま曲作りにつながっていることがうかがえます。
だからこそハンバートハンバートの楽曲には
- 作り込まれたドラマではなく
- 暮らしの中のリアルな空気感
がにじんでいるように感じられるのかもしれません。
まとめ
今回は、ハンバートハンバートについて、
- 名前の由来は小説『ロリータ』の主人公「ハンバート・ハンバート」から来ていること
- 佐野遊穂さん(東京都出身)と佐藤良成さん(神奈川県出身)による“夫婦デュオ”であること
- 1998年の結成から、インディーズ・メジャー・フェス・映画やCM、朝ドラ主題歌まで長く活動を続けてきたこと
- 3人の男の子の親として家族との時間も大切にしながら音楽活動を続けていること
といった点を中心に整理してお届けしました。
生活と音楽が自然につながっているようなスタイルで、肩の力を抜いて聴けるのに気づくと心に残っているハンバートハンバートの楽曲。
紅白初出場や朝ドラ主題歌をきっかけにこれから彼らの音楽に出会う人もますます増えていきそうですね。




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