農林水産大臣を務める簗和生(やな・かずお)さんが、地元自治体の道路予算を「大幅にカットした」とする発言をめぐって注目されています。
過去には旧安倍派の政治資金問題で1746万円をめぐる問題もあり、「何者なの?」「妻や子供はいる?」と気になった人も多いようです。
今回は、簗和生農水相の妻や子供など家族構成、経歴や学歴、裏金問題と予算カット発言、現在の状況についてまとめます。
簗和生農水相は何者?
まずは、簗和生さんがどのような人物なのか見ていきましょう。
簗和生さんは、自民党所属の衆議院議員で、2026年9月に農林水産大臣として初入閣した政治家です。
- 名前:簗和生(やな かずお)
- 生年月日:1979年4月22日
- 年齢:47歳(2026年10月現在)
- 出身地:東京都
- 所属政党:自由民主党
- 選出:北関東比例ブロック
- 地盤:栃木3区
- 当選回数:6回
- 現職:農林水産大臣
簗さんは2012年の衆議院議員総選挙で初当選しました。
その後は国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官、文部科学副大臣、衆議院安全保障委員長などを歴任しています。
自民党では農林部会長も務めるなど、以前から農林水産分野に関わってきました。
2026年2月の衆議院議員総選挙では小選挙区で敗れたものの、比例代表で復活当選。
同年9月に農林水産大臣に就任し、初入閣を果たしています。
簗和生の妻や子供など家族構成は?
大臣就任や今回の発言をきっかけに、簗和生さんの妻や子供など家族構成にも関心が集まっています。
ただし、家族について本人が公表している情報はかなり限られています。
妻は私設秘書だった女性と報じられた
簗和生さんについては、2016年に自身の私設秘書だった女性と入籍したことが報じられています。
当時、簗さんをめぐる文書が議員会館で出回ったことをきっかけに結婚について取材が行われ、簗さんの秘書が「私設秘書と入籍したと聞いている」という趣旨の回答をしていました。
そのため、簗さんの妻は少なくとも結婚当時、簗さんの私設秘書として政治活動を支えていた女性だったとみられます。
ただし、妻の名前や詳しい年齢、顔画像、現在の職業などは公表されていません。
結婚後も秘書を続けているのかについても確認できる情報はなく、現在の職業については不明です。
子供はいる?
簗和生さんに子供がいるのかについても気になるところです。
2026年10月現在、本人のプロフィールや公的な情報から、子供がいることを確認できる情報は見当たりません。
2016年の結婚報道では妊娠を示唆する内容の文書が出回ったことも伝えられましたが、簗さん側は当時、妊娠について把握していないという趣旨の回答をしていました。
その後、子供の誕生が公式に公表された事実も確認できません。
そのため、「息子がいる」「娘がいる」などと断定することはできず、子供の有無については非公表と考えるのがよさそうです。
父親や母親については?
簗和生さんの父親や母親についても、名前や職業など詳しい情報は公表されていません。
簗さん自身は東京都出身ですが、政治家一家の出身として広く知られている人物ではありません。
大学院修了後に議員秘書や研究員として経験を積み、2012年に自身が国政へ進出しています。
簗和生の経歴は?
簗和生さんは、議員秘書や研究員を経験した後、33歳で衆議院議員に初当選しています。
2005年には衆議院議員・岡部英明さんの事務所で秘書を務めました。
その後、2009年に日本経済研究所へ入社し、研究員として勤務しています。
2012年12月の第46回衆議院議員総選挙で初当選すると、2017年には国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任しました。
2021年には自民党農林部会長、2022年には文部科学副大臣、2023年には衆議院安全保障委員長を務めています。
2026年2月の衆院選で6回目の当選を果たし、同年9月に農林水産大臣へ就任しました。
国土交通、教育、安全保障など幅広い分野を経験していますが、自民党農林部会長など農政に関係する役職も務めてきた人物です。
簗和生の学歴は?
簗和生さんは、慶應義塾大学を卒業後、東京大学大学院まで進学しています。
2003年3月に慶應義塾大学商学部を卒業。
その後、2006年3月に東京大学大学院経済学研究科修士課程を修了しています。
商学から経済学へと学びを深め、大学院修了後は国会議員秘書や日本経済研究所での勤務を経験しました。
出身高校については桐朋高校とする情報もありますが、農林水産省や首相官邸が公開している公式プロフィールでは高校名は掲載されていません。
そのため、高校については公式に確認できる情報が限られています。
簗和生の1746万円の裏金問題とは?
簗和生さんについては、旧安倍派をめぐる政治資金問題でも名前が挙がりました。
一般に「裏金問題」と呼ばれた一連の問題の中で、簗さんについては1746万円をめぐる政治資金収支報告書の処理が問題となっています。
旧安倍派から1746万円の還流
簗さんは旧安倍派に所属しており、2018年から2022年までの5年間で計1746万円の還流を受けていたことが明らかになりました。
政治資金収支報告書への記載をめぐって問題となり、1746万円の不記載があったなどと報じられています。
一方、簗さん自身は2024年当時、中抜きや私的使用はなく、政治活動に使っていたという趣旨の説明をしています。
つまり、「1746万円を個人的に使った」という意味ではなく、政治資金の記載や処理の方法が問題となったものです。
自民党から役職停止6カ月の処分
自民党は2024年4月、派閥の政治資金問題に関係した議員について党内処分を決定しました。
簗さんは「党の役職停止6カ月」の処分を受けています。
その後、政治資金規正法違反の疑いで告発されましたが、検察による刑事手続きでは不起訴となりました。
さらに検察審査会でも、簗さんについて「不起訴相当」と議決されています。
党内では処分を受けた一方、この件で簗さん本人が刑事裁判にかけられたわけではありません。
簗和生の予算カット発言とは?
2026年10月に大きな注目を集めているのが、地元自治体の道路予算をめぐる発言です。
問題となったのは、2026年5月に自民党関係者らが集まった会合での発言とされています。
道路予算を「大幅にカットした」と発言
公開された音声では、簗さんとみられる人物が栃木県の那須烏山市と那珂川町について、2026年度の道路予算を「大幅にカットした」という趣旨の発言をしていました。
那須烏山市については前年度から64%減、那珂川町については54%減にしたという具体的な数字にも言及しています。
両自治体の首長は、2026年2月の衆議院議員総選挙で簗さんの対立候補を支援していたとされています。
そのため、発言が表面化すると「選挙で支持しなかった自治体への予算を減らしたという意味なのか」と波紋が広がりました。
ただし、実際に簗さんの意向によって道路予算が削減されたと確認されているわけではありません。
簗和生は発言を撤回して謝罪
簗さんは当初、大臣就任前の一議員としての活動に関することだとして、詳しい説明を控えていました。
その後、問題となった発言について、誇張した表現だったという趣旨の説明を行い、発言を撤回して謝罪しています。
簗さんは「予算をカットするよう働きかけた」という点については事実ではないと否定しています。
自民党関係者が集まる場での発言だったことなどから、誤解を招く表現をしてしまったという説明です。
国交省への問い合わせはあった?
今回の問題では、道路予算を所管する国土交通省とのやり取りも焦点となっています。
国交省の調査によって、簗さんから対象となった2自治体の予算配分について問い合わせがあったことが確認されました。
2026年2月ごろに2自治体の予算を問い合わせ
国交省によると、2026年2月ごろ、簗さんから那須烏山市と那珂川町で実施する事業への予算配分について問い合わせがありました。
時期は2月の衆議院議員総選挙後で、2026年度の予算配分が決定する前でした。
当時、国土交通副大臣だった佐々木紀さんにも問い合わせが行われていたことが確認されています。
ただ、簗さんは後に、問い合わせた時点で予算の配分作業中だったことは知らなかったという趣旨の説明をしています。
国交省は「働きかけや圧力はなかった」と説明
一方、国交省は担当者への聞き取りを行った結果、簗さんから予算を減らすよう求める働きかけや圧力は確認されなかったと説明しています。
問い合わせを受けた当時の国交副大臣も、予算削減を求められたことや、増減について指示されたことはなかったとしています。
また、市や町が単独で実施する事業への配分額は前年度より減少していましたが、県が両自治体内で実施する事業まで含めた配分総額では、それぞれ前年度より約2割増えていたと国交省は説明しています。
そのため現時点では、「2自治体について問い合わせをしたこと」は確認されていますが、「簗さんが圧力をかけて予算を削減させた」と確認されたわけではありません。
簗和生農水相の現在は?辞任する?
予算カット発言が問題となったことで、農林水産大臣を辞任するのかという点にも関心が集まっています。
2026年10月8日現在、簗さんは農林水産大臣を辞任しておらず、引き続き職務を続けています。
簗さんは問題となった発言を撤回して謝罪する一方、農林水産政策を進め、大臣としての職責を果たしていく考えを示しています。
ただ、予算配分が決まる前の時期に、なぜ那須烏山市と那珂川町について問い合わせを行ったのかなど、今後も説明を求める声が続く可能性があります。
国交省側は予算削減を求める圧力はなかったとしていますが、簗さん自身がなぜ「大幅にカットした」と受け取れる発言をしたのかも今回の問題の焦点となっています。
まとめ
今回は、簗和生農水相が何者なのか、妻や子供など家族構成、経歴や学歴、裏金問題と予算カット発言についてまとめました。
簗さんは東京都出身で、慶應義塾大学商学部、東京大学大学院経済学研究科を経て、議員秘書や研究員を経験した後、2012年に衆議院議員へ初当選しました。
妻については、2016年に私設秘書だった女性との入籍が報じられていますが、名前や現在の職業は公表されておらず、子供についても確認できる公表情報はありません。
旧安倍派の政治資金問題では1746万円をめぐって党から役職停止6カ月の処分を受けましたが、刑事手続きでは不起訴となり、検察審査会も不起訴相当としています。
さらに2026年10月には道路予算を「大幅にカットした」とする発言が問題となりました。
簗さんは発言を撤回して謝罪しており、国交省への問い合わせがあったことは確認されていますが、予算削減を求める働きかけや圧力は確認されていません。
2026年10月8日現在も農林水産大臣を務めており、今後の説明や対応にも注目が集まりそうです。


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