前田凛に噛みついた中国選手は誰?唐婧の経歴や戦績・腕の歯形や反則負けの経緯も

2026年10月1日、愛知・名古屋アジア大会の柔道女子70kg級で、前田凛選手が中国選手に腕を噛まれる出来事がありました。

中継映像では腕に残った歯形も映し出され、噛みついた選手が反則負けとなる異例の展開に。

いったいどのような選手だったのでしょうか。経歴や過去の戦績、噛みつきが起きた状況、その後の対応まで詳しく紹介します。

目次

前田凛に噛みついた中国選手は誰?

今回の出来事が起きたのは、アジア大会の柔道女子70kg級準々決勝です。

前田凛選手と対戦していたのは、中国代表の唐婧(トウ・セイ)選手でした。

唐婧選手は1995年生まれの31歳。2023年の杭州アジア大会で銀メダルを獲得し、2024年のパリオリンピックにも出場した実績があります。

国際大会では主に女子63kg級で活躍してきましたが、2026年は70kg級にも出場しています。

国際柔道連盟の公式記録にも数多くの大会出場歴が残っており、今回初めて国際舞台に登場した選手ではありません。

過去には日本人選手と対戦した経験もあり、今回の反則負けによって改めて注目されることになりました。

唐婧の経歴や年齢・出身地は?

唐婧選手がどのような経歴を持っているのか、詳しく見ていきます。

まずはプロフィールをまとめました。

  • 名前:唐婧
  • 読み方:トウ・セイ(タン・ジン)
  • 英語表記:TANG Jing
  • 生年月日:1995年6月8日
  • 年齢:31歳(2026年10月時点)
  • 国籍:中国
  • 出身地:安徽省馬鞍山市当塗県
  • 身長:175cm
  • 競技:柔道
  • 主な階級:女子63kg級・70kg級
  • 所属:天津の柔道チーム
  • 出身大学:中国民航大学

唐婧選手は中国の安徽省出身で、14歳のときに天津で柔道の練習を始めました。

幼い頃からスポーツが好きだったとされ、その後、天津の柔道チームで競技経験を積んでいます。

2017年には中国の全国運動会で女子63kg級の優勝を果たし、国内で実績を残しました。

さらに国際大会への出場を重ね、中国代表としてアジア大会やオリンピックに出場するまでになっています。

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唐婧の過去の戦績は?アジア大会銀メダルやパリ五輪出場も

唐婧選手は、これまでに国際大会で複数のメダルを獲得しています。

主な戦績は次のとおりです。

年大会成績
2017年中国全国運動会63kg級優勝
2018年ジャカルタ・アジア大会63kg級銅メダル
2019年世界軍人運動会63kg級金メダル
2021年グランドスラム・アンタルヤ63kg級銅メダル
2023年杭州アジア大会63kg級銀メダル
2023年杭州アジア大会混合団体銅メダル
2023年グランドスラム・アブダビ63kg級準優勝
2023年オセアニアオープン・パース63kg級優勝
2024年パリオリンピック63kg級ベスト16
2026年アジア柔道選手権70kg級7位

特に注目したいのは、2023年の杭州アジア大会です。

唐婧選手は女子63kg級で決勝まで勝ち進み、日本代表の髙市未来選手と対戦しました。

決勝では髙市選手に敗れたものの、銀メダルを獲得しています。

また、混合団体では中国代表の一員として銅メダルを獲得しました。

2024年のパリオリンピックにも中国代表として出場しており、世界のトップ選手と対戦してきた経験があります。

2026年には70kg級の大会にも出場し、今回のアジア大会でも同階級にエントリーしていました。

これまでの戦績を見ると、国際大会で十分な経験を積んできた選手であることが分かります。

前田凛の腕に残った歯形は?道着の上から噛まれた状況

今回の出来事で特に注目されたのが、前田凛選手の左腕に残った歯形です。

試合中の映像では、寝技の攻防で両選手が密着し、唐婧選手の口元に前田選手の左腕がある様子が確認できます。

前田選手は噛まれたことを審判に訴え、その後、腕に残った歯形が確認されました。

驚くのは、前田選手が道着を着用し、腕にはテーピングもしていたことです。

試合後、女子日本代表の塚田真希監督は、テーピングを剥がしたところ、皮膚に歯形がはっきり残っていたと説明しています。

しかも、歯形は青あざのようになっていたそうです。

幸い出血には至らず、消毒が必要になるような状態ではなかったとされています。

一方、前田選手自身も試合後に当時の状況を振り返っています。

最初は歯が当たっているだけだと思ったものの、強い痛みを感じて確認したところ、実際に噛まれていたと説明しました。

柔道は相手と密着して技を掛け合う競技ですが、道着やテーピング越しでも歯形が残るほどの力が加わっていたことになります。

今回の映像や歯形が大きな注目を集めたのも、こうした状況があったためでしょう。

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唐婧が反則負けになった経緯は?噛みつきから判定まで

今回の試合は、どのような経緯で反則負けとなったのでしょうか。

2026年10月1日、愛知国際アリーナで行われた女子70kg級準々決勝での出来事を時系列で整理します。

① 寝技の攻防中に左腕を噛まれる

試合開始から約1分が経過した頃、前田選手と唐婧選手は寝技の攻防に入りました。

前田選手が上から攻める展開となり、その途中で前田選手の左腕が唐婧選手の口元に近づきます。

その後、噛みつきが発生したと判断されました。

両選手は場外までもつれ、審判が「待て」をかけて攻防が中断されます。

② 前田凛が審判に歯形を見せる

試合が中断すると、前田選手は審判に左腕を見せ、噛まれたことを訴えました。

日本側のコーチも反則を指摘し、審判に腕を確認するよう促しています。

前田選手の腕には歯形が残っており、審判団による確認が行われました。

通常の寝技の攻防では起こらない状況だったため、映像による検証も実施されています。

③ 映像確認後に唐婧が反則負け

審判団はリプレイ映像を確認し、協議を行いました。

その結果、唐婧選手の反則負けが宣告され、前田選手が勝利しています。

公式記録にも反則負けを示す表記が残されています。

唐婧選手は判定後、審判に何かを訴える様子を見せましたが、判定が覆ることはありませんでした。

最後は前田選手と握手を交わし、畳を後にしています。

ただし、唐婧選手本人から噛みつきの意図について詳しい説明は出ていません。

故意だったのか、偶発的な接触だったのかについて、本人の考えを断定することはできない状況です。

噛みつきは柔道の反則行為?唐婧のその後は?

柔道では、相手を噛む行為は認められていません。

国際柔道連盟の審判規程では、重大な違反行為について、指導の累積を待たずに直接反則負けとする制度が設けられています。

今回も審判団による協議の結果、唐婧選手に反則負けが宣告されました。

さらに、唐婧選手は試合後の取材に対してコメントを控え、その後の敗者復活戦にも出場しませんでした。

敗者復活戦は対戦相手の不戦勝となっています。

ただし、敗者復活戦に出場しなかった具体的な理由については、確認できていません。

直接反則負けとなった場合でも、反則の内容によってその後の試合に出場できるかどうかの扱いは異なります。

そのため、敗者復活戦への不出場だけを理由に、大会全体から追放されたと判断することはできません。

今回の試合で反則負けとなったことと、大会外での追加処分については、分けて考える必要があります。

唐婧は過去にも噛みついたことがある?

今回の行為を受けて、唐婧選手が過去の試合でも噛みつきを行っていたのか、気になった人もいるのではないでしょうか。

国際柔道連盟の公開戦績には、唐婧選手の長年にわたる国際大会出場記録が残されています。

しかし、過去に噛みつきによる反則負けを繰り返していたという確かな情報は確認できませんでした。

また、公式の戦績だけでは、過去の試合におけるすべての反則行為や、その詳しい内容を把握できるわけではありません。

今回の出来事を理由に、以前から同様の行為を繰り返していたと判断することはできないでしょう。

唐婧選手自身による詳しい説明や、競技団体による今後の対応が注目されます。

前田凛は噛みつき被害を乗り越えて金メダル

今回のアジア大会では、噛みつきによる反則負けだけでなく、その後の前田凛選手の活躍も注目されました。

前田選手は唐婧選手との準々決勝を突破すると、準決勝でも勝利。

決勝ではカザフスタンのアザル・アスカト選手と対戦しました。

試合開始から45秒ほどで体落としによる技ありを奪い、その後、大内刈りでも技ありを獲得。

合わせ技一本で勝利し、女子70kg級の金メダルに輝きました。

前田選手によると、噛まれた腕には少し痛みが残っていたものの、その後の試合では大きく気にならなかったそうです。

予想もしなかったアクシデントに見舞われながらも、その後の試合を勝ち抜き、金メダルを獲得しています。

一方、唐婧選手は準々決勝での反則負けという形で試合を終えました。

国際大会で数々の実績を積んできた選手だけに、今回の出来事について本人や関係団体が今後どのような説明をするのか、引き続き注目されそうです。

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