YouTubeチャンネル「wakatte.TV」で、強烈な学歴キャラクターとして知られる高田ふーみんさん。
福島大学を取り上げた動画での発言が問題となり、大学側が声明を出し、文部科学大臣まで言及する事態となったことで、改めて「高田ふーみんとは何者なのか」と注目されています。
本名や経歴・学歴、wakatte.TVでの配信内容、福島大学をめぐる炎上まで詳しく見ていきます。
高田ふーみんは何者?
高田ふーみんさんは、YouTube「wakatte.TV」で学歴第一主義の強烈なキャラクターを演じる一方、武田塾本部で教務・広報を務めている人物です。
wakatte.TVでは赤い衣装を着用し、大学名や偏差値をもとに容赦なく切り込んでいく「学歴モンスター」として知られています。
相方のびーやまさんが、高田さんの過激な発言を「ヤメロオマエ」と止める掛け合いもおなじみです。
ただ、高田さんが実際に教育と無関係な人物というわけではありません。
兵庫県の淡路島から京都大学経済学部へ現役合格し、大学在学中から武田塾の運営に携わってきたという、かなり濃い受験経験を持っています。
現在も武田塾では教務・広報として、勉強法や大学受験について発信しています。
つまり、動画で見せる「高田ふーみん」と、受験生に勉強法を伝える「高田史拓」という2つの顔を持っている人物と見ると分かりやすいでしょう。
高田ふーみんの本名は?
高田ふーみんさんの本名は、高田史拓(たかた・ふみひろ)さんです。
武田塾関連では「高田史拓」の名前で活動しており、2026年現在も「武田塾 教務・広報」として受験情報を発信しています。
- 活動名:高田ふーみん
- 本名:高田史拓(たかた・ふみひろ)
- 出身地:兵庫県淡路島
- 出身高校:兵庫県立明石北高等学校
- 大学:京都大学経済学部に進学、その後中退
- 職業:YouTuber、武田塾教務・広報
- 主な活動:wakatte.TV、武田塾チャンネルなど
「ふーみん」という親しみやすい名前と、動画内で見せる強烈なキャラクターからは想像しにくいですが、本名では長く大学受験の仕事に携わっています。
高田ふーみんの経歴は?
高田ふーみんさんは兵庫県淡路島で育ち、高校時代から大学受験にかなり力を入れていました。
高校は兵庫県立明石北高等学校へ進学。
高校3年生の春には京都大学がE判定だったものの、武田塾の受験相談などをきっかけに参考書を中心とした自学自習へ切り替え、最終的に京都大学経済学部へ現役合格しています。
京都大学在学中から武田塾の運営に関わり、京都校の立ち上げにも携わりました。
その後、武田塾を運営する株式会社A.verに入社し、本部で教務や広報を担当。
自身がE判定から京都大学へ合格した経験をもとに、受験生へ勉強法を伝える立場になっています。
2019年には、自身の受験経験をまとめた著書「高3春 E判定からの京大現役合格」も出版しています。
動画で大学を辛口に評価する姿ばかりが目立ちますが、その裏側では10年以上にわたって受験教育に関わってきた人物でもあるのです。
高田ふーみんの学歴は?
高田ふーみんさんは、兵庫県立明石北高校から京都大学経済学部へ現役で進学しています。
兵庫県立明石北高校から京都大学へ
高田さんは淡路島から本州にある明石北高校へ通学していました。
京都大学を目指していたものの、高校3年生の春には模試でE判定。
決して最初から京都大学合格が確実な成績だったわけではなく、そこから勉強方法を見直し、受験直前にはA判定まで成績を上げたとされています。
最終的には京都大学経済学部へ現役合格しており、この経験が現在の受験情報発信にも大きくつながっています。
京都大学は卒業せず中退
一方で、高田ふーみんさんは京都大学を卒業していません。
東京大学受験に挑戦することを決め、その覚悟を示す形で京都大学を退学したことを本人が動画で明かしています。
京都大学に現役合格したにもかかわらず、その学歴を手放してさらに東京大学へ挑戦するという、かなり思い切った選択でした。
そのため「京大卒」ではなく、「京都大学経済学部中退」が正確な経歴となります。
wakatte.TVでは何を配信している?
wakatte.TVは、大学受験や学歴をテーマにした教育バラエティ系のYouTubeチャンネルです。
代表的なのが、全国の大学を実際に訪れるキャンパス調査や、学生への街頭インタビューです。
- 大学キャンパスの調査
- 大学生への学歴インタビュー
- 大学や学部の比較
- 偏差値や大学群をテーマにした企画
- 大学受験や勉強法に関する企画
- 受験生や高校生へのインタビュー
高田ふーみんさんは、その中であえて極端な「学歴第一主義」のキャラクターを担当しています。
wakatte.TV側も、全国の受験生や高校生に向けて日本の学歴社会を皮肉る「ブラックキャラクター」であることを動画の説明欄で示しています。
一方、高田さん自身は淡路島で育った経験から、地方では大学の情報を得にくかったと振り返っています。
全国の大学を回ってリアルな情報を届け、受験生にさまざまな大学を知ってもらいたいという思いが、wakatte.TVを始めた背景にあったと語っています。
単に学歴を煽るだけではなく、受験生に大学や進路を意識してもらうという目的も持ったチャンネルだったわけです。
高田ふーみんの福島大学炎上とは?
高田ふーみんさんが2026年9月に大きな注目を集めたのが、福島大学を取り上げた動画での発言です。
wakatte.TVでは2026年8月、福島大学のキャンパスを訪れ、入試事情や震災復興、放射線研究などについて取り上げた動画を公開しました。
問題となった発言
動画内では、福島大学の学生が放射能に関する研究について話す場面がありました。
その流れで高田さんが「福島大には触らせたくない」と発言。
この言葉がSNSなどで拡散され、福島大学が東日本大震災や福島第一原発事故以降に積み重ねてきた研究や、そこに取り組む学生・教職員への配慮を欠くのではないかと批判が広がりました。
普段のwakatte.TVでは大学の偏差値や学歴をかなり強い言葉でいじることがあります。
しかし今回対象となったのは、福島大学が震災と原発事故を経験した地域で長年取り組んできた原子力災害・環境放射能研究です。
いつもの「大学いじり」の延長では済まないと受け止められたことが、騒動が大きくなった理由のひとつでした。
福島大学が声明を発表
2026年9月1日、福島大学は学長名で今回の動画について声明を発表しました。
大学側は、東日本大震災と福島第一原発事故以降、地域や国内外の大学・研究機関と連携しながら、福島の復興や地域課題の解決に向けた教育・研究を続けてきたと説明。
特に原子力災害や環境放射能の研究について、福島の経験を科学的に検証し、その成果を国内外へ還元するための重要な研究活動だとしています。
そして、こうした活動に真摯に取り組む学生や教職員の尊厳が傷つけられることがあってはならないとの考えを示しました。
同時に、高田さんなど特定の個人に対する誹謗中傷や不適切な言動についても行わないよう呼びかけています。
動画削除と最初の謝罪
高田さんは9月1日、自身のXで今回の発言について謝罪し、問題となった動画も削除しました。
東日本大震災や原発事故の被害、福島大学での研究や学びを揶揄する意図はなかったとしたうえで、自身の発言には配慮が決定的に不足していたと説明しています。
ただ、騒動はここでは収まりませんでした。
「そのような意図ではなかった」という説明が前に出たことで、発言そのものへの向き合い方を疑問視する声も続きました。
文部科学大臣も動画について言及
さらに9月4日には、松本洋平文部科学大臣が記者会見で今回の動画について言及しました。
学生や教職員の尊厳を傷つけるような言動はあってはならないとしたうえで、大学の研究力を偏差値で判断することは適切ではないとの考えを示しています。
YouTube上の一つの発言から始まった騒動が、大学の公式声明だけでなく文部科学大臣の会見でも取り上げられるところまで広がったのです。
高田ふーみんが改めて動画で謝罪
9月5日、高田さんはwakatte.TVで改めて謝罪動画を公開しました。
その中では、自身の発言について「本当にひどい発言だった」と認め、深く反省していることを明かしています。
また、最初の謝罪では「震災や福島を揶揄したわけではなく、入試難易度について言った」という弁明の気持ちが強くなりすぎていたことも振り返りました。
普段は学歴社会を皮肉るための強烈なキャラクターを演じてきた高田さんですが、今回はそのキャラクターだけでは片付けられない発言だったことを本人も認める形となりました。
まとめ
今回は、高田ふーみんさんは何者なのか、本名や経歴・学歴、wakatte.TVの配信内容、福島大学をめぐる炎上についてまとめました。
- 本名は高田史拓
- 兵庫県淡路島出身
- 兵庫県立明石北高校から京都大学経済学部へ現役合格
- 京都大学は卒業せず中退
- 現在は武田塾本部で教務・広報を担当
- wakatte.TVでは学歴第一主義のブラックキャラクターとして出演
- 福島大学の放射能研究をめぐる発言で炎上
- 福島大学が声明を発表し、文部科学大臣も言及
- 高田さんは動画を削除し、改めて謝罪動画を公開
高田ふーみんさんは、動画だけを見ると「学歴で人を判断する過激なYouTuber」という印象が強い人物です。
一方で、自身もE判定から京都大学へ現役合格し、現在も受験教育の現場で情報発信を続けています。
だからこそ今回、大学の研究活動そのものに踏み込んだ発言が大きな問題となったことは、高田さんやwakatte.TVにとってもこれまでとは重みの違う出来事になったといえそうです。


コメント