北海道共同募金会の元事務局長は誰?赤い羽根1.8億円使途不明・1.9億円借入も
「赤い羽根共同募金」を運営する北海道共同募金会で、約1億8000万円の使途不明金が発覚しています。
さらに2026年8月18日、元事務局長が偽造した議事録などを使い、金融機関から約1億9000万円を借り入れていたことも明らかになりました。
北海道共同募金会の元事務局長は誰?
北海道共同募金会の元事務局長について、2026年8月18日時点で今回の問題に関する実名は公式には公表されていません。
公表されている人物情報は、
- 58歳の男性
- 北海道共同募金会の元事務局長
- 会計責任者を務めていた
- 2026年7月に懲戒解雇された
という内容です。
一方、過去の公開情報を調べると「成田達哉」という人物が北海道共同募金会の事務局長を務めていたことが確認できます。
2022年11月に行われた研修では「社会福祉法人北海道共同募金会 成田達哉事務局長」として登壇しており、2023年にも北海道共同募金会の「成田事務局長」として活動していました。
このためネット上では成田達哉氏の名前が今回の元事務局長と関連付けて取り上げられています。
ただし、北海道共同募金会による今回の発表や一連の報道では元事務局長を「58歳の男性」としており、「成田達哉氏が今回の当事者である」と実名で発表された事実は確認できていません。
過去に事務局長を務めていた人物の名前が一致するという情報と、今回の元事務局長の実名が公式確認されたことは分けて見る必要があります。
赤い羽根1.8億円使途不明で何があった?
北海道共同募金会では、赤い羽根共同募金などで集められた寄付金のうち約1億8000万円が使途不明となっています。
問題が表面化したきっかけは、2026年2月17日に国税局が事務局長に対する所得税法違反の疑いで査察に入ったことでした。
この際に多くの会計資料が押収され、その後に残された資料などを調べたところ、3月末になって本来あるはずの資金が大幅に不足している可能性が判明しました。
2025年度に集まった「赤い羽根共同募金」などの寄付金は約6億7000万円。
そのうち約1億8000万円の使い道が分からなくなっており、元事務局長が2020年ごろから寄付金を着服していた可能性があるとみられています。
北海道共同募金会は2026年7月13日付で、この事務局長を懲戒解雇しました。
元事務局長の1.9億円借入とは?
2026年8月18日には、使途不明金問題をめぐって新たな事実が明らかになりました。
元事務局長は2025年、北海道内にある2か所の金融機関から合わせて約1億9000万円を借り入れていたということです。
その際に使われたとされるのが、北海道共同募金会の理事会議事録などでした。
ところが、金融機関に示された議事録は偽造されたものだったとされています。
北海道共同募金会では、元事務局長が使途不明金の発覚を逃れるために借り入れを行った可能性があるとみています。
約1億8000万円の資金が不足する一方で、約1億9000万円を外部から借り入れていたことになり、不足した資金を別の資金で補うような不正な会計処理が繰り返されていた疑いが浮上しています。
なぜ長期間発覚しなかった?
今回の問題では、北海道共同募金会の資金管理体制にも注目が集まっています。
寄付金の管理は事務局長が1人で担当していたとされており、2020年ごろから不正が始まっていた可能性があるにもかかわらず、2026年まで問題が表面化しませんでした。
さらに調査では、
- 実際の支払い額より多く現金を引き出す
- 募金会から自身が管理していたとみられる口座へ送金する
- 金融機関から資金を借り入れる
- 偽造した議事録などを借入時に使用する
といった不正な経理処理の疑いが明らかになっています。
内部の確認によって発覚したのではなく、元事務局長に対する国税局の査察が問題発覚のきっかけになった点も大きな特徴です。
元事務局長は逮捕された?
2026年8月18日時点では、北海道共同募金会は元事務局長に対する刑事告訴などを進める方針です。
また、偽造された議事録などを使って金融機関から約1億9000万円を借りていたことから、金融機関に対する詐欺にあたる可能性も含めて調べられています。
北海道共同募金会は刑事告訴だけでなく、元事務局長に対する損害賠償請求も検討しています。
使途不明となっている約1億8000万円が実際にどこへ流れたのか、約1億9000万円の借入金がどのように使われたのかについても、今後の捜査や調査で明らかになる可能性があります。
まとめ
今回は「北海道共同募金会の元事務局長は誰?赤い羽根1.8億円使途不明・1.9億円借入も」と題して、北海道共同募金会で発覚した問題についてまとめました。
今回の元事務局長は58歳の男性で、2026年7月に懲戒解雇されていますが、実名については公式には公表されていません。
過去の公開資料からは成田達哉氏が北海道共同募金会の事務局長を務めていたことが確認でき、ネット上でも名前が挙がっていますが、今回の元事務局長と同一人物であるとの公式な実名発表は確認されていません。
約1億8000万円の使途不明金に加えて、偽造した議事録などによる約1億9000万円の借り入れも判明しており、北海道共同募金会は刑事告訴や損害賠償請求を進める方針です。
善意によって集められた寄付金をめぐる問題だけに、使途不明金の行方や借入金の使い道、今後の刑事手続きがどのように進むのか注目されます。


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