元救急隊員のリアル– category –
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熱性けいれんは救急車を呼ぶべき?“再発が怖いから”では呼んではいけない理由
「子どもが熱を出している。以前けいれんを起こしたことがあるから、また起きるかもしれない…」 「怖いから、念のため救急車を呼ぼうか…」 そんな不安を抱えた経験がある親御さんも多いのではないでしょうか。 私は元救急隊員として、日々さまざまな子ども... -
子どもが体調を崩したとき、救急車はいつ呼ぶ?迷った時に知っておきたい判断基準
「子どもの体調が急に悪くなった…」 「こんなとき、救急車を呼んでいいのかな?」 小さなお子さんを持つ保護者であれば、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。 私は元救急隊員として、日々さまざまな救急要請に対応してきましたが、「呼んで正解... -
【元救急隊員が伝える】救急車を呼ぶときに用意しておくと安心な持ち物リスト
救急車を呼ぶ場面は、ほとんどの人にとって突然の出来事です。 だからこそ、いざというときに 「これだけは用意しておけばよかった」 という後悔を少しでも減らしてほしい――。 そんな思いから、今回は元救急隊員の視点から、「これがあったおかげで現場対... -
救急車「呼ぶか迷ったら」どうする?つながらない#7119と備える知識
「これって救急車を呼ぶべきなのかな…」 急な体調不良やケガの際、判断に迷った経験はありませんか? そんなとき頼りになるのが「#7119(救急安心センター)」です。 医師や看護師が電話で症状を聞き、緊急性の有無をアドバイスしてくれる便利な窓口ですが... -
「救急車が邪魔だ」と怒鳴る前に──その数分、命が懸かっている
私は元救急隊員として、現場で数えきれないほどの緊急対応にあたってきました。 そんな中で、ときに「邪魔だ」と怒鳴られたり、クラクションを鳴らされたりすることがありました。 ですが、救急車がその場にとどまっている“意味”を少しでも知ってもらえた... -
救急車のサイレンがうるさすぎる⁉ 増える苦情と社会の変化、その本当の理由とは
「夜中のサイレン、うるさすぎるんだけど…」 SNSや自治体への苦情窓口に、こうした声が寄せられることが増えてきました。 確かに、静かな夜に響くサイレンの音は時に不快に感じるかもしれません。 ですが、元救急隊員として私が伝えたいのは、そのサイレン... -
【元救急隊員の本音】「そんなこと聞いてない…」医療機関との“食い違い”が生む救急隊の苦悩とは?
救急搬送は、情報のリレーで成り立っている 救急隊の仕事は、傷病者の元に駆けつけて処置を施し、ただ病院に運ぶだけではありません。 実は、現場で得た『限られた情報』をいかに正確に医療機関へ伝えるかが、その後の処置や診断に大きな影響を与える非常... -
「命の現場で笑っていた人たちへ」〜元救急隊員が見た“忘れてはならない姿勢”〜
私は元救急隊員として、数多くの高齢者施設からの救急要請に対応してきました。 その中では、命の重みに真摯に向き合う職員の姿に心を打たれることもありましたし、反対に「人としてどうかしている」と言いたくなるような場面に出くわすこともありました。... -
元救急隊員が警鐘!熱中症は“防ぐ”より“重症化させない”が命を守る
「熱中症を予防しましょう」── 毎年暑くなると、テレビやSNSなどで毎年のように聞こえてくる言葉です。 確かに予防は大切です。 ですが、元救急隊員として数多くの現場を経験してきた私はある危機感を抱いています。 それは、「熱中症は防げるもの」という... -
【救急現場の本音】「持病はありません」の裏にある真実――元救急隊員が語る“聞き出しの技術”
救急現場で、傷病者やご家族に「持病はありますか?」と尋ねると―― 返ってくるのは、決まってこうした言葉です。 「特にありません」「病気なんてしたことないよ」 でも、その言葉を鵜呑みにしてはいけない。 お薬手帳を開いて初めて見えてくる“本当の病歴...